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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
[233]森崎名無しさん:2011/05/09(月) 20:51:58 ID:??? リュカ「つかまえてごらん」PHASE2 → ダイヤQ
[234]森崎名無しさん:2011/05/09(月) 20:56:51 ID:??? やれやれ、あとはAQNにあって不在時の話をすれば、ようやくサッカーに集中できるな。 とりあえず全体会議をやって、総合練習の打ち合わせをしないとなー。
[235]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:07:06 ID:??? リュカ「つかまえてごらん」PHASE2 → ダイヤQ ダイヤ・ハート・スペード→「それじゃ、行くよブリード、チルノちゃん!」リュカはブーメランを投げつけた! 近づくにつれ、リュカらしき人物は……木にもたれて休んでるのではなくどうも何か探してるようだった。 その手に、V型形状の物を握ったまま、湖の上空方角からのせっつかれる声に反応しながら急ぎがちになる。 松山「(何やってるんだろう……?)」 松山が怪訝に思い見つめる中で、やがて人影は手広いスペースに出ると グワァッと、躍動感に溢れたオーバースロー投法で、携えたブーメランを大きく投げ飛ばす。 ギュンギュンギュンギュン!!!! 松山「!!?」 霧と風を裂いて、回転しつつ上昇するブーメランを反射的に目で追うと、湖高空の二つの影が歓声を上げる。 チルノ「よぉーしきたきた! あたいがさきにキャッチしてさいきょーを照明したるわ!」 ブリード「ケェ、ケェ!(フ……おてんばなお嬢ちゃんに年季と経験差というものを見せてやるさ)」 旋回するブーメランの軌道を先読みし、我先に捕まえようとするチルノとホークブリザード。 結果は氷を見るより明らかで…… がむしゃらにブーメランだけ追っていたチルノを尻目に、悠々と待ち構えたブリードが嘴ではっしと銜え取る。 優雅さすら漂わせて……悔しがってるチルノにニヒルな笑みを投げかけてから、リュカの目前で着地した。
[236]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:08:10 ID:??? 松山「あれって、もしかして……(って何でチルノって子まで?)」 リュカ「よしよし。 これで2連勝だねブリード。 え? 今日のモンスター肉は上質なところを? うん、いいよ……うん?」 いつのまにか近づきすぎてた松山に、リュカが気付いて、ブリードに待機を命じ、手を振りながら歩いてくる。 リュカ「やぁ松山君! 無事地底から帰ってこられたんだね……心配していたんだよ?」 周囲の者までただちに安心させ安らかな気持ちにさせる……ヒーローのスマイルというべきだろうか? 物語の勇者と接したような面映い気持ちになりながら、自分の無事を喜んでくれてるリュカに松山も挨拶を返す。 が……松山のことをじっと見つめて、リュカは……笑顔を消してどこか心配げな表情をした。 リュカ「……」 松山「……?」 突然の沈黙の意味が掴めずにいると、リュカが松山に何も言わせぬまま突飛な発言を飛ばした。 リュカ「よ〜し、ここでブーメラン投げに新しい挑戦者が参戦だよ! さぁ松山君! 僕に代わってあの子達の相手をするんだよ!」 松山「へ!? ちょ、な、何でそうなるんっ!?」 疑問の声を上げようとも、松山の腕を取ってきたリュカの力は細身とは思えない力強さで、反論さえ封じる。 さっきリュカがブーメランを投じた地点に立たされてから、シャンハイが松山の内心を代弁してきた。 シャンハイ「ひ、光様? 私達、リュカさんに竜の杖を届けにきたんじゃ……」 松山「そ、そうなんだが、どうも……あの声と目を見てると逆らえなかったというか……それに」 なし崩しにブーメランをもたされてから、上空には期待にわくわくするお子様妖精と、挑発的に翼を動かす氷鳥。 ここで投げないという選択肢は取れそうになく…… 松山は、恩人の手前付き合うだけと思い、ブーメランを握る手に力を込める。
[237]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:09:15 ID:??? 松山「よぉし……ていぃっ!!!」 ヒュンヒュンひゅ〜 そうして投げたブーメランは気合のノリも手伝い、リュカのそれとは程遠いへろへろな弧を描いた。 ブリードが、冷めた目つきで微動すらせず……鼻先を通り過ぎようとするところで嘴だけ動かしガリッと挟む。 ブリード「ケ、ケッ!(何だぁ何ですかぁこのへろへろは?朝飯食ってんのか? おっとお乳吸う年かいボーヤ?)」 松山「な!? (なんっか言語なんてわからないが……今、めっちゃバカはされたのはわかったぞ!?)」 返されたブーメランを手に、ボゥッと火がついた松山の様子が一変したのを見て、ブリードから無駄口が消える。 今度は手投げではなく、サッカーの試合でGKが見せるような……オーバースローをイメージ。 踏み込み強く、烈火の吼声と共に、肩からつま先まで全身、渾身の力を持ってブーメランを投げつける! 松山「うおおおおおっ! どぉぉおぉりゃああああああああああっ!!!!!!」 シャンハイ「(は、はれ……? 光様、もう綺麗さっぱり目的忘れてませんかっ?)」 チルノ「アイスウォっしゃー! 今度こそあたいのターンよ!」 リュカ「……」 〜そうして30分後〜
[238]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:10:58 ID:??? 松山「も、もう流石に腕が痺れてきた……」 使い慣れない筋肉をフル酷使しての全力投球は、鍛えた松山の腕からも力を失わせていた。 汗だくになった松山。 そこで様子を見守っていたリュカが松山の手からブーメランを優しく剥がすようにした。 リュカ「お疲れ様。 これを飲んでごらん? 疲れた体に効くよ」 松山「あ、どうもです……っぷはぁ! 甘いのに爽やかで力が湧いてくる!」 フライハイトが手間隙かけて作ったドリンクより更に回復力ある気がして、松山は驚く。 激しい運動後や、温泉に浸かった後に飲むに最適の、愛情の詰まった珠玉の一本といえた。 ブーメラン投げで消耗した体力を取り戻すのに余りあり、全部飲み干してしまってから…… 松山はリュカに、さっきの強引さの理由を聞いてみた。 リュカ「いや、ね……松山君が、拳の振り上げどころをなくしてたみたいな、荒れた顔をしていたから。 ちょっとおせっかいだったけど、思いっきり遊ぶこともたまに必要だと思ったんだ」 松山「……!」 リュカ「ごめんね。 君は忙しいみたいなのに時間を無駄に使わせてしまって。 僕の思惑に巻き込んでしまったお詫びに、松山君が僕達を探してきた理由とお話、ちゃんと聞くよ」 穏やかで力強い芯のある、父性を感じさせるリュカの声。 松山は聞きながら……いつの間にか考えぬようにしていた、外の世界の一ヶ月も会ってない家族の顔を浮かべた。 松山「(色々と辛いことを忘れていられたのと、忙しかったせいで考える暇もなかったが……一月も過ぎてるのか。 心配してるだろうな、捜索届けも出されてる、よな…………。 だ、だけど今俺はやらなくちゃならないことが! えーと俺は何しにきたんだっけ!?)」
[239]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:11:59 ID:??? どうしますか? A 「この竜の杖を返しにきたんです!」 B 「リュカさんは元の世界に帰らないんですか?」 C 「それでも、それでも二股重婚なんていけないと思うんだぁー!」 D その他 *先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[240]森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:12:50 ID:8fqwr3fY A
[241]森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:13:11 ID:wBF4SSus A Cについてはいずれまた語り合う時も来るだろう
[242]森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:14:17 ID:tM7jSYr2 A 正直D「凶悪な魔物の退治をしてくれませんか」というのを考えたのは君と僕の秘密だ★
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0ch BBS 2007-01-24