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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[223]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:42:38 ID:??? マルス「けれども、ここまで勝利してこれたのは今は別の場所で戦っている多くの仲間達のおかげなんだ。 皆と一緒に勝利の喜びを感じたいという気持ちも僕の中にはある。 ……森崎。指揮官として君に聞きたい。君はどうするべきだと思っているんだい?」 森崎「(仲間と勝利の喜びを…か。なんだか随分懐かしい感情だ……)」 気づけば森崎は周囲の人間が自分より劣っている存在なのだと強く思い込むようになっていた。 そして少しでもつけ込む隙があれば、徹底的にそこを突く。自分の地位を少しでも上昇させるために。 他人の弱みを探し、見つけ、そして脅す。時には実力行使や奇行と呼ばれる様々な行動を起こしたりもしてみた。 その弛まぬ野心はついに実を結び、自分は南葛SCの正ゴールキーパーの地位を獲得したのだ。 自分は生まれ変わったのだ。もう気弱で自分に自身のなかったあの森崎有三は消えたのだ。 何者にも左右されず、自分の野望に忠実に生きる一匹の獣。 自身でも制御できないその力に翻弄されながら、森崎は戦い続けてきた。 森崎「(でも俺は……あの頃の自分を頼りにもしていたと同時に嫌ってもいたんだよな……)」 南葛中、そして全日本jrユース時代。森崎は引き続き自分の地位を守るために様々な策略を行使する。 時には取り返しの付かない状態に陥ってしまうこともあった。しかし、この誰かに与えられたであろう 『リセット』の力で、困難をむりやりに乗り越え、現在まで至っている。 そしてこのアカネイア大陸での戦いに明け暮れる日々。 その日々の中で、森崎は忘れかけていた仲間との信頼を徐々に思い出しつつあった。 時にはその気恥ずかしさに嫌気が差すこともあった。仲間を蔑ろにする行動をしたこともあった。 だが、最後に森崎が選んだのは力で相手を支配することではなかった。 心から相手を信頼し、自分の弱さを曝け出し、絆を結ぶことで生まれる尊い力を選んだのだ。 森崎「(マルスは確かに強くなったよ。この2年間で多くの人達と出会い、成長していった。 でも……俺は……俺はどうなんだ?俺も、俺もマルスのように成長することができたのか……?)」
[224]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:44:21 ID:??? 今の自分は、はたしてマルスのように堂々としているだろうか? 昔の弱かった自分を奮い立たせてくれた、あの『モリサキ』という存在を捨てた自分は―― 今の自分ははたして成長したと言えるのだろうか?その答えはおそらく、この戦いが終わったあとに判明するだろう。 日本サッカー協会が密かに計画を立てている代表選考会特別試合。 陽子の情報ではこの試合によって代表選手、引いてはキャプテンを選んでしまうらしい。 森崎「(俺達の部隊だけで戦ったほうが、得られるものは大きいだろう。 俺にとっての最後の戦いに備えて、少しでも経験を積んでおきたい気持ちはある)」 森崎はしばし瞳を閉じて考えをまとめた。そして―― ☆どうしますか? A行こう!決着をつけるんだ!(マルス隊だけでメディウスに勝負を挑みます) Bもう少し待とう。やはり力を合わせなければ!(仲間の到着を待ちます) Cマルスに任せる。お前の意志を俺は信じる!(マルスに選択を委ねます) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[225]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 02:57:54 ID:nni6C53I A ちょっとやそっとじゃ揺るがない精鋭部隊だし
[226]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 03:53:55 ID:xIk0ZdBM B ここまでの戦いは皆が揃ってたから勝てたんだぜ!
[227]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 04:12:02 ID:??? C
[228]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 04:43:22 ID:9YuTbEzQ A
[229]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 06:16:04 ID:??? >A行こう!決着をつけるんだ!(マルス隊だけでメディウスに勝負を挑みます) この4人だけで最後の決着を付ける―― この選択を選んだ森崎には先述した思惑があった。 自身の成長のチャンスを逃さない、狡猾な選択だと言われても仕方がない選択かもしれない。 だが、今の森崎だけにしか抱けないもうひとつの大きな理由がある。 森崎「(他の仲間達をこれ以上危険な目に晒すわけにはいかない。 俺は決めたんだ。もう二度と犠牲者は出さない。出させないってな!)」 親しかった人間を失う。森崎の人生の中では『中山政男』という存在がその経験の最初だろう。 事の真相としては、危険を防ぐために身を隠していたというまさかの出来事として落ち着いたわけなのだが。 あの時の哀しみと苦しみ。自分の身を切り裂かれるような心の痛みを森崎は忘れはしなかった。 ここまでの勝利はマルスの言うとおり多くの仲間の協力のもとで成り立っている。 そして、多くの戦友たちの尊い犠牲もその中に含まれていることを森崎は知ったのだ。 森崎「マルス」 マルス「……うん」 森崎「終わらせるぞ」 マルス「ああ!!」 これ以上の言葉は二人に入らなかった。考えていることは同じ。 一刻も早くメディウスを倒し、このアカネイア大陸を真の解放へと導くのだ。 正面に向き合い力強く頷く二人を見て、ガトーは意を決したように通路の角へと魔法を放つ。 ブ……ン!!
[230]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 06:17:55 ID:??? シーダ「ガトー様、いったい何を…?」 ガトー「あの通路に結界を張った。これで他の部隊の者たちは 玉座へと続くこの道を目視することができなくなったはずじゃ」 これでもう他の仲間に危害が及ぶことはない。それと同時に森崎たちの退路も消えたことになる。 マルス「よし、みんなきけ!これより我が部隊は玉座への道を一直線に駆け抜ける! 待ち受けているであろう竜たちを撃破し、一刻も早くメディウスを倒すぞ!」 神剣ファルシオンを掲げ、マルスはこの戦いにおいて最後の命令を高らかに出した。 シーダ「お父様、お母様、タリスのみんな……私に、どうかマルス様と共に戦い抜く力を……!」 森崎「待ってろよマルス。俺がお前を勝利へ導いてやる!」 シーダは胸の前に手を合わせ、勝利を祈る。 森崎はドラゴンキラーを肩に担ぎ、あの夜の誓いを今こそ果たさんと叫んだ。 ガトー「(うむ……ここまでは予定通りと言ったところじゃな…… メディウスよ、もうしばらくの辛抱だ……待っておれ)」 そしてガトーは決戦に臨む3人の様子を、目を細めて眺めていた。 全てはあの老人たちとの誓いのため。『リセット』という 禁断の力を行使してでも彼らの願いを聞き届けようとしたあの誓いのため。 ガトー「さあ、時は来た。光の王子マルス。白き戦姫シーダ。そして異界の戦士森崎よ。 今こそメディウスを地の底へと封ずるのだ!」 一同「「「おおおおおおぉぉぉぉ!!!」」」
[231]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 06:19:28 ID:??? ズドドドドッ!! 森崎を先頭に次々と湧き上がる火竜たちをなぎ倒すが如く突き進む。 恐怖という感情などいざしらず、勇猛果敢に突撃する彼らを待ち受けていたのは―― VSメディウス親衛隊→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→1匹の魔竜と3匹の火竜が襲いかかってきた! ハート→2匹の魔竜と3匹の火竜が襲いかかってきた! スペード→2匹の魔竜と4匹の火竜が襲いかかってきた! クラブ→3匹の魔竜と4匹の火竜が襲いかかってきた! JOKER→なんといきなりメディウスとの最終決戦だ〜〜〜!? ※6以上でマルス隊の先攻です
[232]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 06:55:32 ID:??? VSメディウス親衛隊→ スペード7
[233]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 17:51:51 ID:??? いよいよクライマックスだな!熱い!
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0ch BBS 2007-01-24