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【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】
[290]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/11(月) 19:28:02 ID:??? マルコ「ボクはいずれにせよ守備に集中・・・ならば混乱はしないかな。」 アンザーニ「Iの選手に対しては、高い位置ならば前半と同じくミスギくん、ブンナークくん、 ニッタくんが当たり・・・そして低い位置ならミスギくん、ダラピッコラを中心として 周囲の人間もプレスをかける形を取って欲しい。 ただしその場合も、もう一方のキープレイヤー(FかJ)を無視してはいけません。」 ダラピッコラ「Iにはシニョーリかクオーレ・・・いずれにせよヤバイ奴が来るわけだ。 オレとしては相手にとって不足はねえ。」 新田「監督、攻撃については・・・?」 アンザーニ「ショートカウンター、或いはカウンターをメインとして考えるしかありません。 突破力のあるミスギくんかニッタくんでボール運びをして、 ブンナークくんにラストパスを放つか、自身で撃つか・・・。 GKとの1対1はダメです、1対1で敗北した際のリスクが大きすぎる。 攻撃の終わり方でピンチの度合いが変わる事を肝に命じて下さい、 特にIの選手を相手するミスギくんは要注意です。」 三杉(なるほど・・・・・・・・・しかし、これでパルマを攻めきれるのか・・・?)
[291]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/11(月) 19:29:06 ID:??? アンザーニ「ここまでが私の案です・・・消極的、守備的になりすぎている事に不満を感じる人も居るでしょう。 しかし敵の攻撃におけるキープレイヤーが一人増え、しかもその選手の情報が少ない以上、 これは仕方ないと考えます。」 ここまで話してアンザーニは一息ついた。 そして選手達を見回しながら『ここまで聞いて異存、もしくは追加意見のある人は?』と問い掛ける。 それに対して三杉は・・・ A 前半のままのフォーメーションを維持すべき B 監督の案に異存はない C あまりに守備的すぎる、せめてサイドアタックは保持すべき D 後半序盤は良いが、何処かのタイミングで攻撃的になるべき E そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[292]森崎名無しさん:2011/07/11(月) 19:45:20 ID:hf58FHp6 D 一点で抑えるのはどう考えても無理。
[293]森崎名無しさん:2011/07/11(月) 19:48:17 ID:D6hNF53I D これは様子見の守備的陣形ですしね
[294]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/11(月) 19:59:47 ID:??? 暫し様子見で耐えましょう→どこかで攻撃に転じましょう そんな感じになりそうなところで本日の更新を終了します。 すみません、予定の六割くらいしか進みませんですた(><)
[295]森崎名無しさん:2011/07/11(月) 20:01:13 ID:??? ラ・オツデシタ
[296]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/12(火) 14:40:22 ID:??? >>295 だれがうまいこt・・・・・・ラ・オツカンシャ ============================================= > D 後半序盤は良いが、何処かのタイミングで攻撃的になるべき ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ここまで聞いて、監督の作戦には確かに理があるとは思った。 だがその上で、三杉には他にも思うところがあり・・・それを口に出さず呑み込む事は出来なかった。 三杉「監督・・・」 アンザーニ「何かね?」 三杉「後半、いやクオーレが投入されて暫くは、この布陣で良いでしょう。 しかし何処かのタイミングで攻撃的になるべきです。」 アンザーニ「ほう・・・何故だね?」 ピクンとアンザーニは反応し、これを聞き返した。 自分の立案に対して不満・・・と言うよりアヤがついた事に気を悪くしたのだろうか。 しかしそうであったとしても、今更半端に引き返す事は出来ない。
[297]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/12(火) 14:41:23 ID:??? 三杉「意識が守備ばかりに傾けば、いずれゲームの手綱は相手に渡ります。 一時的ならばそれも止む無しですが、後半丸々とあらばいずれ押し切られるかも知れません。」 アンザーニ「・・・・・・」 監督は顎を撫でながら三杉の言葉に耳を傾けていた。 眼鏡のせいで目の色が窺えず、三杉には監督が何を考えて聞いているのか判らない。 だがこの監督は、こちらの意見に間違いや理に適わぬ矛盾があれば、最後に鋭く指摘してくる。 三杉「また攻撃の意志が希薄であるのを相手が気付けば、自然と敵の攻撃も勢いを増すでしょう、 故に、何処かのタイミングで攻めに転ずるという意識を、僕達は持っているべきです。」 三杉としては自分の考えを信じ、攻撃の意志の必要性を説いた。 言いたい事を全て述べ、三杉は一つ大きく息を吐いた。 そして顔を上げ、アンザーニの表情を見ると・・・そこには優しい笑顔があった。 アンザーニ「ふむ、素晴らしい視野だ。」 三杉「監督! それじゃあ・・・?」
[298]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/12(火) 14:43:48 ID:??? アンザーニ「うむ、闘いの過程でどうしても守備的にならざるを得ない事態は起こり得ます。 しかしそこで意識の100%を守備のサッカーに偏らせてはいけない。 それはあくまで攻撃的なサッカーへの布石でなければならないのです。」 三杉(良かった、間違っていなかった。) 思えばこれまでの闘いはずっとそうだった。 レッチェのポゼッションサッカーを相手にした時もである。 確かに先ずは守備ありき、相手の狙いやリズムを崩すところから始まるが・・・ フィオレンティーナは何処かで必ず攻撃的に転じ、そして勝ってきたのである。 それがシュワーボ・アンザーニのサッカー、フィオレンティーナのサッカーだと三杉の心に刻まれていたのだ。 アンザーニ「攻撃的サッカーに転じるタイミングは?」 三杉「シニョーリの体力が尽きはじめた時。 或いはクオーレの情報を得て、その結果守りきれる成算がついた時です。」 アンザーニ「攻撃的サッカーの具体案は?」 三杉「サイドアタックの再開、または2トップ形への変化・・・或いは両方。 時間帯や展開によって判断は変わると思います。」
[299]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/12(火) 14:45:16 ID:??? アンザーニ「エクセレント、100点です。 そのタイミングはキャプテンであるキミに委ねましょう。」 三杉「はい!」 アンザーニ「他の皆さんも良いですね?」 選手達「はい!」「仕方ねえな!」「頼りにしてるぜ、キャプテン!」「・・・・・・」 後半戦の闘い方が決定し、しかもそれが勝利に向かう道だと皆が信じていた。 選手達はそれぞれ連携を確認し合ったり、データを確認したりと控え室は活気に溢れている。 アンザーニ(どうやら私のサッカーは、このチームにしっかりと息づいたようだ。 もう私がいつ居なくなっても大丈夫・・・彼、ミスギくんがキャプテンである限り。 フフ、少々寂しくもありますがね。) シュワーボ・アンザーニは満足だった。 伝えるべき事は全て伝わったという実感を得られていた。 これから45分の後・・・彼等がきっと笑顔でベンチに戻ってくるのだろう。 アンザーニには、そう信じられた。
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0ch BBS 2007-01-24