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【サイドアタッカー】キャプテン霊夢4【襲名式】
[826]森崎名無しさん:2011/05/10(火) 16:05:20 ID:/pxgTUt2 C
[827]森崎名無しさん:2011/05/10(火) 16:09:08 ID:CVvnK01A C
[828]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:27:17 ID:e9O54Xkk C 『大友中学』と書かれたビデオを見る 霊夢「……ま、当然見るのはこれよね」 霊夢が取り出したのは『大友中学』と書かれたビデオ。 まだ試合までは期間があるが、早目に研究しておくに越したことはないだろう。 とりあえずいつも通り、中に挟まれている紫のメモを読んでみる。 霊夢「えーと……『大友中は中山・浦辺・岸田・西尾の大友カルテットと呼ばれる4人が 中盤を支配し、FWの新田というストライカーがゴールを決めるチームよ』……これだけかい」 早苗「中山という名前だけは聞いたことがあります。小学生大会の時に南葛FCに所属していて、 バックラインを統率していた人だったと思います」 霊夢「ふーん……早苗が知ってるのなら注意して見ておいた方が良いかもね。じゃあ、再生お願い」 早苗「了解です。ではセットしますね」 妖夢「果たしてどれほどの兵なのか……」 リリカ「きっちりマークする相手を決めておかないと……」 心「どのようなシュートを撃ってくるのか見てみたいところですね」 ウィーン……ガチャッ。ピッ。 ビデオがデッキに入り、再生のボタンが押される。 カシャカシャカシャという音の後、再生がスタートする。 映し出された映像は実況等が入っていなかった。 恐らく公式試合ではなく、近隣の中学との練習試合か何かだろう。 何故そんなビデオを紫が持っているのかは知らないが、誰もそんなことは気にしない。 今にも始まろうとしている試合に全員が集中しているのであった。
[829]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:30:52 ID:e9O54Xkk 『大友中学』フォーメーション 3−5−2 −H−J− H新田 J中尾 −−−−− G−I−F G平岡 I浦辺 F只見 −−−−− −D−E− D中山 E岸田 −−C−− C西尾 −A−B− A川田 B吉川 −−@−− @一条
[830]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:33:07 ID:e9O54Xkk 試合は大友中のキックオフで開始される。浦辺からボールを渡された新田が早速ドリブルを開始する。 新田「よし、いくぜ!」 モブA・B「止めろ!」「潰せ!」 新田「遅いんだよ!」 サッ!シャシャシャ! モブA「な!?」 モブB「は、早い!」 FW二人が新田を止めに行くが、新田は持ち前のスピードを活かしてあっさりと二人を交わす。 そしてどんどん加速しながら突き進んで行く。 そのまま新田は中央を突破し、PAラインの手前辺りでシュート体勢に入る。 新田「よし!まず一点目!いけぇ、隼シュート!」 バッシュウウウ!!! モブGK「く、くそ!」 相手チームのGKも必死にパンチングにいくも、新田のシュートの速度はそれを上回り、 ボールはあっさり相手チームのゴールネットに突き刺さる。 前半が始まって1分足らず、大友中が新田一人で先制点を叩きだした。
[831]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:35:10 ID:e9O54Xkk 霊夢「……あれは相当早いわね」 早苗「テクニックは分かりませんが……あのスピードは脅威ですね」 希「(……私だって!)」 リリカ「うーん、私で止めれるかなぁ」 白蓮「リリカさんが止められなければこちらのチームでは厳しいですよ」 ナズーリン「あのシュートも相当な威力だ。今の私では止められるか怪しいな」 心「……大丈夫です。今の私なら、何とか止められると思います」 開始早々の新田のパフォーマンスにやや委縮気味のマリオとヨッシーFCの面々だったが、 その空気を変えたのは意外にも普段は大人し目な心の強気の発言だった。 少し驚いた表情を見せる一同だったが、霊夢だけは小さく微笑む。 霊夢「(……紅白戦で失点したのが、逆に心を成長させたのかもしれないわね) ふふ、頼もしいわね。頼りにしてるわよ」 心「任せて下さい、キャプテン!」
[832]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:37:12 ID:e9O54Xkk あっさりと先制点を奪われた相手チームだったが、もちろんそれくらいで諦めたりはしない。 試合はまだ始まったばかりなのである。 モブC「くそ!こっちもすぐに取り返してやる!」 モブD「一気に突破するぞ!」 モブE「パスを繋いでいけ!」 浦辺「悪いけどな」 西尾「その程度のパス回しじゃ」 岸田「南葛を想定して練習してる俺たちには」 中山「全く通用しないぞ!」 パシィッ! モブC・D・E「「「な、なにぃっ!?」」」 相手チームのパス回しはあっさりと大友カルテットの4人にカットされる。 浦辺「よし、このまま2点目を狙うぞ!」
[833]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:38:31 ID:e9O54Xkk ナズーリン「……今の動き!」 ルナサ「ああ、4人がかりで想定されるパスコースを全て事前に潰していた」 メルラン「うわー、動きにくそうー」 早苗「迂闊に中央からパスを通そうとするのは危険ですね……」 希「でも、サイド突破なら……」 大友カルテットの4人の、鮮やかな連係プレイに驚愕する面々。 単に4人がかりでボールを奪いに行っているのではなく、 相手のパスコースを事前に潰して、バックパス以外では逃げられないように組織だって動いているのだ。 霊夢「そしてそれを統率しているのが……やはりあの中山という男みたいね」 白蓮「ええ、目立った動きこそ見せていませんが、彼の指示から他の3人が動いています」 霊夢の言葉に白蓮も同意を示す。やはり、中盤のキーパーソンは中山という男のようだ。 ----------------------------------------------------------------- その後の試合展開は正に一方的なものとなった。相手チームも必死に攻めようとするのだが、 全て大友カルテットに封殺されてしまう。何とかボールを通すことが出来たとしても、 中山の指示によって的確に動いてくるDFに動きを制限され、シュートすらまともに撃てない。 結局、試合終了時には7−0という大差がついているのだった。 新田は一人で5得点を叩き出し、そのストライカー振りを存分にアピールしていた。 ……ただ、一本だけ決定的なチャンスでポストに当てていたが。
[834]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:39:55 ID:e9O54Xkk そしてビデオが終わる。一筋縄ではいかないと思ってはいたが、やはり相当の強敵のようだ。 マリオとヨッシーFCの面々はそれぞれの感想を述べる。 霊夢「……とりあえず分かったことは、攻撃では新田という男を警戒。 攻撃の際はあの大友カルテットとかいう4人の動きに注意するということね」 早苗「あの中山という人……恐らくまだ実力を出し切っていないと思います」 妖夢「きちんと仕事は果たしていましたが、この試合ではラインの統率を主に行っていましたからね」 ナズーリン「中尾という選手にはそれ程のシュートはないようだ。 もしかしたら、何か隠している可能性もあるかもしれないが」 リリカ「あの新田とかいう奴のドリブルが怖いね」 白蓮「シュートならば心さんが止めてくれそうですしね」 心「(大丈夫……きちんと練習通りにやれば止められるはず!)」 中盤と守備陣には見るべきものが多い試合だったが、その一方でFW陣にとっては 重要な情報が抜け落ちていた。大友カルテットが中盤を完璧に支配していた為、 相手チームは結局一本のシュートも撃つことが出来なかったのだ。 ウサギE「うーん、結局相手のチームが一本もシュート撃てなかったから、 キーパーがどれくらい強いのか分からなかったなー」 空「うにゅー……残念」 メルラン「誰だろうと決めちゃえばいいのよー!」 そして、それ以外に誰かが……
[835]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/10(火) 23:41:00 ID:e9O54Xkk ★メルランの感想→!card ウサギEの感想→!card 妖夢の感想→!card 空の感想→!card★ ★早苗の感想→!card ルナサの感想→!card 希の感想→!card リリーWの感想→!card 白蓮の感想!card★ ★リリカの感想→!card ナズーリンの感想→!card ウサギCの感想→!card ウサギBの感想→!card ウサギAの感想→!card★ ★心の感想→!card ウサギKの感想→!card★ 先着四名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。 ダイヤJ以上→何か気付いた? それ以外→特に何もなかった JOKER→???
[836]森崎名無しさん:2011/05/10(火) 23:42:21 ID:??? ★メルランの感想→ ダイヤA ウサギEの感想→ スペード9 妖夢の感想→ ハートJ 空の感想→ スペードK ★
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0ch BBS 2007-01-24