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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】
[309]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/19(土) 21:35:16 ID:??? ちなみに初めの方に引いたカードですが(日向カード引いた時のです)、選択によっては他にもこんなのが出ました。 ダイヤ:三杉のカード ドリブル+1 ブロック-1 習得:華麗なドリブル(1/4でドリブル力+3) ハート:岬のカード パス+1 ブロック-1 習得:ジャンピングボレー(低シュート力+4)200消費 クラブ:若林のカード パンチング:41 キャッチ:38 習得:SGGK伝説(PA外からのシュートに対しセーブ力+3)
[310]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 18:19:39 ID:??? > ★凡太 オーバーヘッドキック ( ハート8 ) 44+( 1 + 2 )+(ガッツ切れペナ-1)= 46 > ★修哲SB右 クリア ( クラブ9 ) 37+( 3 + 4 )+(人数補正+2)= 46 > ★修哲SB左 クリア ( ダイヤ5 ) 37+( 5 + 1 )+(人数補正+2)= 45 > ★修哲DMF クリア ( ハート8 ) 37+( 2 + 2 )+(人数補正+2)= 43 > ★修哲CB前 クリア ( JOKER ) 37+( 6 + 5 )+(人数補正+2)= 51 *JOKER自動6ゾロ! > ★修哲CB奥 クリア ( スペード5 ) 37+( 5 + 2 )+(人数補正+2)= 46 【シューター】−MAX【ブロッカー】≦−2→大きくクリア。 凡太「オーバーヘッド……」 凡太は勝利への最後の希望を込め、一か八かの大技に挑む。 が、しかし、やはりぶつけ本番で使うにオーバーヘッドキックは難しすぎた。 修哲SB右「おらぁ!」 修哲SB左「おお!」 修哲CB前「これで……」 修哲CB奥「試合終了だ!」 凡太「駄目だ……届かないッ!」
[311]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 18:20:53 ID:??? バシィィィ! 若林「勝った……!」 凡太の脚がボールに届く前に、修哲DF陣はボールを大きくペナルティエリアの外へ弾き出した。 凡太「畜生ッ……!」 最後のシュートを放つことも出来ず、遠ざかって行くボールを見送ってから、凡太は強く唇を噛みしめ、 目をギュッと瞑った。 ……ビシャァァァァッ!! そして一瞬の後、敗北の重い現実に押し付けられるように、ぬかるんだグランドへ背中から叩き付けられる。 ピーーーーーーーーーーーーーーーッ! 同時に、試合の終了を告げる長い笛が鳴り響く。
[312]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 18:23:12 ID:??? 石崎「試合……終了」 南葛MF1「ああ……」 南葛CB左「終わった……」 南葛DMF「ここまで……か」 走り続けていた足を止め、呆然と立ちつくす南葛イレブン。 冷たい雨が、疲れた彼らの身体を更に痛めつけるように降りかかる。 若林「よしっ!」 修哲CB前「勝った!勝ったぞー!!」 キスーギ「俺が居るんだから勝って当然だろ!」 修哲MF1「まあ実際お前が一点取ったんだしな!」 修哲MF右「大口もまあ許してやるよ!」 修哲SB右「しっかし苦戦したなぁ……」 修哲SB左「ああ、南葛は翼だけだと思ってたのに、凡太とか言う奴もいたからな」 修哲DMF「あいつは厄介だったなぁ。後半終了間際のシュートなんか、絶対決められたと思ったもんな」 修哲CB奥「おいおい、キャプテンがゴールを割られると思ってたのかよ」 修哲DMF「ははっ、そんなことはないけどさ、ちょっとびびったよ」 修哲MF左「しかし、最後までやばかったなぁ……」 修哲MF1「ああ……凡だけじゃねぇよ、南葛がここまでやるとは思わなかった」 南葛イレブンとは対照的に、冷たい雨をものともせずはしゃぎ回る修哲イレブン。 その明暗の差は勝負の上で避けられないものだが、やはり残酷ではある。
[313]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 18:25:54 ID:??? 凡太「負けた……」 ゴール前の水たまりで大の字になったまま、凡太は降りしきる冷たい雨を浴びる。 顔に当たる雨の冷たさとは異なる熱い液体が顔を伝い落ち、空を占める暗く厚い雲が奇妙に歪んで見えた。 凡太(負けるってのは、こんなに悔しいもんなんだなぁ……) 長い時間、立ち上がれなくなるまでフィールドをかけずり回った疲労、身を切り裂くような冷たい雨、強く打ち 付けた背中を焼く激しい痛みと、窒息感。 凡太(だが……) たった一つ敗北は、それら全てよりも激しく、凡太の心と体を焦がす。 凡太「あー……」 肺の中の空気を全て吐き出し、凡太は泥まみれの手で両目をグッと拭う。 目に溜まった熱いものは全てこぼれ落ち、泥水に紛れる。 凡太「……」 目を開けた時、視界はもう歪んでいなかった。雲は厚く、まだ雨は降っていたが、雨粒の一つ一つも、 泥塊の様な雲の腹も、はっきりと目に映る。 そしてその視界にもう一つ、大きな手。 若林「……掴まれよ」 凡太「若林……」 泥の中で仰向けに倒れる凡太に、若林は手をさしのべる。 その大きな体も、凡太と同じように雨に濡れ、泥にまみれていた。 凡太「……」 ★若林の手を…… A:掴む。 B:掴まない。 先に2票入った選択肢に決定します。
[314]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 18:28:44 ID:jqXrjIcY 上げてなかった。 結構重要選択です。
[315]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 18:30:43 ID:T3xbQn5c A 強かったよゲンさん。
[316]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 18:39:04 ID:iVlNl0go A
[317]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 20:49:29 ID:??? 読み切り分終わるな
[318]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/20(日) 22:08:39 ID:2aPfAXZs > A:掴む。 凡太「……」 凡太は黙って差しのばされた手を掴む。 その手を若林は強く引き、凡太の身体を泥の中なら引き起こす。 若林「また、サッカーやろうな」 凡太の身体を引き起こしながら、若林は言う。 凡太「ああ……」 雨に濡れる顔を若林に向け、凡太は静かに、しかし力強く答えた。 しかしほぼ時を同じくして、敗北よりも更に過酷な現実に置かれた男が居た……。
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0ch BBS 2007-01-24