※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【巫女は輝き】キャプテン霊夢6【心は燃える】
[315]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 22:46:29 ID:??? ★ナズーリンとの雑談→ JOKER ★
[316]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 22:47:35 ID:??? ルナサのJOKERに続いてまた引いたぜ しかしナズーリン、面白い話ちゃんとあるじゃないかw
[317]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 22:48:01 ID:??? うおおおおおおおお
[318]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 23:24:20 ID:??? 面白い話をする人が来たのかもしれないぞ
[319]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/22(日) 23:37:39 ID:??? >>316さん ここでJOKERを引かれるとは……!面白いかどうかはちょっと分かりませんがw >>318さん 面白いというよりは前の白蓮さんの時みたいなちょっとシリアス気味な話ですね……。 面白い話を考えつかなかった言い訳ですね、ごめんなさいorz ただ、ゲームシステム的にもかなりプラスなJOKERです。 申し訳ありません、もう少々投下するまで時間が掛かってしまいそうです(汗)
[320]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/23(月) 00:47:20 ID:pMR3X0fY ★ナズーリンとの雑談→ JOKER ★ JOKER→??? ※特殊イベント発生! ※前回もそうでしたが、色々自分設定満載な上に長いです。 そういうのに興味がない方は、読み飛ばして頂けると助かります。 (最後にゲームシステム上の結果は載せます) 初めは単なる雑談だった。命蓮寺の他のメンバーはどうこうだとか、 そんなたわいもない話を聞いてるだけだった。 ナズーリン「そんな訳で、まあ私のダウザーとしての力を一番発揮させられるのは、 もっぱらご主人の失くし物を探す時なんだよ。全く困ったものだ。 それ以外のことに関しては優秀なのに、物を何処に置いたか、という ことに関する記憶力だけが極端に低いんだよ」 ナズーリンの話の中でもっぱら出て来るのは、自分の主人である星の話だった。 困ったものだと言っておきながら、満更でもなさそうな表情をしている所を見ると、 決してそれが不満だと言う訳ではないのだろう。 霊夢「なんだかんだ言ってるけど、結局は嫌いじゃないんでしょ?」 ナズーリン「まあ、何だかんだで長い付き合いだしね。千年以上の……」
[321]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/23(月) 00:49:53 ID:pMR3X0fY そこで慌てたように言葉を切るナズーリン。霊夢はその言葉に若干違和感を覚えた。 霊夢「(……ん?千年以上の付き合い?)」 霊夢が思いだしたのは、以前に白蓮に聞いた話。その話によると、 『自分は封印され、その後に自分についてきてくれた妖怪達も地底に封印された』 と言っていた。ただ、寅丸星だけは『毘沙門天の代理』として、 人里の人達から人間だと思われていた為、その対象にならなかった、とも。 しかし、地底にいる命蓮寺の妖怪達が地上に出て来たのは、怨霊異変の時だと聞いている。 怨霊異変が起きたのはつい最近のことだ。そう考えると、辻褄が合わない。 霊夢「(ナズーリンは地底に封印されなかったのかしら……?)」 白蓮の話が正しければ、寅丸星は地底には封印されていない。そうなると、 ナズーリンが地底に封印されていたとすれば、星とずっといた、というのはおかしい。 ……自分が聞いて良いことではないのかもしれない。 でも、霊夢はナズーリンや白蓮のことをもっと知る為には、知っておきたい、と思った。 霊夢「ねえ、ナズーリン、ちょっと聞きたいんだけど……」 ナズーリン「ん、何かな?」
[322]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/23(月) 00:51:27 ID:pMR3X0fY 霊夢は自分の考えたことをナズーリンに話す。途中から段々ナズーリンの顔が苦いものに 変わって行くことが分かったが、霊夢はあえて気付かない振りをして続けた。 ナズーリン「……参ったな。聖から話を聞いていたとは言え、たった一言こぼしただけで そこまで推測されてしまうとは……」 ナズーリンは少しの間、話そうか話すまいか悩んでいる様子だったが、 やがて観念したかのように一つ息をついて、語りだす。 ナズーリン「ご察しの通り、私は千年前の騒動で封印されなかった、数少ない妖怪の一人だよ。 理由は極簡単。私は村紗や一輪のように、『聖を慕って命蓮寺に入った妖怪』ではなかったからね。 私の役目はあくまでも『毘沙門天の代理である寅丸星を監視すること』。これだけだった。 だから人前に出ることはほとんどなかった。 多分、私の存在自体、聖とご主人以外は誰も知らなかったんじゃないかな。 はっきり言えば、聖が封印された時も、当時は特別動揺はしてなかったよ」 霊夢「……!」 それは霊夢にとってはにわかに信じられるものではなかった。宝船異変の時に弾幕勝負をした面々は皆、 聖の復活の為だけに動いているように見えたからである。
[323]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/23(月) 00:54:38 ID:pMR3X0fY 霊夢の表情に気付いたのか、ナズーリンが慌てて言葉を付け足す。 ナズーリン「あ、勘違いしないで欲しい。先日に聖を復活させようと動いていた時には、 ちゃんと全力で動いていたよ。まあ、聖の為、というよりはご主人の為、だけどね」 霊夢「どういうこと?」 ナズーリン「……聖が封印されてから、ご主人はかなり長い間、一切笑うことをしなかった」 そう言って、一つ息をつく。 ナズーリン「聖や村紗達を半ば見殺しのような形にしてしまったのが、相当堪えたんだろうね。 仕事だけはきちんとこなしていたけど、ほとんど抜け殻のような状態だったよ。 私は仕事さえこなしてもらえていれば特に困らなかったし、そろそろ報告する内容もなくなったし、 ということで、毘沙門天様に『問題なし』と報告して、監視を打ち切ってもらおうとすら考えていた」 霊夢「……けど?」 ナズーリン「どれくらい前だったか細かい月日までは覚えてないけど、ご主人に頼まれたお使いを済まして、 帰って来た時のことなんだけどね、それをご主人に渡して、さて業務に戻ろうか、という時に、 ご主人が思いもよらない行動に出たんだ」 (「ありがとう、ナズーリン。貴方がいてくれて、本当に助かります」) ナズーリン「……そう言って笑ったんだよ。しかもなんか泣きながら私を抱きしめてね。 本当にあれは不意打ちだったよ。……思えばあの時からかな、 『この人には私がついていないと駄目だろうな』と思ってしまったのは。 ……結局、私は監視任務をやめることはしなかった。 毘沙門天様には今でも定期的に報告はしているよ。 まあ、半ば形骸化しているけどね。大体報告内容はおんなじようなものだし」 霊夢「……」
[324]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/05/23(月) 00:56:00 ID:pMR3X0fY 少しの間沈黙が流れる。がやがて、ナズーリンがぐしゃぐしゃと頭を掻き始めて、時間が動き出す。 ナズーリン「……あーもう!何故私はこんなことを霊夢に話してしまったんだ!」 霊夢「私に聞かないでよ。でも、私は聞かせてもらえて嬉しかったわよ。 これから一緒の戦うチームメイトなんだし、少しでも知っておきたかったしね」 ナズーリン「……やれやれ、以前に会った時は好戦的な巫女だな、と思っていたが、 とんだ勘違いだったみたいだな。ご主人に負けず劣らずのお人良しだ」 霊夢「そうなのかしらね……ま、自分でも変わったな、とは思うけどさ」 ナズーリン「霊夢、このことは命蓮寺の他の皆には内緒にしておいてくれると助かる。 話したからといって、今更どうなる訳でもないだろうが」 霊夢「了解。こう見えても口は堅い方だから安心して」 そう締めくくって、ナズーリンとの会話を終える霊夢。時間にしてみればそれ程長くはなかったが、 今までよりも遥かにナズーリンのことを知ることが出来たと思っている。 霊夢「(あ、そういえば……いつの間にか呼び方が『キャプテン』から『霊夢』に変わってたわね)」 無意識なのか意識してのことかは分からない。だが、ナズーリンも霊夢のことを認めてくれたという証に 思えて、何だか気分が良くなってくる霊夢なのであった。 ※ナズーリンの過去を話してもらいました!ナズーリンの感情度がぐーんと上がりました! (ウサギEやメルランと同等以上まで上がっています) ※更に霊夢とナズーリンの間に『守備間相互補正(+1)』が発生しました!(守備時のみ、全判定に+1) 今後のイベント次第で、完全相互補正に発展します!
[325]森崎名無しさん:2011/05/23(月) 00:57:19 ID:??? 流石JOKERだ、つええw
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24