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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜
[488]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 15:25:57 ID:awmgoVNE >>487 流石にコレだけ悪い結果が重なると笑い事ではないかもしれません… いや、逆に笑うしかない状況に追い込まれたともいいますがw シェスターは『しぇ』で単語登録してるので同じ「しぇ」で始まるシェリルとたまに間違えるのですね。 誤字脱字、同じ言葉の連続など、言い回しの不味さでは全スレ中no1であるのは間違いないスレなので その辺は生暖かい目で見ていてください。 シェリルの理由→クラブ7 クラブ 「私より先に初陣を迎えるのか。武運を祈る」といわれたから。 シュナイダーの発したその一言は致命的だった。 それは元々シュナイダーの手際の悪さが全ての原因であったが故である。なのにこの男はその原因を ぬけぬけと尋ねにきたのだ。貴族という人種がそういうものであることはマネージャーのグレースに 嫌というほど教わってきたのだが、彼だけは違うとどこかで信じていたが故にその絶望感もより際立つ。
[489]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 15:27:25 ID:awmgoVNE シェリル(………) シュナイダー「ん?いいたくないのか?」 まず最初に一番ナイーブになる時間…本番ギリギリの時点にやってきた点。いや、 やってきてくれたことは嬉しいという一面は確かにある。しかし、それならばもっと速く着てくれないと まともに話も出来ないし、気をほぐすためにマッサージを受けていた時間に来るというタイミングの悪さ。 いや、コレを彼のせいにするのは流石に言いがかりとしか言いようがないのだが、絶望にも似た 感傷を持ってしまった彼女にはそれ通じない。そして極めつけの言葉。 シェリル「……それは…私より先に初陣を迎えるのか。武運を祈る。といわれたからです」 一字一句間違えず、言いよどまずに答える堕ちた歌姫。 シュナイダー「…どういう意味だ?」 ピクン!と貴族としてのプライドが競りあがる。シュナイダーにとって平民とは対等ではなく 保護すべきもの、もしくは敬われるもののどちらかであるべきであり、シェリルのそれはその 両方から逸脱する言動だった。
[490]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 15:28:29 ID:awmgoVNE シェリル「あなたの言葉で目の前が真っ暗になり、気がつけばコンサートは終わってしまいました」 『彼に』問われなければ決して表に出る事無く、時間は掛かるだろうが何時かは忘れるか思い出に なるはずの感情が煮えたぎったマグマのように噴出してしまう。 シュナイダー「それではシェリルは私の一言で程度で自らの最も欲するものを失ってしまう。その程度の 覚悟だったというのだな?」 当然、自分が後ろ盾になっている人物にそんな事を言われて黙って置けるはずが無いシュナイダーは そう尋ね返す。彼にとっては飼い犬に手を噛まれたも同然であるがゆえの言葉であり、その言葉には 貴族の貴族たる所以…いや、この場合は保護者が被保護者に対して行う高慢さが宿っていた。 シェリル「…それは……」 わずかにいいよどむシェリル。確かに彼を自身の中に入れず、あくまで金づると考えることが出来ていれば もっと理性を働かせて行動する事ができたかもしれない。…いや、そうするだけの器量を彼女はたしかに 持ち合わせていた。それを心の一部で認めることが出来る明晰さを持っているが故に心の奥淵のマグマは 急激に冷やされていく。
[491]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 15:29:40 ID:awmgoVNE シュナイダー「残念だよ。シェリルにとって今回のコンサートはその程度のものだったとはな」 もし今回の初コンサートが成功して、それが自分のためだといわれればそれはきっとパトロン冥利に 尽きるのであろうが、その全く逆のことを言われてしまったのだ。例えそれが一時の気の迷いの言葉 だったとしても、子爵になるシュナイダーに平民が口にしてしまえば、どんな事をされても文句は いえないともいえる。 断崖絶壁のシェリル→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤ …スミマセンでした。最後の最後で自分の非を認めた。 ハート そこまでよ。ドアの外に控えていたグレースが仲裁に入った。 スペード そこまで!立ち聞きしていたベルンハルトが仲裁に入った。 クラブ ……… となります。
[492]森崎名無しさん:2011/06/21(火) 15:37:14 ID:??? 断崖絶壁のシェリル→ スペード7
[493]森崎名無しさん:2011/06/21(火) 15:57:43 ID:??? あっぶねえええ これでクラブなら完全アウトだったろうに、温情措置で土俵際ってとこだね
[494]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 16:27:05 ID:awmgoVNE >>493 数度の行き違いで破局するカップルもいますが、そうでない場合のほうが多いですからね。 最悪のパターンは回避できたということでしょう。 断崖絶壁のシェリル→スペード7 スペード そこまで!立ち聞きしていたベルンハルトが仲裁に入った。 一度口にしてしまえば引っ込みがつかない言葉というのは確かにある。そして今回の言葉の場合は そのギリギリの線上にあり、どちらかがこの後一歩引いたとしてもその傷は2人の間に 深く長く刻み込まれることとなりそうだった。 シュナイダー(…後悔している…のか?この俺が?) シェリル(……私は…こんなところで終わってしまうの?) 2人の口論にも似た応酬に一瞬だけ思惑の時間…つまりは僅かな隙が生まれる。
[495]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 16:28:53 ID:awmgoVNE ベルンハルト「2人とも、そこまで!」 しかし、2人のうちのどちらかが…あるいは両方ともが回避不能で尚且つ致命的となる一言を 発するまでのほんの僅かな隙にそれを外で聞いていた人物が入り込んで来る事に成功した。 その人物の名はベルンハルト・フォン・シューマッハ。一度は絶えてしまった名家の名を100年以上の 時を経て再興させ、再び名乗る事を許された人物の息子であり、現当主そのひとである。 シュナイダー「兄上!?帰られたのでは無かったのですか?」 意外な人物の登場により思考回路が混乱したシュナイダーはうめくようにそう言葉にするだけで 精一杯であり、現実感を喪失し始めていた。 ベルンハルト「下がれカール!今回はお前も悪い。いったはずだ。彼女の緊張感は最大限になっていて ナイーブになっているという事を。失敗できないという事は何よりも彼女自身が最も感じているという 事なのに…貴様という奴は追い詰めるだけが貴族の役目と思うてか!」 そう一喝する長兄。そして、シュナイダーがそれに対して反論しようとするより速く…
[496]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 16:30:56 ID:awmgoVNE ベルンハルト「そして、シェリル・ノーム!貴女はもっと悪い!本当に今回の失敗はカールの一言 だけなのか!?もし、カールが楽屋に来なかったとして本当にこの会場全体を満足させるだけの パフォーマンスを行えたと言い切れるのか?貴様は己が失敗を事もあろうに主である人物に 責任転嫁させているだけではないのか!」 普段は精悍な顔立ちでありながら温厚にも見える彼だが2人を痛烈に批判をする。 シュナイダー、シェリル「そ、それは…」 異口同音に言葉を濁す2人。家長であるベルンハルトの言葉は確かに2人の痛いところをついてきたので ある。 シュナイダー(確かに…シェリルに会うに関してグレースは眉を顰めていた。もし、あの時会うことを やめていれば最低でも今回のような事は起きなかったはずだ) シェリル(…私の歌…パフォーマンスの迂闊さから逃げるためにシュナイダー様を利用していた?) シュナイダー「すみません、兄上」 基本的に家長や次期当主である人物に次兄、末弟などは弱い。ともすれば長兄の使用人として 人生を全うする事すら儘あるゴールデンバウム朝のの貴族にとって兄に屈する事は恥でもなんでもなく、 単なる礼儀作法の一つであるすらと教えられているほどだ。故にシュナイダーもその例外ではなく すぐに自分の非を認めると心の中に沸き立つ憎悪にも似た尊大さを打ち消す事に成功し、 謝罪の意を表すとそれを見ていたシェリルもそれに習う。
[497]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 16:32:00 ID:awmgoVNE ベルンハルト「いかなる理由があるとはいえ、金を出して貰っているものがそのような態度でいられる と思うな。今回のコンサートが終われば1週間の自室謹慎!その間は一切の練習を禁じる!」 シェリル「……はい。寛大な御心に感謝します」 シェリルに向って一方的にそう決め付けるベルンハルト。 ベルンハルト「そしてシュナイダー…貴様には…」 ベルンハルトのお沙汰→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤ 特に何も無し! ハート 同じく謹慎!(今ターンの自由行動ターンに外出が出来なくなります) スペード 減給1ヶ月! 今ターンもらえる1年分の小遣いが4000マルク→3600マルクとなります。 クラブ ハート+クラブ! となります。
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0ch BBS 2007-01-24