※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/30(月) 02:22:23 ID:??? ヘルナンデス「(メガ? メガって事はそれ以前のただのキャノンシュートもあったのか? だが、そんな事は今はどうでもいい!) どんなシュートだろうと……必ず止めるゥゥゥウウウウウッ!!」 バッ!! バチィィイイイイイイイインッ!! ナポレオン「なっ……なにィ!?」 ヘルナンデス「くっ……だ、誰かフォローを!!」 しかし、このナポレオンのメガキャノンシュートもまた、ヘルナンデスの黄金の右腕に阻まれる。 これを見てナポレオンは目を見開き、何故自身のシュートが通用しないのかと茫然し。 一方でヘルナンデスも完全につかむ事は出来ずボールをはじいてしまい、零れたボールのフォローをDF達に急がせるのだが……。 ボロッ……パシッ! ボッシ「あ……」 ヘルナンデス「くっ!?」 ナポレオン「……寄越せ! もう一度打ち込んでやる!!」 ボッシ「オ、オッケー! 頼むよ、ナポレオン!!」 ヘルナンデスにとっては運悪く……そして、ナポレオンにとっては運よく、零れ球はフランスのセカンドストライカー、ボッシがフォロー。 これを見てヘルナンデスは倒れこんだ姿勢から急いで体勢を整えようとし……。 一方でナポレオンは一度で駄目なら二度打ち込んでやるとばかりにボッシにボールを要求。 ヘルナンデスの体勢が整わない内に、今度こそ決めてやると右足を振りかぶるのだが……。 しかし、ボッシがフォローをしてからナポレオンに再びボールを渡すという事は、それ相応に時間がかかるという事であり。 ビュンッ!! バッ!! ナポレオン「!?」 映姫「………………!」
[160]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/30(月) 02:23:30 ID:??? ジョン「あ、ああああああああああああああああああっ!? ナ、ナポレオン選手のシュートもヘルナンデス選手には通用せず! しかし、ヘルナンデス選手も完全には止められずボールを零れ球にしてしまったー!? で、ですが、ですがボールは再びフランスボールに! ボッシ選手、拾ったボールを再びナポレオン選手に渡し……。 ナポレオン選手、今一度シュートにいくゥゥウッ!! だが、映姫選手もブロックに辛うじて間に合ったぞ!?」 反町「駄目だ……ヘルナンデスのあの体勢じゃもうセーブは出来ない! それに、映姫さんだって……あんな無茶な姿勢じゃブロックなんて到底無理だ!」 パチュリー「……反町、よく見ておきなさい」 反町「え?」 パチュリー「四季映姫は卓越した選手……そのボールカット能力はもとより、 いざとなれば上がって攻撃にも参加できるだけの能力も持っているわ。 けれどね、そのような能力も……彼女にとってはあくまでおまけ程度のもの。 彼女が真価を発揮するのは……シュートブロックの時よ」 グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ナポレオン「どけ! 糞ガキ!! 吹っ飛んで泣いてもしらねぇぞ!!」 映姫「……どきませんよ、ブロックします」 再び右足を振りかぶりながら映姫に向けて怒鳴り散らすナポレオンに、それを冷静に受け止めながらシュートコースを塞ぐ映姫。 傍から見ていれば、どう考えてもナポレオンがシュートを決めるしか想像できない場面である。 誰だって、映姫のような小柄な少女が、ナポレオンの強烈なパワーシュートを防ぐとは思わない。 それは当のナポレオン本人からしてそうだったし、フランスのメンバーもまたそう信じていた。 そして、観客席の者たち……幻想郷Jrユースの反町も、フランスの得点を信じて疑わなかったのだ。 ナポレオン「なら……吹き飛びやがれェェェェェエエエエエエエエエエエエエエッ!!」 バゴッ……グギャギャギャギャガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 映姫「……貴方は少々、血の気が多すぎる! その罪には罰を持って答えましょう!!」 だから誰もが、次に見た光景を信じる事が出来なかった。
[161]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/30(月) 02:24:31 ID:??? まず、映姫はそのシュートに対して全身ではなく右足だけを持ってしてブロックに向かった。 しかも、自身が得意とするようなボレーシュートのような形で。 それは何故か――映姫がただ、シュートを防ぐという事だけを目指してブロックに飛んでいた訳ではなかったからである。 バッ! ドゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 映姫の右足は、ナポレオンの放ったメガキャノンシュートを完全に捉える。 これを見てナポレオンは目を丸くして驚きつつ、しかし、自身のシュートは必ずや彼女を吹き飛ばすだろうと考え……。 映姫「…………ダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」 バギュッ……ガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!! ナポレオン「ぎゃあああああああああああああああっ!?」 次の瞬間、吹き飛ばされた。四季映姫の跳ね返した、"自らのシュート"によって。 ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ピエール「な……」 こいし「や、やだ……やだ……! やめ……!!」 フィールドを高速で横切る、球状の物体。 その速度を前にして、フランスフィールダー達は誰も何もできない。 いや、それはフランスのフィールダーだけではない……イタリアのフィールダーも、その物体を目で追う事が出来ない。 さとり「……! と、止め……! あぐああああああああああああああああああっ!?」 バグギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ドォンッ!! パァァァンッ!! そして、最後にはキーパーのさとりを吹き飛ばし、ようやくボールは止まる。 ネットを突き抜け、壁にぶち当たり、パンクをするという結末によって。
[162]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/30(月) 02:25:32 ID:??? ジョン「……………………」 観客「………………」「……………………」「……………………」 しばし、このスタジアムにいる者すべてが……誰も何も言えぬまま、唖然としていた。 この大会の為に牙を研ぎ続けたフランスの主砲――ルイ=ナポレオンのシュートを跳ね返し。 情緒不安定となっていたが故に稚拙ではあるがそれでも相応に鋭いさとりのセービングを掻い潜り。 四季映姫の放った"カウンターシュート"が、ゴールに突き刺さったという事実を、誰もが認識できずにいた。 映姫「……因果応報、罪は全て巡り巡って帰ってくるもの。 この得点はフランスの皆さんの罪が故であり、それが罰となりフランスへと帰ってきただけの事です。 ……ゴール前の危険行為、などではありませんね?」 審判「……………………」 ただ一人、冷静に敵ゴールを見ながら、ぽつりとそう呟く映姫。 それを聞いたからかどうかはわからないものの……審判は笛を口に咥えると吹きすさぶ。 今度こそ、正真正銘のゴールの判定をする為に。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! イタリアJrユース 1−0 フランスJrユース
[163]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/30(月) 02:27:03 ID:??? さとりんは本当豆腐メンタル。という所で本日はひとますここまでです。 明日こそは試合終了まで書けるかな……? それでは、お疲れ様でしたー。
[164]森崎名無しさん:2011/05/30(月) 02:48:25 ID:??? カウンターシュート持ちかー! こりゃ中途半端なミドルは撃てないのう… 乙でした〜
[165]森崎名無しさん:2011/05/30(月) 03:44:37 ID:??? 点を取るのも難しそうだが、守るのも厳しそうだな本当 穣子レティのオータムカットで高いセンタリング封じてケロちゃんフランちゃん無効化くらいしか対策思い付かない
[166]森崎名無しさん:2011/05/30(月) 03:49:30 ID:??? イタリアの穴は…タレントのいない中盤かなあ。 中盤を制圧してボールポゼッションで勝つのが上策か?
[167]森崎名無しさん:2011/05/30(月) 03:59:25 ID:??? それは考えたけど、相手にすればケロちゃんのポストプレイがあるから 最悪ゴール前に放り込むだけで中盤省略する可能性があるんだよね
[168]森崎名無しさん:2011/05/30(月) 04:15:45 ID:??? 日本は4点消されたしてっきり無得点になるのかと思ったw
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24