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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
[267]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 02:04:14 ID:??? >D ……分かった。それがこの小隊の隊長の判断だというのなら俺は文句は言わん。 森崎「……分かった。それがこの小隊の隊長の判断だというのなら俺は文句は言わん」 アリティアを守る騎士になることを憧れる若き従騎士たち。 彼らにとって今最も成さねばならないことはこの任務で良い成績を収めることではない。 目の前に危機が迫っている村を一刻も早く助けることこそ彼らが成し遂げなければならないことなのだ。 クリス「あ……ありがとうございます!」 ルーク「うっしゃあ!森崎さんならそう言ってくれると思ってたぜ!」 ロディ「祖国を荒らす不埒者を見過ごせるほど、我々は甘くはない」 ライアン「そうです。きっと兄さんも村を助けるために迷わず飛び出します!」 カタリナ「そうと決まればすぐに村へと引き返しましょう。 はやく行かないと手遅れになってしまうかもしれません!」 森崎「(まったく。冷静に自分の利益の判断ができない真っ直ぐな連中ばかりだぜ。 こういう奴らだからこそ、俺がしっかりと守ってやらなくちゃな!)」 これで間違いなく規定時間に王宮に帰還することは出来ないだろう。 だが、そんなことは既に彼らの頭の中からは掻き消えていた。 今はただ、煙と共に助けを上げる村人たちを助けに行くのみなのだから。
[268]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 02:05:25 ID:??? 森崎「みんな戻れ!一刻も早く村を救援しにいくぞ!」 一同「「「「「おう!!」」」」」 こうして森崎たちは急ぎ引き返し赤々と燃え上がる東の村へと向かうのだった。 ※第七小隊全員の評価が上がりました 森崎質の悪い予感は的中していた。第七小隊を見送った後の東の村では 突如屈強な山賊団が大挙としてこの一帯に乗り込んできたのである。 目的は当然のごとく殺戮と強奪。悲鳴を上げて逃げる村人たちを下衆な笑いを浮かべながら追い詰めていく。 山賊頭「ぎゃははははっ!奪え奪えーっ!根こそぎ奪いつくせー!!」 村長「な、何じゃ貴様らは!?」 山賊A「ふっへへへ…爺さん、あんたサムシアンって聞き覚えはねぇか?」 村人「サ…サムシアン!?まさかあのデビルマウンテンに巣食っていた悪名高い盗賊団の…!」 暗黒戦争時、アリティア軍がタリスからオレルアンへ救援に向かう際に 壊滅させたはずの盗賊団の名前を聞き、村人たちは震え上がる。 山賊B「ふひゃはは!その通りー!前の戦争で俺たちゃアリティア軍に根城を奪われ野盗にまで成り下がった。 サムシアン再建のためにコツコツ溜め込んでいた宝もこの間謎の集団に奪われちまったし…」 山賊頭「そういうわけだ!今度はこの村を拠点にして再びサムシアンは復活する! おめぇら!奪えるもんはみんな奪っちまえ! 逃げる奴らも身包みはいで、それからぶっ殺せ!ぎゃははは!」
[269]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 02:06:55 ID:??? 部下たちに更なる略奪を命令する山賊頭。その様子を彼らの仲間であろう 不気味な仮面を身につけた男が愉快そうに見つめていた。 ????「そうだそうだ、やれやれー。ウキキ。 …お前らが暴れれば、オレたちの計画もうまくいく。ウキキ」 村人「(そ、村長…このままではこの村は全滅です…ど、どうすれば…)」 村長「(安心せい。先ほど村の若い衆に王宮に救援を知らせる狼煙を上げさせおった。 とにかく住人たちの命が最優先じゃ。城の騎士様たちが到着するまで 下手に逆らわずにおとなしくしておるのじゃ)」 戦う力のないといえどもこれまで多くの兵士を世話してきた経験から、村人たちは意外に落ち着いた行動をとっていた。 だが、サムシアンたちも並の盗賊団ではない。しばらくすると村から上がる煙に感づき怒鳴り声を撒き散らす。 山賊A「貴様らァ!なめた真似し腐りやがって!どうやら少しお仕置きが必要だなぁ…」 山賊B「人質にして王宮の奴らから金をふんだくろうと思ったが、メンドくせぇし殺っちまおうぜ」 村人「ひ、ひぃぃ……もうだめだぁ。おしまいだぁ…」 村長「諦めるでない。かの英雄アンリ様が建国したアリティア国の一人として、 最後の最後まで希望を捨ててはいかん。奇跡を、奇跡を信じるのじゃ…!」 山賊A「ぎゃははは。だったらその奇跡ってやつを拝ませてもらおうじゃねぇか」 山賊B「王宮からここまでどれだけの距離があると思ってるんだぁ?ひっひっひ」 先ほど上げた狼煙に気がついたとしても、王宮からこの村に駆けつけるまでは30分はかかる。 だが、そんな彼らの予想をあっさりと覆す存在がそれこそ奇跡のように現れたのだった。
[270]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 02:07:57 ID:??? だがそのとき→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→何処からか身を鋭く切り裂くほどの風が舞い起こった! スペード・クラブ→森崎と第七小隊の面々が怒涛の勢いで飛び込んできた! JOKER→なんと不気味な仮面をつけた山賊の仲間たちが反乱を起こす!?
[271]森崎名無しさん:2011/07/16(土) 02:15:12 ID:??? だがそのとき→ ハート8
[272]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 19:18:58 ID:??? だがそのとき→ ハート8 >ダイヤ・ハート→何処からか身を鋭く切り裂くほどの風が舞い起こった! ビュワッ…! 山賊A「な…なんだァ?急に風が強くなってきやがって…」 ???「アリティアの気候は独特でね。いきなり雨が降ったり風が強くなったりするんだよ。知らなかったかい?」 山賊B「な、なんだテメェは!?いつのまに後ろに!?」 その青年は突如風が巻き起こったかのように、山賊たちの背後に現れた。 右手をゆっくり上げながら、淡々と言葉の続きを語る。 ???「特に春先の大きな風を伴う雨は作物にとっての恵みになっていてね。 それこそ『奇跡の風』と呼ばれることもあるんだ。覚えておくように」 カッ!! 山賊A「!?」 閃光と共に空気を切る風音が一気に強くなる。 それと同時に、山賊たちは体を押さえて悶えながら次々と倒れていく。 村人「お、おお……奇跡だ…!まさに奇跡だ!」 村長「そろそろお戻りになられると思っていましたが… まさかこのようなときに…ありがとうございますマリク様」
[273]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 19:20:00 ID:??? 村人たちを魔の手から救ったその青年は青色のフードを取ると笑みを作った。 アリティア貴族の子ながら優れた魔道の才能を見込まれ、暗黒戦争後も 魔法都市カダインにてさらなる魔道の修行に励んでいた緑髪の風のような爽やかな青年がそこにいた。 マリク「ただいま。やっぱり故郷の風が一番落ち着きますね」 山賊C「な、なんだ…!?いったい何が起こりやがったんだ!?」 仲間たちを魔法で発生した真空の刃で次々に失っていく山賊頭は狼狽えながら叫ぶ。 マリク「山賊か…なぜ平和になった矢先に彼らのようなものが…マルス様が知ったら悲しまれるだろうな」 平和になったはずの故郷を山賊に荒らされる惨状を目の当たりにしたマリクは憂いの言葉を呟く。 山賊C「その格好…魔道士か!?ちくしょう、この間の連中といい、俺たちゃ魔法は大っきらいなんだ!」 マリク「それはいい事を聞いた。おとなしく退散するならよし、そうでないのなら…!」 山賊D「お、おっとぉ!動くなァ!こっちには人質がいるんだぜ。 少しでも怪しい動きをしてみろ。この村の連中を皆殺しにしてやる!」 先ほどとは別の山賊たちが鈍く光る斧をちらつかせ、無力な村人たちを人質にとっていた。 いくらマリクの魔法といえども僅かでも詠唱を挟まなければ発動することは出来ない。 子供の頃に自分もこの村にはよく世話になっていたことがあるマリクは身動きがとれなくなってしまう。 マリク「……卑怯な!」 村人「ひ、ひひぃぃ〜〜〜っ!」 村人を盾にとりつつマリクの動きを牽制しながら、山賊頭はじりじりと後ずさりしていく。 山賊C「その通り。ぐへへ…いいかぁ動くなよ。一歩でも動くたびに人質一人の頭をたたき潰してやる!」
[274]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 19:21:22 ID:??? ??「だったら俺達はお前が一歩動くたびにお前の仲間の頭をたたきつぶしてやるよ」 山賊C「なっ…んなぁっ!?」 ??「はいうごいた。それじゃあ遠慮無くやっちゃって〜」 ???「了解です。たあっ!」 ゴギィン!! 山賊D「ぐぎゃぁ!?」 村人たちを脅していた山賊が短い悲鳴を上げて倒れる。 この絶対的なピンチを救ったもう一つの奇跡の存在を、マリクと村長は顔を輝かせて確認した。 マリク「あっ…!き、君は!」 村長「お、おおぉぉ……そうかお主達…狼煙に気づき引き戻してくれたのか!」 森崎「久しぶりだなマリク!4年前のオレルアンじゃ盗賊に魔法を避けられて すっげぇかっこ悪かったが、今はなかなかの男前だったぜ」 マリク「僕も今ではカダインで子供たちに魔法を教える立場にあるんだ。これくらいはやってみせるさ」 森崎とマリク。戦闘だけでなくサッカーにおいても互いの力を信頼しあっている間柄である。 ワールドユース代表選考試合から約4ヶ月ぶりの再会だった。 ライアン「森崎さん、村人たちは全て救出完了しました!」 ルーク「あとはこの糞汚ねぇ山賊たちをぶちのめすだけだな!」 森崎「よーしご苦労!そのまま戦闘態勢を続行しておけ!」
[275]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 19:22:40 ID:??? マリク「彼らはアリティア王宮の騎士たちかい?随分若いようだけど」 ロディ「我々はまだ正式な叙勲を受けていない見習いの立場です。 行軍訓練の途中、山賊に襲われる村を発見し、こうして救援に参りました」 マリク「そうか…ありがとう。僕一人だとこの危機を乗り越えられなかったよ」 カタリナ「良かったですねクリス」 クリス「ええ。でも、まだ山賊を全て掃討したわけじゃないわ。油断は禁物よ」 山賊頭「そこの嬢ちゃんの言うとおりだぜ。俺らサムシアンがただ闇雲に一つの村を襲っているとでも思ったか?」 森崎「何だと…?」 マリク「いったいどういうことだ!」 マリクを加えた森崎たち第七小隊は、まだかなりの数を誇る山賊の集団を見やる。 人質を開放したとはいえ、まだサムシアンたちのほうに数の利があるのは間違いないのだ。 山賊頭「この近辺には小さな村があちこちに点在しているだろ?いわばこの村は注意を引きつける囮みたいなもんだ。 この村で俺が派手に暴れまわっている間に、他の村で悠々と仲間たちが略奪を楽しむって寸法さ」 クリス「なっ…なんですって!?」 村長「た、確かにこの村より北に一つ、西に一つに同じような村があるが…」 山賊頭「救助に行きたいのならどうぞご自由に。その少ない戦力をさらに分散させることになっちまうがなぁ!」 カタリナ「もしも彼の言うことが本当なら、すぐに他の村にも戦力を送らなければ手遅れになります…!」 ロディ「だが、この村の山賊すらもまだ全て倒したわけではないのだぞ?」
[276]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/16(土) 19:28:58 ID:??? ライアン「狼煙に気づいた王宮の騎士たちが救援が来ると言っても、そんなすぐには来てくれないと思いますし…」 ルーク「だけど俺らがやるしかねぇじゃねぇか!今この村と、そして近隣の村も助けられるのは俺たちだけだ!そうだろ森崎さん!」 森崎「……その通りだ。マリクを含めた俺たち7人で3つの村を助ける。 仲間の救援には期待できん。この困難を乗り越える覚悟がお前にあるか、クリス!」 クリス「私は……私はアリティア従騎士団第七小隊隊長クリス! この身を持って祖国に蔓延る悪しき者たちを裁くことに何ら躊躇はありません!」 森崎「ただの行軍任務よりもよっぽど身の入った訓練になりそうだな。みんな、気を抜くなよ!」 一同「「「「「「おう!!!」」」」」」 ・今回の戦場パートの任務一覧 @東の村救助隊(山賊頭率いるサムシアンたちを倒す。ボスがちょっと強い。拠点パートあり。斧使いが多い) A北の村救助隊(山賊率いるサムシアンたちを倒す。拠点パートあり。斧使いが多い) B西の村救助隊(山賊率いるサムシアンたちを倒す。拠点パートあり。斧使いが多い) ☆どうしますか? A 森崎がメンバーを振り分ける(3つの部隊を自由に振り分けることができます) B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます) ※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。 【クリス・カタリナ・ルーク・ロディ・ライアン・マリク】 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[277]森崎名無しさん:2011/07/16(土) 19:33:14 ID:ZsHgdmcU B
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0ch BBS 2007-01-24