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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[136]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:44:39 ID:WYgHOIOk 昨日は無断でお休みしてしまい申し訳ありませんでした。 途中まで書いて寝オチしたあげく、寝ぼけた状態で保存もしないでエディタを閉じて心が折れましたとさ。 チャットの申請が通りました。 7月9日22時よりです。どなた様も御用とお急ぎでない方は、お誘い合わせの上、奮ってご参加くださいまし。 >>135 うわ。おもしろそう。時間を作ってチャレンジしてみます。 できたらどうしたらいいんだろう?5〜6レスに分けて投下? 島崎からピボットへ→ クラブ7 =スキル:鋭い読み(カット判定時にダイス2回振り) 糸井から伊藤へ→ スペードA =シュート+1 師匠から木下へ→ クラブ8 =スキル:強引(フィジカルベースの判定時にダイス2回振り) 矢島からグリコ→ スペード9 =スキル:救世主LV2(チームのピンチ時に自分の背番号か中山さんの4を引くと危機を回避できる) 宮原から白鳥→ ダイヤQ =必殺ブロック:南東の風(テクニック+ブロックで発動。+3) ゴニョから赤松→ クラブ10 =必殺ドリブル:ヒゲダンス(テクニック+ドリブル時に発動。+3) メロンから井沢→ クラブQ =スキル:アーリーワロス:サイドで出場している時にゴール前以外でシュートを選択すると ゴール前への高いパスを放ちます。(通常はロビング)ただし達成値が3の倍数の場合宇宙開発をします。 エロから大場→ クラブ2 =シュート+1 飯塚から岡部→ クラブ5 =フィジカル+1 中畑から窪田→ ハート2 =タックル+1 村川から朝比奈→ クラブA =パスカット+1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[137]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:46:00 ID:WYgHOIOk 時間はまたもや前後する。 大会終了の翌日。南葛SCのメンバーは城山抜きで河川敷に集まっていた。 糸井「……ここに来るのもこれが最後かな……」 師匠「ばーか。別にこの河川敷がなくなるわけじゃねーだろ」 糸井「……そっか。そうだね。オレがいなくなるだけだもんな」 飯塚「そうゆう言い方はよせって。別に海外でもなんでもねーんだし」 宮原「オレの知り合いにケッタで京都から東京まで行った人いるぜ。奈良でもいけるんじゃね?」 糸井「ははは。スタミナついたらチャレンジしてみるよ」 川面を渡る風を受けながら6年生がボールを回す。 こうして11人揃ってボールを蹴るのもが今日が最後である。 白鳥「あ、せんぱーい」 岡部「お待たせしました」 そこへ5年生組もぞろぞろと合流する。 島崎「よし。お前らもさっさとアップしろ。そしたら紅白戦やるぞ」 SC『サーッ!!』 3つの分ループに別れそれぞれアップをはじめる5年生。 それを見ながら島崎と師匠でジャンケンをしてチーム分けを始める。 島崎「うちのGKは飯塚っと」 師匠「じゃあこっちは瀬名……あれ?おーい瀬名はどうしたー?」 白鳥「なんか、昨日おうち帰ったら急にお腹いたくなっちゃったらしくって。病院行くそうです」 師匠「なんだ。病欠かしょうがねえ。じゃあFWだな。山森……っと。山森もいねえじゃん」 白鳥「まーちゃんは飼育当番で学校です。ウサちゃんのご飯とお家の御掃除が終わったら来るそうです」 師匠「あちゃ。それじゃしょうがねえ。よし、糸井こっちこい」
[138]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:47:46 ID:WYgHOIOk ややあって紅白2チームに分かれたSCは名残を惜しむようにゆるゆるとボールを回す。 それでもボールを師匠に集めてしまうのは今までの性だろうか。 飯塚の守るゴール目掛けてドリブルを開始する。 それを阻もうとチャレンジャー木下が得意のモンキータックルで勝負をかけた。 木下「うきーっ!!」 師匠「をっ!?なかなかいいタックルだ。だがっ!」 相性が悪いながらもそれを受け止め、そして弾き返す師匠。6年生の面目躍如である。 しかし 中畑「いけっ!窪田!」 窪田「はいっ!」 中畑のアドバイスを受けた窪田のタックルが油断した師匠からボールを浚う。 師匠「おっと!?」 窪田は素早く立ち上がると、前線に走りこんでいる朝比奈へとパスを出す。が 島崎「このコースは想定済みだ。ピボット!」 ピボット「うわ。ホントにこっちきた」 島崎の指示通りに陣取ったピボットの足元へボールはやってきた。
[139]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:48:46 ID:WYgHOIOk そのピボットからボールを受けたゴニョは試合に出られなかった鬱憤を晴らさんばかりにハッスルしていた。 今日は自前の付け髭も装着してのヒゲダンス開演である。 ゴニョ「♪ニニニニ、ニニーニー、ニニニニーニ」BGM http://www.youtube.com/watch?v=prm7auKmxOU コミカルな振りつけでサイドラインを付近を行ったり来たりして、相手を翻弄する。 ふだんなら独演会なのだが、今日は違った。 赤松「♪ニニニニ、ニニーニー、ニニニニーニ」 デュオが揃ったのである。 赤松も持参のヒゲをつけ、リズムを合わせて踊り始める。 ゴニョ「♪♪♪」 その行動に気をよくしたゴニョがさらに持参したサーベルとグレープフルーツやら、水バケツやらを繰り出し始める。 もうサッカーなんぞお構い無しであり、サイドライン付近はパフォーマンス会場と化した。 一頻り笑いあい、ゴニョと赤松が礼をしたのを区切りに再びサッカーへと戻る。 ボールはひとまず島崎がボールを高く蹴りだし、それを競り合う形で再開する。 こぼれにこぼれた球は逆サイドまで行き、井沢の下へ。 井沢「それっ!」 前線に走り込む味方FWへと縦パスを通そうと鋭く右足を振りぬく。 村川「来るぞ、3、2、1GO!」 朝比奈「だりゃぁっ!」 パスカットの名手村川のカウントに合わせてジャンプした朝比奈は見事にパスカットに成功する。 朝比奈(このタイミングなんだな。なんとなくわかったぞ)
[140]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:49:59 ID:WYgHOIOk パスカットの真髄の一端に触れた朝比奈は目からウロコが落ちる思いで、ボールを回す。 回りまわったボールはゴール前に上がり、糸井がそれを伊藤へ落とす。 糸井「撃てっ!伊藤」 伊藤「はいっ!」 落とされたボールをノーマークでシュートに行く伊藤。ゴールマウスを守るのは矢島である。 矢島「と・め・る!」 気合とは裏腹にボールは矢島の手をすり抜けゴールへ吸い込まれ――なかった。 一粒300メートルダッシュでかろうじて失点直前にグリコがボールを掻き出す事に成功したのだった。 矢島「……やるじゃん」 *** メロン「うらーっ!これがオレのアーリークロスだーっ!!」 飯塚「たーまーやー」 ゴールマウスを遥かに越えるボールを放ち、日本の宇宙開発に貢献するメロン。 井沢「うわー。あんなに勢いよく蹴っていいんだ」 村川「よくないよくない。もうちょっとコントロールしろよ」 メロン「うるせー。失敗はサクセスのもとなんだよ」 井沢(……そっか。思い切りよく蹴るのも大事なんだ……) 飯塚「岡部ー。ダッシュ!」 岡部「は、はいっ!!」 炎天下の中、衛星となったボールを追って岡部は河川敷を走った。
[141]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:51:10 ID:WYgHOIOk 島崎「よし。これがラストプレイだ!」 力いっぱい蹴ったボールはゴール前へ上がる。 エロ「丁度白鳥が相手だ。大場!教えたとおりにやってみろ!」 大場「はい!」 白鳥(うわ。すっごい不安) 大場「クローーース、アウッ!!!」 気合一閃、吹き飛ぶTユニフォーム。 大場「フォォォォォ……気分はエクスタシーッッ!!」 白鳥「きゃーーーーっっっ!?!?!?!?」 エロ「今だっ!」 大場「いっけぇーっ!」 白鳥「水生木!巻き起こって!南東の風!」 宮原「出来るじゃん!」 エロの教え子が大場なら、宮原の教え子は白鳥である。 元々オカルト体質の白鳥に奇門遁甲の秘術は相性がよかったのだろう。 簡単な手ほどきを受けただけで突風を巻き起こすことに成功する。 その風は大場のシュートはおろか、大場、エロの師弟をも吹き飛ばしたのであった。 飯塚「……岡部。回収」 岡部「……ハイ」 飯塚「ボールだけでいいぞ」 岡部「はーい」 再びボールを追って岡部は犬のように走り出すのだった。
[142]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:52:11 ID:WYgHOIOk 馬鹿師弟の復帰と岡部のボール回収を待って、紅白戦は御開きとなる。 山森「あちゃー。間に合わなかったかー」 瀬名「おまたせー。どっちが勝ったのー?」 師匠「おう。2人ともやっときたか。0−0で終わったよ」 山森「そうですか。ちぇー。せっかく飯塚先輩と勝負できると思ったのになー」 飯塚「またSCに顔出すこともあるだろうから、そんときにでもな」 瀬名「あ。糸井先輩にはコレ。どうぞ〜」 抱えてきていたサッカーボールを糸井に手渡す。 見ればボールには色とりどりのペンで寄せ書きが書かれている。 『奈良でもサッカーやれよ』『スタミナつけろよ』『全中であおうぜ』『御世話になりました』『あのヘディング忘れません』 『生身の女もいいもんだぜ?』『おいしー鹿煎餅屋さんを教えてくださいね』 等々。 呼んでいると視界が潤み、皆に見せられない顔になってしまうので、糸井は顔を上げた。 見れば山森と瀬名の後ろに両親が立っているのが見えた。どうやら出発の時間が来たらしい。 糸井「……みんなありがとう。オレ……奈良へ行っても忘れないよ」 師匠「おう。オレ達もだ」 バシバシと背中を叩く師匠。それに押されて数歩、歩み出ると振り返り。 糸井「みんな。また会おうな!」 それだけ言うと寄せ書きのボールを抱えて糸井は両親の元へ走り出した。 そして残ったSCはは見えなくなるまで糸井の背中を見送った。
[143]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/06(水) 01:53:23 ID:WYgHOIOk 糸井に送る寄せ書きボールのメッセージをID表示で書き込んであげてください。 2票入った書き込みで決定します。 またもや投げっぱなしな投票ですが、この内容で今後の糸井関連のフラグが立ったり立たなかったりへし折れたりします。 今日はここまで。 冒頭でもふれました今週末はチャット開催があります。 至高の縞の色を話し合うのはもちろん、今後の展望や今までの展開等、色々と楽しくお話しましょう。 それではまた。
[144]森崎名無しさん:2011/07/06(水) 05:02:44 ID:6yeRiRF6 いつでもボール蹴りに来いよ
[145]森崎名無しさん:2011/07/06(水) 08:07:49 ID:??? いつかこっちに帰ってきて、子供ができたらSCに入れろよ 乙でしたー
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0ch BBS 2007-01-24