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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[696]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:34:36 ID:??? 片桐「いやぁ、素晴らしいですよモロドフさん。2日後の試合が今から楽しみでありません」 モロドフ「そうですか。よい練習相手になっていただけるようでなによりですよ」 片桐「ただ……やはり気がかりなのはチーム分けについてですね。 やはりこちらで戦力が平等になるようにある程度分けておくべきだったのではないでしょうか? 森崎や若林の選択によっては、一方的なゲームになる可能性も考えられます」 見上「片桐くん。森崎をアカネイアに送りだした理由を思い出したまえ。 何も源三の『リセット』の能力から守るためだけに送ったわけではない」 片桐「……そうでしたね。我々は彼に『優秀な者』だけを選定できる力を身につけさせたかった。 未開の地で、まったく面識のない仲間の中から本当に使える者だけを選び育て上げる力を。 聞けば、森崎が関わってきた選手の多くは新たな才能に目覚め成長を繰り返してきました。 ほぼ無名の存在であった中里や山森、そして中山の躍進には森崎の影響がありましたからね」 見上「そうだ。我々は森崎に宛てがわれた『星』の力による『進化』の力をもっと有効に使いたいのだよ。 そのためにも、森崎には己の感情を捨て去って優れたメンバーを選んでもらわなければ困るのだ。 才能のない者の成長率を高めるよりも、才能のある者の成長率を高めたほうが圧倒的に強く育つものだからな。 そして、今回彼がアカネイアから連れてきたメンバーはそれを象徴するに実にふさわしい。 あとは森崎が自分の感情抜きに優れたメンバーだけを選びチームを結成することを祈るだけだ」 片桐「それは心配要らないでしょう。彼は異様なほどにキャプテンという地位に執着しています。 この試合に勝たなければキャプテン、ましてや正GKになれないと聞けば、意地でも勝利を優先してくるでしょう」 見上「ああ。源三が勝てばそれでよし。もとより将来性に置いては源三のほうが優れているからな。 もし森崎が勝ったとしても優秀な者だけを選べるようになったのならば 安心してチームを指揮させることが出来る。より強い全日本を作ってくれることだろう」
[697]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:36:24 ID:??? 片桐「はい。後は……森崎以外の3人の『リセット』の能力についてですね。 森崎が関わった者たちを『進化』させる能力があるのならば、 他の者達にもそれに並ぶ能力が与えられているはずです」 見上「それを知るためにもロベルト氏と吉良氏に何度も連絡をとっているのだが…… やはりそう簡単に己の教え子の秘めたる力はひけらかしてはくれないらしい。 源三の持つ真の能力はここ数日でようやく理解することが出来たのだがね」 片桐「え!?それは本当ですか?」 見上「既にあいつには次の行動を指示している。ふふ……まぁ見ていたまえ片桐くん。 私はこの3日間で全日本を変えるよ。世界一優秀なチームへとね」 自分たちが果たすことの出来なかった夢を彼らに叶えてもらうために。 見上と片桐は暗躍する。より理想する全日本を結成するために。 そしてその二人の様子をモロドフは冷めた目で眺めていた。 モロドフ「(どんな選手も弾き手に恵まれなければその才能を開花させることなど無い。 例え『星』の力により成長率を高めることが出来たとしても―― 実際に戦場に立たせ、指揮を任される人物が無能であればその能力も無駄になるのだ。 どうやら彼らはそれを理解していないようだ……嘆かわしいことだ)」 そして小さくため息を吐き、再びノートへとメモを走らせる。
[698]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:38:58 ID:??? 森崎「さーて、合同練習も終わったことだし夕食の時間まで部屋の中でくつろぐかなぁ」 練習後、それぞれの部屋に戻ろうとしている最中に、突然森崎に話しかけてくる人物があった。 森崎とは小学生の頃からの付き合いであり、今ではキャプテン、そして正GKを争うライバルである若林である。 若林「森崎、ちょっと時間あるか」 その一言に、森崎は自分の耳を疑うかのような微妙な顔をする。 あの傲慢さが滲み出ていた若林からは考えられない、頼み込んでくるような物言いだったからだ。 若林「安心しろ。『あの時』のように井沢達を使ってお前を締め上げようってわけじゃねぇからさ」 軽く笑い、二人が完全に敵対関係に陥った原因でもある昔の出来事を語る若林は話を続ける。 若林「お前がどれだけ腕を上げたか……そして俺がどれだけ腕を上げたのかを認識させておきたくてな。 お互いに2日後の試合の際のチーム選びの参考にもなるとおもうんだ。 日向と翼にも声をかけてある。まぁ言うなればキャプテン候補たちだけの前哨戦ってやつだ。 ……もちろん付き合ってくれるよな?」 親指を立てて、自分の後ろのほうを指し示す。そこにあるのはもちろんサッカーのゴールである。 森崎「(…いったいどういうつもりだ?単に俺の力を確認したいだけってわけじゃ無さそうだな…… あいつは中山たちの成長を『リセット』しやがった最悪な男だ。なにか罠を仕掛けてくるはず。 だが……ここで断って逃げたと思われるのも何だかしゃくにさわるしなぁ……)」
[699]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:40:35 ID:??? ☆どうしますか? A一人で若林についていく B念の為に誰かを連れて若林についていく C若林についていかない 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[700]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:43:57 ID:VCl9mgUo B 変に巻き込みたくはないけど、ここは信頼できる人間を共に連れて行きたいね…
[701]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:45:16 ID:hjVVt5ZQ B
[702]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:45:53 ID:eqkIHag+ B しかし誰を連れてくか マルスか中山か、もしくは影から中里に警護してもらうか
[703]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:45:53 ID:??? こりゃあわざと戦力外だけを集めたいくらいだな そうした上で勝利するのがベストだろう 問題はそれで敗北するのと、強力なメンバーだけを集めて勝利するのとでどちらがベターなのかだ
[704]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:48:19 ID:??? >>703 どう考えても後者だろう 前者だと大口叩いただけの馬鹿にしかならん
[705]森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:49:03 ID:??? 負ければキャプテン争いはほぼ絶望、第二部の開始ステに強い不利を及ぼすってのは明言されてるからね。 そもそも選んだのは「強い奴」じゃなくて「強くて信頼のできる戦友たち」なんだぜ。 見上たちはその辺をわかってないのさ。
[706]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:57:10 ID:??? >B念の為に誰かを連れて若林についていく 森崎「(万が一若林が俺の能力をリセットしようとしても すぐに止めてもらえるように誰か護衛をつけておくべきかな)」 森崎はその考えを評定に出さないように注意しつつ、若林に答えた。 森崎「ああ、いいぜ。でも、せっかくだしギャラリーでも付けたほうが盛り上がるとは思わないか? まぁ俺にコテンパンにされるのを見られるのが嫌だって言うんなら別にいいんだけどな」 若林「……好きにしろ。どうせすぐに済むことだ」 一瞬眉をぴくりと動かしたが、若林は特に気に止めることはなく森崎の言葉を容認する。
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0ch BBS 2007-01-24