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【巫女と騒霊と】キャプテン霊夢【時々ウサギ】
[956]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:16:19 ID:g4wWDnOo >>955さん 乙ありです! ワァァアアアアアアアアア!!! 文「決まった!決まりました!妖夢選手の豪快なシュート、大妖精選手の回転しながらのセービングを見事退けた! 前半12分、先制点は人里連合が奪いました!霧雨恋色マジックの攻撃を耐えに耐え、一瞬の隙をついてのカウンター! さあ、これで試合は面白くなってきました!今のところ攻撃を完璧に封じられている霧雨チーム、どう動くか!? ところであの子のセービングって、回るのに何か意味あるのかしら?え、何よ椛、そこは突っ込むのは禁止?仕方ないわね」 慧音「よし!作戦が上手くいったぞ!」 妹紅「このまま上手くいけばいいけどねぇ」 妖夢「やりました!先取点を決めて見せましたよ!」 里人I「ナイスシュートだぜ!」 幽香「あらあら。思ったよりやるじゃない、あの子」 魔理沙「くそっ、まさか先制点を奪われちまうとは」 大妖精「ご、ごめんなさい〜」 チルノ「1点くらいあたいがすぐに取り返してやるぞー!」 幽香「で、どうするのかしら、キャプテン?手こずってるみたいだけど」 魔理沙「……あれを使う。霊夢達と戦う前には余り見せたくなかったが」
[957]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:17:26 ID:g4wWDnOo 霊夢「先取点は人里連合かー。妖夢のシュートも中々すごいのね」 レミリア「ふーん、結構やるじゃないか」 ルナサ「私達は白玉楼で何回かライブをしてるから、あの子のことはそこそこ知っている。 とにかく、その尋常でない脚力を活かしたダッシュ力とシュートが彼女の武器だ。 体格ゆえ、接触プレイには恐らく強くないと思うが」 ウサギE「い、今のシュート、私のラピッドファイヤよりすごいかも」 早苗「センタリングから直接撃てるというのはやはり強みですね」 心「あの大妖精って子のセービング、何か私のと似てますね」 思い思いに試合の感想を述べる霊夢達。こうやって他のチームの試合を見るのは初めてなので、 ウサギ達も偵察というよりはどちらかというと楽しんで見てる雰囲気がある。 霊夢「(しっかし幽香は随分普通にゲームメイクしてるわね……。 あいつの性格的に考えるともっと攻撃的なプレイしてもおかしくないんだけど……)」
[958]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:19:36 ID:g4wWDnOo ピピィー!! 文「さあ、試合が再開されました!1点を追う霧雨恋色マジックは果たしてどのような攻撃を見せるのか!? おっと、キックオフのボールはいつも通り幽香選手に渡りました!どうやら、攻めの形は変えない模様!」 魔理沙「よし、頼むぜ!」 幽香「はいはい」 魔理沙は幽香にボールを預けていつも通りゴール前へと上がっていく。 当然、ボランチの慧音と妹紅はそのマークにつく。 慧音「この試合中は徹底マークさせてもらうぞ」 妹紅「あんたのマスタースパークとやらは一回戦で見せてもらったからね。 確かに強力だけど、撃たせなければ怖くはないよ」 魔理沙「へっ、マークくらいで私をそう簡単に抑えられると思ってたのか?甘いぜ!」 先ほどまでとは違い、余裕な表情を浮かべる魔理沙。 慧音はその表情を訝しむも、そのままマークを続ける。 中央突破した幽香がPA内に迫る。先ほどまでならリリーBにセンタリングを上げるか、 パスカット覚悟で魔理沙にグラウンダーのパスを出していた幽香だが、今回は違った。 突如、ゴール前にロビングを上げてきたのである。
[959]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:21:23 ID:g4wWDnOo 魔理沙「ナイスパスだぜ!」 慧音「そう来たか!だが、これも予想済みだ!」 妹紅「クリア―してやるわ!」 慧音もこの展開は予想していた。マークによるパスカット・タックル狙いはあくまで地上シュートを 封じる為のものであり、センタリングからのダイレクトシュートは防ぎにくい。 その場合は、競り合いに優れた妹紅とブロックに優れた慧音の二人で防ぐ作戦だった。 ただのヘディング程度ならば、二人がかりなら防げるはずと。 ――だが、魔理沙はその予想の上をいった。 その体格からは想像も出来ない程の跳躍力を見せ、高空からまるで叩きつけるようなボレーをする。 魔理沙「サッカーはパワーだぜ!小細工なんかに頼ってられないぜ!」 バギャァアアアン!!! 妹紅「た、高い!?」 慧音「く、くそっ!」 必死で防ぎにかかる妹紅・慧音もわずかに届かず、GKである里人@は全く反応出来ず、 ボールはゴールネットを揺らす。 ズバァ! ピピィー! 審判のホイッスルが響く。霧雨恋色マジックがあっさりと同点にした瞬間であった。 霧雨恋色マジック 1−1 人里連合
[960]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:22:36 ID:g4wWDnOo ワァァアアアアアアア!!! 文「前半14分、霧雨恋色マジック、あっさりと同点にしてみせました! 決めたのはキャプテンの魔理沙選手!幽香選手のロビングをヘディングに行くのではなく、 その高さを超える跳躍からのハイ・ジャンピングボレーで決めて見せました! 1−1!さあ、これで試合はますます面白くなってきました!」 霊夢「うわ、何よあの高さ」 早苗「あれだけ高く上げられると、カットするのは厳しいですね」 リリカ「うえぇ、マークだけじゃ止めらんないってことか」 心「……ですが、止められないシュートではないと思います。 少なくとも、1回戦の火野という方のシュートに比べれば」 ウサギC「もうちょっと私にブロック力があればなぁ……」 早苗「私とリリカさんでクリア―にいく手もありますね。反則が怖いですが、 全く太刀打ちできないという程でもないと思います」 ルナサ「いずれにせよ、貴重な情報だな。まだどちらが勝つかは分からないが、 霧雨恋色マジックが勝ちあがってきた時には要注意だ」 ※魔理沙の高い必殺シュート『ブレイジングスター』の存在を知りました!(威力不明)
[961]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:24:08 ID:g4wWDnOo その後の試合展開は人里チームにとっては厳しいものとなった。 前半は何とか同点のまま終えるものの、後半開始早々の妖夢の速攻はチルノと大妖精によって防がれ、 返す刀のカウンターで再び魔理沙のブレイジングスターを喰らい、一気に逆転される。 その後も押し気味に試合を展開され、そして後半8分。 文「またも中央突破した幽香選手!さあ、今度は何処にパスを出すのか?」 幽香「……ま、一点くらい私も取っておこうかしら。ノーマークだし」 ぶうぅうん。 文「おおっと!?こ、これは何が起こったんだ!?幽香選手が分身!? そ、そしてそのまま二人同時にシュート体勢だ!」
[962]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:25:20 ID:g4wWDnOo 幽香@「受けてみなさい」 幽香A「これが私達の」 幽香@・A「「ダブルスパークよ!!!」」 バッシュウウウウウ!!! 慧音「な、なんだこのシュートは!?」 ギュルンギュルンギュルン!!! 里人@「ボールが……揺れたぁ!?」 里人@が必死に体ごと飛び込むも、無情にもボールがそれをすり抜けてゆく。 ズサァッ! ピピィー! 後半8分。霧雨恋色マジックのリードを2点差に広げる、幽香の追加点である。 霧雨恋色マジック 3−1 人里連合
[963]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:26:29 ID:g4wWDnOo 文「幽香選手の不可思議な二人でのシュートがゴールに突き刺さりました! しかし、これはルール的にありなの……むぐっ、何よ椛?え、だから突っ込んじゃ駄目? ま、いいか。霧雨恋色マジックのリードは2点に広がりました!」 魔理沙「なんだ、幽香。あんなシュート持ってたんなら早く撃ってくれよ」 リリーB「……ナイスシュート」 幽香「ふふ、ありがと。ま、あんまり何度も撃つと疲れそうだね」 チルノ「次はあたいが撃つぞー!」 霊夢「……一人でツインシュートって無茶苦茶ね」 リリカ「うわぁ、ミドルシュートまで持ってるんだ」 ルナサ「厄介だな。ただのパサーだと放置してると痛い目を見そうだ」 心「でも、この試合で見れて良かったです。何も知らずにいきなり撃たれたら動揺していた かもしれませんが、知ってしまえば、ルナサさん達のシュートと原理は同じはずです」 ウサギB「おー、何かかっこいいー!」 心「(前の私ではルナサさん達の合体シュートは止められませんでしたが……今なら……!)」 ※幽香の必殺シュート『ダブルスパーク』の存在を知りました!(威力不明) また、ツインシュートの存在を知り、一発目を撃たれた際の心の動揺ペナがなくなりました!
[964]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:29:18 ID:g4wWDnOo 2点差にされてしまった人里連合だったが、諦めることなく試合を続ける。 後半14分には意地の反撃を見せ、妖夢の宵闇反射衛星斬を大妖精がかろうじて弾いた所に、 オーバーラップした妹紅が強烈なミドルシュートによるねじこみを見せ、2−3と一点差に詰め寄る。 だが、反撃もここまでだった。ワントップの妖夢がついに疲労してしまい、 人里連合は攻撃の中核を失ってしまったのである。 そして、後半ロスタイム。魔理沙がついに慧音と妹紅のマークを振り切り、PA内でトラップに成功する。 慧音「くっ!」 妹紅「しまったっ!」 二人と突破した魔理沙は、そのままPA内で大きく足を振りかぶる。自らの魔力を右足に込めて。 魔理沙「やっと思いっきり撃てるぜ!」 里人A「くそっ!諦めるな!」 里人B「ブロックだ!」 里人C「止めろ!」 里人D「潰せ!」
[965]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/04/09(土) 16:30:28 ID:g4wWDnOo 魔理沙「来るなら来い!止めれるものなら止めてみろ!何人で来ても同じだぁ! 喰らえ!これが私のマスタースパークだぜ!!!」 カッ!!! 魔理沙の右足から振り下ろされたシュートは、まるで一筋の閃光のようにゴールに向かっていく。 ドガッ!バギッ!ベキャッ!ズガァッ! 里人達「「「「ぶへぇええええ!!!」」」」 人里連合のDF陣はなすすべもなくその閃光に蹴散らされていき……。 ズバァアアアア!!! ピピィー! 魔理沙「やったぜ!」 ゴールネットを激しく揺らす。試合終了間際、霧雨恋色マジックの追加点が決まった瞬間である。 霧雨恋色マジック 4−2 人里連合
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0ch BBS 2007-01-24