※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテン森崎外伝スレ9
[784]なん雑212:2012/03/30(金) 20:43:50 ID:??? アイドルアカデミーリーグ、通称IAリーグ。とある放送局が大型新人アイドル売り出しのために始めた企画…のようだ。 アイドル候補生たちが自分たちのデビューを賭けてサッカーで争い、その様を放送するというものらしい。 話を聞くと、彼…高木順二朗はとあるプロダクションの社長であり、そのIAリーグに参加しようとしているようだ。 だが、資金力も人材もない高木社長のプロダクションにはサッカーの監督が出来る人間はいない。 見上「それで私をスカウトですか。しかし私にも都合というものがあります」 高木「わかっているつもりだよ。だから、断ってくれても構わない。だが、その前にうちの候補生を見てくれないかな?」 見上「・・・」 私の情を引こうという作戦なのだろうか。もちろんここで断ってもよかった。そう、普段の私なら確実に断っていたと思う。 だが、そうはしなかった。捨て鉢になっていたのか、断るだけの気力がなかったのか、とにかくも私は彼の話に首肯を返したのだった。 見上「ここが765プロダクションですか。その・・・なんというか・・・」 高木「お世辞にも綺麗で大きいとは言えないだろう?だが、うちの子たちは確かに原石だよ。おーい、音無くん」 音無「はい、どうしましたか社長。・・・・・・って、そこのおじさんは誰ですか!?」 見上(おじさん・・・) 高木「彼は私の知人だよ。ところで、代表候補のチームはどこに行ったかな?」 音無「Aチームの方は今近所の公園で練習してますね。Bチームは、そのぉ・・・キャプテンがお昼に行ったまま帰ってきてなくて」 高木「う、ううむ・・・どうしたものだろうか・・・」
[785]なん雑212:2012/03/30(金) 20:44:57 ID:??? 見上(待たされても時間の無駄になる。さっさと候補生とやらの顔を見て帰ってしまおう) A 今練習をしているAチームを見学する B 今不在のBチームのキャプテンを探しに行く Aチームの765キャラ・菊池真 我那覇響 Bチームの765キャラ・四条貴音 三浦あずさ 見上は選択されたチームの監督になります 先に二票入った選択肢で続行します ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
[786]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 20:47:52 ID:FnT4BU7Y A
[787]なん雑212:2012/03/30(金) 20:47:58 ID:??? age忘れました、すみません。次回から選択肢ageていきます
[788]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 20:49:52 ID:LRoR5udM B
[789]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 20:53:00 ID:vH3InkYg A
[790]なん雑212:2012/03/30(金) 22:14:06 ID:??? >>A 今練習をしているAチームを見学する 正直どちらでもよかったが、早く帰れるのはすぐに捕まるAチームで間違いない。 それに、練習しているということはやる気があるのもそちらのチームだろう。 少しでも見るならば、やる気がある方がいい。私は慌てた様子の2人に進んで声をかけた。 見上「高木さん。私はAチームの練習を見させていただきます」 高木「ほう!是非お願いするよ!」 音無「案内は必要ですか?」 見上「いえ、必要ありません。場所を教えていただけますか?」 音無さんから預かったメモを見ながら、練習をしているという公園を探す。 さほど離れていないし、あまり迷うこともないだろう。迷う人間がいるならば見てみたいぐらいだ。 近づくと、女子の甲高い声が姦しく耳に響いてくる。ここで間違いないだろう。 少しだけ練習を見る気持ちで、公園の中へ私は足を踏み入れた。 ポニーテール「えーいっ!」 ショートカット「ゴールは割らせない、ガツーンと行くぞ!!」 見上(・・・ちょうどゴール前の攻防のようだな) 職業柄か、特にゴールキーパーの子に目が行く。ジャージを着こんだ姿は男にしか見えない。 黒一点というものなのだろうか。男性アイドルがいても何ら不思議はないが、女性に交じっているとどこか妙な感じがする。
[791]なん雑212:2012/03/30(金) 22:15:26 ID:??? FWの子のシュートは少年が拳で弾き辛うじて防いだ。 実際の試合だったならば、味方が詰めていきもう一度オフェンス側にチャンスがあったはず。 この場限りで言うならば両者ともに惜しい結果というところだろう。 ポニーテール「やっぱり真は強いなー。今のボレーには結構自信があったのに止められちゃったぞ」 ショートカット「響こそいいシュートだったよ!ボクも一瞬反応が遅れてたらどうなったか。次の試合では頼りにしてるよ!」 ポニーテール「う、うん!カンペキな自分に任せてくれるならなんくるないさー!」 見上(次の試合・・・?もうIAリーグが始まるのか) 高木社長の言葉の節々からは多少の余裕が感じられたが、気のせいだったようだ。 そんなに時間がないのなら、私が監督をしようがしなかろうが大した違いはない。 私はこれで義理は果たしたと、公園から出ようとした。 犬「わうわう!がう!」 見上「わっ!?・・・い、犬、どうしてこんなところに」 犬と私は言ったが、正確には巨大な犬だ。何を食べたらこうも大きく育つのだろうか。 もし人間に転用できるような食事ならば是非今後の日本人の体格向上に一役買って欲しいものだ。 ・・・思わず現実逃避をするぐらいに、私はみっともなく動揺していた。ジョンである程度慣れていると思っていたが。 ポニーテール「ちょっとごめん、真。いぬ美が吠えてるみたいだからちょっと見てくる」 ショートカット「あ、ああうん」 ショートカット(よくわかるなあ、響) ポニーテール「どうした、いぬ美?人に吠えちゃダメなんだぞ!」 見上(飼い主はこの子だったのか。これは少々マズいことになったか・・・?)
[792]なん雑212:2012/03/30(金) 22:17:00 ID:??? いや、マズくない。私は単に公園にいる通行人だ。練習を見ていたとして何ら怪しくない。 胸を張って公園からこのまま出てしまえばいい。幸い、私に吠えかかった巨大犬も飼い主になだめられ大人しくなっている。 見上「元気な犬だね。でも、気をつけるんだよ」 ポニーテール「ご、ごめんなさい、おじさん・・・」 見上(おじさん・・・) 見上「いや、いいんだよ。それじゃあ私はこれで・・・」 音無「えーっと・・・あ、着いてたんですね見上さん!」 ツイてないですよ、音無さん。朝解雇を言い渡されて何を今更だが、今日は厄日だ。 かくして私は、逃げる機会を失った。 ポニーテール「この人、ぴよ子の知り合いなのか?」 音無「知り合いというか・・・響ちゃんたちの監督になるかもしれない人よ」 ポニーテール「えええ!自分たちのチームに監督が!?真ーっ!自分たちのチームに監督が!」 ショートカット「ええっ、本当に!?」 あれよあれよといううちに話が進んでしまっていた。もちろん、私は一言も発していない。 ポニーテール「それじゃあ自己紹介しないとだな!自分は我那覇響!フォワードをやってるうみんちゅさー!」 ショートカット「ボ…私は菊池真です!ポジションはゴールキーパーです!」 見上(こうなった以上、私だけ何も言わないわけにもいくまい) 見上「私は見上辰夫。サッカーのコーチをやっているものだ。まだ君たちの監督になると決まったわけではないが・・・」 響「・・・」 真「・・・」 音無「・・・」 見上(視線が痛い)
[793]なん雑212:2012/03/30(金) 22:18:03 ID:??? 見上「な、なるかもしれないのでそうなったらよろしく頼むよ。ええと・・・」 A 我那覇さん B 菊地くん 選択した方がお試しチームのキャプテンになります 先に二票入った選択肢で続行します ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
[794]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:18:37 ID:ATCvws5o A
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24