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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[784]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:09:26 ID:??? そして、ぞろぞろと部屋の中に入ってきたメンバーを見ると……。 フランはどことなく居心地悪そうに居住まいを正してから、小さく頭を下げ謝罪をした。 このフランの行為に、諏訪子と映姫は意外そうに目を見開く。 それも当然と言えば当然――悪魔の妹、フランドール=スカーレット。 彼女の噂や性格などを、この場にいる他のイタリアメンバーに比べれば理解をしていた諏訪子達としては。 まさかここでフランドールが素直に謝罪をするとは思っていなかったのである。 予想外の事態に狼狽をする諏訪子達であったが……とはいえ、これは彼女たちにとって嬉しい誤算と言えるものだった。 何せここでフランが暴れたり、或いは自身が悪かったと認めず他者を責める事があれば、 当然ながら他のイタリアメンバーから反感を抱かれる。 それはフランと同じく派遣選手である諏訪子達にも飛び火する可能性があったのだが……。 フランドールが自ずと非を認めてくれた事で、イタリアメンバーのやるせない感情は意気を殺がれたらしく。 その心配は不要に終わりそうである。 諏訪子「(しっかし、結果オーライとはいえ本当に予測しにくい性格してるねぇ。 まぁ暴れられてもこの地蔵がいりゃ一緒に止められただろうけど……暴れてくれないならそれに越した事はないねえ)」 映姫「(あの暴走行為は黒、反則行為も間違いなく黒ですが、事後の対処に関しては白……しかし。 ……このまま士気と彼女本来の気質が削られるのはいただけませんね。 吸血鬼とは人々に怖れを抱かせる存在。 それが塩らしくなっては、彼女の吸血鬼としての本質が失われる。 それだけは避けなければならないのですが……)」
[785]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:10:26 ID:??? 完全にしょげ返っているフランを見て、諏訪子はホッと安堵をするのだが……。 一方で四季映姫はといえば、難しい顔をしたままああでもないこうでもないと考え始める。 幻想郷全土を統括する閻魔である映姫としては、幻想郷のパワーバランスの崩壊だけは何としてでも阻止しなければならない。 自身の行為に責任を持ち、反省をするのは良い事であるが、反省し過ぎ、自責の念に駆られすぎるのは頂けない。 なまじ、今まで周囲と関わり合いを持ってこなかったフランドールなだけに。 誰かに迷惑をかけるという行為に慣れていなかったのか、その反省の度合いは彼女が背負うには重すぎるものであり。 映姫はどうにかしようと方策を考え始めるのだが……。 ヘルナンデス「気にしないでいい……とは言わないけど、この敗戦はフランドールだけの責任じゃないよ。 次からは気を付けてくれればいいさ」 フラン「え…………」 映姫「(む……)」 その時、不意にフランドールに声をかけたのはヘルナンデスであった。 まだ自省をし、落ち込むフランドールに対して……ヘルナンデスはあくまでも優しく声をかけ。 軽くフランドールの肩を慰めるように叩いてから、更に続ける。
[786]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:11:33 ID:??? ヘルナンデス「フランドールのプレイスタイルを考えれば、無理やり接触プレイをさせ続けた周囲にも責任はある。 それに、サッカーでは考えられないような強引なラフプレイをフランドールがするのは合宿当初からわかっていたんだからね。 それを改善させなかったのも悪かった。 もちろん、ルールに抵触するようなプレイをしたフランドールは悪いし、 何よりその前の無謀なロングシュートも叱責ものだけどね」 フラン「うぅ、ご、ごめんなさい……」 ヘルナンデス「うん、だから……次からは気を付けてくれればいい。 フランドールの得点力は間違いなくこのチームに必要なんだ。 当たりの強さを生かしたラフプレイは大きな武器だけど、それで反則を取られないギリギリのラインを見極め……。 今後もチームの為に頑張ってくれれば、僕としてはもう何も言う事はないさ」 マルコ「とほほ……ヘルナンデスに言いたい事全部言われちゃったよ……」 ゴルバテ「(マルコ、お前絶対何も考えてなかっただろ……)まぁ、ヘルナンデスの意見に俺も賛成だ。 次の試合……は無理だが、その次のウルグアイ戦、期待してるぜ」 あくまでもフランドールの非は認めつつ、しかし、建設的な意見を述べるヘルナンデス。 彼の言うようにここでフランドールが落ち込み、今後の試合でその実力を発揮出来なければイタリアの攻撃力は大きく落ち込み。 それが今日の試合でのフランドールの失態以上にイタリアを窮地に追いやる。 反省をするのはいいが、だからといって全ての責任を負う事は無いとヘルナンデスは言い、これにイタリアメンバーも同調を始める。 これを見てフランは当初、目を丸くしながら驚くのだが……。
[787]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:12:43 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→ハート10以上+映姫「見直しましたよヘルナンデス君」 諏訪子「恰好いいねぇ……よし、ご褒美だ」 ハーレムである ハート10以上→フラン「ありがとう……えへへ、だーいすき」 そう言うとフランはパタパタ羽ばたいて飛び、ヘルナンデスの頬に…… クラブA→レミリア「ぎゃおー!!」 シュナイダー「マリーだけだなくこのような少女まで……許せん!」 シスコンコンビ襲来 それ以外→フラン「うん……私、頑張るね!」 フランちゃんがふつうに立ち直ったよ
[788]森崎名無しさん:2011/10/14(金) 22:13:18 ID:??? ★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→ ダイヤJ ★
[789]森崎名無しさん:2011/10/14(金) 22:17:05 ID:??? 若林とさとりに引き続きまたしてもマーク違いでござる
[790]森崎名無しさん:2011/10/14(金) 22:18:49 ID:??? このスレってこういうフラグは折れるイメージ
[791]森崎名無しさん:2011/10/14(金) 22:36:11 ID:??? フラグくん ふっとばされた!
[792]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:53:35 ID:??? >>789-791 諏訪子「神は言っている、ここでフラグが立つさだめではないと」 >★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→ ダイヤJ =フラン「うん……私、頑張るね!」 フランちゃんがふつうに立ち直ったよ★ ============================================================================================================================ 修羅場になる事もなければハーレムになる事もなく。 フランドールはヘルナンデスの言葉を受けて、素直に立ち直った。 吸血鬼とはとても思えないような無邪気な笑みを浮かべつつ、ヘルナンデスに……。 そして、周囲のイタリアメンバーに次の出番では頑張ると宣言し。 こうしてイタリアのロッカールームには、ようやく和やかな空気が戻ってくる。 諏訪子「よォし、それじゃあフランドールの出番の前に、まずは明日のアルゼンチン戦だね」 映姫「まずは午後からあるアルゼンチンとウルグアイの試合をじっくり見て、研究をしましょう。 どちらともこれから戦う事になるのですから、対策を練らなければ」 その後、フランドールら派遣選手らはそれぞれ別の控え室へと移動をし。 男女に分かれた後に着替えたイタリアメンバーは、観客席へと移動をする。 雨降って地固まる。 フランドールの退場は痛かったが、しかし、その事が原因となりより一層チームの絆は深まった。 結果的に、よい方向へムードは流れた……ように見えたのだが。 コンティ「どうした、ヘルナンデス?」 ヘルナンデス「わからない……ただ……ただ、凄く残念感で胸がいっぱいなんだ。 もう少しで低い浮き球が上がったのに的に考えて……」 ディモス「すまん、お前が何を言っているのかわからない」 ヘルナンデスだけは何故か沈痛な面持ちで観客席へと向かっていた。 でも、正直、ハート10以上は出なくてよかったような気がしないでもない(シスコン的に考えて)。
[793]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/14(金) 22:54:35 ID:??? 〜 幻想郷Jrユース ロッカールーム 〜 輝夜「みんな、お疲れ様! 今日もウルグアイ戦同様、最後の最後まで気が抜けない試合だったけど……。 例え辛勝でも、勝利は勝利よ! これでグループリーグ2勝目! 勝ち点も6! リーグ突破もいよいよ見えてきたけど……本番はこれからよ! さぁ、早く着替えて午後からの試合を見に行きましょう!」 パチュリー「次の試合は三日後のアルゼンチン戦……これから見る試合で、対策を練るわよ」 一方で幻想郷Jrユースロッカールームでは、監督である輝夜が選手達を労いつつも兜の緒を締めさせ。 今日の勝利の余韻に浸る隙も与えないまま、次の試合の話を始める。 ここ2試合は2日続けての試合だったものの、次のアルゼンチン戦は練習日を2日挟んでの3日後。 その戦術と対策法を練り明日からの練習で改善点を直していく為にも、午後からのアルゼンチン戦の観戦は不可欠である。 これは選手一同も大半が理解をしており、輝夜の言葉に同意を示すのだが……。 静葉「ごめんなさい、私は穣子の様子を見に行きたいのだけど……」 その時、静葉がおずおずと手を上げながらこの試合途中で力尽きた穣子の所に行きたいと発言。 うどんげからただの過労と聞いてはいるものの、それでも傍についていてあげたいというのが人情だろう。 輝夜「そうね……起きた時に誰もいないってのも寂しいものだし、許可するわ。 試合はビデオ回しておくから……他にも誰か行きたい人がいれば、静葉についていっていいわよ?」 反町「(……確かにアルゼンチン戦を見るのも大切だけど、穣子の様子も気になるな。 俺はどうしよう?)」 A.アルゼンチン戦を観戦する B.静葉と共に穣子の様子を見に行く C.逆に考えるんだ。気絶している穣子を観客席に運んでそこで試合を見ればいいんだと考えるんだ D.その他 自由投票枠 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[794]森崎名無しさん:2011/10/14(金) 22:54:52 ID:gUrlNdOo B
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0ch BBS 2007-01-24