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【猛虎】キャプテン霊夢9【襲来?】
[998]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/08/12(金) 19:17:10 ID:??? 幽々子「こんにちは〜」 紫「ふふ、またお邪魔するわね」 ミスティア「いらっしゃーい。席は何処でも空いてるよー」 今日最初のお客は白玉楼の主・西行寺幽々子と、結界の管理者・八雲紫。 いきなりすごい大物が来たなぁと思うミスティアだが、 割と常連さんでもあったりするのが何とも言えない。 幽々子「私は何か適当にお酒と、いつものヤツメウナギの串焼きをお願いー」 紫「私もそれと……後何か面白そうなのがあれば」 ミスティア「あいさー。御注文承りましたー」 とりあえずそれなりに良さそうな焼酎を二人に出し、ヤツメウナギを捌く。 さすがにもう結構長いことやっているので、捌き方を誤るようなことはない。 ミスティア「面白そうなものって今日は何かあるかなぁ。蝮とかあるけどそれでいい?」 紫「あら、そんなものも取り扱っていたのね。じゃあそれ貰おうかしら」 幽々子「おいしそうね〜。私もそれお願い」 とあるツテで入手したは良いが、誰も食べたがらなくて困っていた所だ。 これで在庫処分が出来るのはありがたい。 しばらくの間、網の上でじゅうじゅうとヤツメウナギの脂と秘伝のタレが焦げる音が響く。 その音と匂いだけを嗅がされる側としては、軽い拷問に近い。
[999]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/08/12(金) 19:18:30 ID:??? ミスティア「はい、お待たせしましたー。焼き立てで少し熱いから気をつけてね」 紫「ありがと。……んっ、やっぱりおいしいわね。見事なものだわ」 幽々子「妖夢の料理もおいしいけど、ここの味はまた違ったものがあるわねー」 ミスティア「どーもー。あ、蝮も焼けたみたい」 紫「どれどれ……うーん、癖があるけど、たまに食べたくなるわねぇ、これ」 幽々子「私も食べるわー」 ミスティア「ごゆっくりどうぞ〜♪」 そうして、ヤツメウナギと蝮・焼酎の組み合わせに舌鼓を打ちつつ、話を続ける。 幽々子「そういえば、最近はさっかーだっけ?が流行ってるらしいわねー。 妖夢も頑張ってるらしいわよ。何かこの間戻って来た時、 やけにテンションが高かったけど」 紫「ええ、思ったよりも流行ってくれてるわね。大会も好評だし。 それにしても、妖夢が幽々子を手放すとは思わなかったわね」 幽々子「剣の道を極めるのも良いけど、それだけだとあの子にとって良くないわ。 まだ若いんだし、色々なことに挑戦して視野を広げて貰わないと」 幽々子は妖夢の事になると、途端に甘くなる。それだけ溺愛しているのだろう。 普段からかいまくっているのは、愛情の証ということか。 ミスティア「(サッカーが上手くなれば焼き鳥をする人も減るのかなぁ?)」 ミスティアは他のお客を捌きながら、そんなことを考えていた。 まあ、サッカーの大会が行われるようになってから、試合後に飲みに来る客も増えたので、 そう言う意味ではあながち間違ってもいないのかもしれない。
[1000]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/08/12(金) 19:19:41 ID:??? 幽々子「そういえば、紫はさっかーしないの〜?」 紫「うーん、少なくとも今はまだチームには入れないわね。 上手い下手の問題じゃなくて、私がああいう大会に出るのは色々まずいのよ」 幽々子「そっか。それもそうよね〜」 紫は良くも悪くも目立ち過ぎる。人里の人間にも紫の存在は知られているし、 そんな妖怪が大会に出ていたら、色々と混乱してしまうだろう。 紫「第一、ただでさえ外の世界の選手を連れて来たことでこわーい閻魔様に睨まれてるのに、 大会なんて出ちゃったら、真っ先に見つけられてながーいお説教が始まっちゃうじゃない」 幽々子「閻魔様ね〜。あの子も可愛いわよね〜。一度ゆっくりお話してみたいわ〜」 紫「……ああ、そういえば幽々子はああいうタイプが好きなんだっけ」 妖夢もそうだが、幽々子は一生懸命だけどちょっと空回りするよう子が好みらしい。 紫「……それに、プレイするのはあの子達じゃないと、意味がなくなっちゃうしね」 幽々子「何か言ったかしらー?」 紫「いえ、何も」 そんなこんなで、気付けば閉店間際。他の客もほとんどがおあいそを済ませて帰っている。 幽々子「それじゃ店主さん、ご馳走様ー。また来させて頂くわねー」 紫「蝮なんて食べたの久しぶりねえ。はい、お勘定ね」 ミスティア「毎度ありがとうございましたー。また宜しくお願いしますー」 全ての客を捌き終えたミスティアは一人(ウサギ達は途中で鈴仙が迎えに来ている)で後片付けを行いつつ、 今日もたくさんお客さんが来たなぁと考えながら、思考を屋台からサッカーに切り替える。 ミスティア「さーて、明後日は試合だし、焼き鳥撲滅の為にも頑張らないとねー!ちんちーん!」
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0ch BBS 2007-01-24