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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[894]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 04:01:29 ID:??? 乙 泥沼の三角関係を期待するか
[895]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 07:52:10 ID:??? 乙でした いや、考えるんだ 反町が神になればいいんだ 早苗さんだって人であり神であるんだからいけるはず……
[896]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 20:03:31 ID:??? え?反町は既に新シュート界の神じゃん
[897]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 20:11:52 ID:??? このスレのエンディングは強くなりすぎたせいで地上にいられなくなった反町が、 「シュートの魔王」として幻想送りにされ、秋姉妹の前に現れるシーンでいいと思うんだ
[898]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 23:08:55 ID:??? 神と魔王どっちなんだw
[899]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 23:27:38 ID:??? 翼「シュート魔王が反町、エース神がリグル」
[900]森崎名無しさん:2011/10/19(水) 23:36:19 ID:??? 三杉「君は何を言っているんだ」
[901]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/20(木) 00:25:40 ID:??? 反町「そっか、穣子はもう起きたんだな?」 てゐ「うさうさ。 軽く診たけど、やっぱりしばらく休んでればすぐに調子戻ると思うウサ。 あの感じだと、明日の練習も特に問題は無さそうやね」 美鈴「まずは一安心って感じですねぇ。 良かったです……」 輝夜「それじゃあてゐはまた穣子の傍についていてあげて。 試合が終わったら迎えに行くから」 てゐ「了解〜」 妹紅「あ、私も戻るよ!」 ハーフタイム中、穣子の意識が戻った事を報告にやって来るてゐと妹紅。 彼女たちの言葉を聞いて一同はホッと安堵の息を吐き、輝夜は再びてゐ達に穣子の様子を見るように指令を出す。 如何にただの過労でこのまま安静にしていれば大丈夫といえど、まだ穣子は病み上がり。本調子ではない。 なるべく傍に誰かを置いておきたいと考えるのは当然の事であり、この輝夜の指令にてゐは嫌がる素振りも見せず了承。 そのまま妹紅を引き連れて病室へと戻り……それからしばらくして、ハーフタイムも終了。 休憩をはさんだアルゼンチン、ウルグアイの両チームが再入場をする。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「さぁ〜、ハーフタイムを終え、両チームの選手達が再びフィールドへと帰ってきました! 5−1、既に前半45分を終えて4点も突き離されてしまったウルグアイ! ですが、後半のウルグアイはやはり違う! このチームに派遣をされた鬼のコンビが本気となり、ようやく真の姿を見せるのが後半のウルグアイ! 伊吹萃香選手はキーパーグローブを嵌めゴールへと向かい、星熊勇儀選手も前半は手に持っていた杯を今は持っていません! 本気となった勇儀選手の驚異的な実力は既に周知の事実ッ! これは点差を詰められてしまう可能性があるぞ、アルゼンチン!」
[902]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/20(木) 00:27:16 ID:??? ナポレオン「はっ、実況までもうアルゼンチンの勝利を疑ってないって感じだな。 逆転されてしまう可能性じゃなく、点差を詰められる可能性って言いやがった」 ピエール「確かにあのユウギという選手の攻撃力……得点力はこの大会でも屈指だ、それは間違いない。 だが、その攻撃力が存分に発揮出来たとしても……この4点差を跳ね返すのは厳しい」 さとり「そもそも4点差を跳ね返した所で同点、逆転が出来るとは言えません……。 それはあくまでもディアス君のゴールを阻めるとした前提での話なのですから」 こいし「鬼も一対一は得意だけど……あいつを止められるかなぁ……?」 前半戦、あまりにも衝撃的なディアスのプレイを見てしまった観客たちは、誰もがアルゼンチンの勝利を確信していた。 それはディアスがいるアルゼンチンが負ける筈が無いという考えによるものでもあったし。 また、この4点差を縮めるというのは如何に攻撃力が高いウルグアイといえど不可能だろうという共通認識があったのだ。 これはフィールドに立つ選手達にとっても、半ば無意識的に理解をしていたものであったのだが……。 勇儀「おう大将。 とりあえず始まったら速攻で渡しな。 まずは1点返してやる」 ビクトリーノ「わかってる(せめて点差を縮める……! スイカなら前半程ディアスにいいようにやられはしない筈だ! 得失点差をせめて縮めないと……!)」 ピピィーッ!! バムッ! それでも諦めるという事を知らないのが鬼の性格であり。 そして、諦める事を許されないのがキャプテンである。 審判の笛が鳴り響き、後半が始まると同時ウルグアイは即座にストライカーである勇儀へとパス。 これを受け取った勇儀は、その場で大きく足を踏みしめ……。
[903]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/20(木) 00:28:29 ID:??? ドゴォッ……! ブゥゥゥウウウウウンッ!! 勇儀「 三 歩 必 殺 ! ! 」 ブギャッ……ゴガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 今大会屈指の破壊力を伴った文字通り必殺の一撃を撃ち放ったのだった。 ディアス「うぎゃあああっ!?(こ、これが噂の鬼の力って奴か……流石の俺もこんなパワーシュートは……)」 パスカル「たっ、たすけてえーりん! ぎゃああっ!?」 永琳「私にだって……出来ない事はある。 認めたくないものね、若さ故の過ちというものを……きゃあっ!?」 ガルバン「ぐへぇっ!?」 ガルトーニ「うぎゃあああっ!?」 ドバゴォンッ! ピピィーッ!! 本気となった鬼の力を食い止められる者など、そう多くは無い。 或いは守備力に絶対の自信を持つイタリアならば、このキックオフシュートは止められたかもしれないが……。 如何にブロックが上手いとはいえ、本職はあくまでもセントラルミッドフィルダーである永琳。 そして、世界レベルのDFといえど四季映姫には劣るガルバンではこれを食い止める事は容易い事ではなく。 後半1分、星熊勇儀の放った必殺シュートはアルゼンチンゴールへと突き刺さるのだった。 勇儀「見たかい! これが鬼の意地って奴だ!!」 アルゼンチンJrユース 5−2 ウルグアイJrユース
[904]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/20(木) 00:29:43 ID:??? ジョン「あっ、ああああああああああああああああああああああああああっ!? これは勇儀選手、幻想郷代表反町選手のお株を奪うキックオフシュートだァァァアッ!! アルゼンチン、これを止められず! ウルグアイ、早くも1点を返したァァアッ!? これで5−2! 流石は幻想郷有数のストライカー、勇儀選手! 見事なシュートで1点を返しましたァ!!」 観客「おー、やっぱあのシュートは凄いな!」「でも品がねぇぜ。 やっぱディアスみたいな華麗なテクニックが見たい!」 「俺はああいうのも好きだけどな。 豪快で」「こいつ反町だろ。汚いな反町。流石汚い」 反町「(……なんでキックオフシュートが俺の代名詞みたいになってるんだ)」 輝夜「うぅん、やっぱり勇儀の三歩必殺だけは見ていて悪寒が走るわね……GK的に考えて」 パチュリー「確かに、あれだけのシュートを撃てるストライカーは今大会を見ても稀ね。 ただ……やはりあれだけではウルグアイが挽回をする事は出来ない」 大妖精「アルゼンチンさん……全然慌てた様子がありませんもんね……」 パチュリー「1点取られてもまだ3点差がある。 それに、ファン=ディアスがいくらでも点差を広げてくれる。 それは油断でも慢心でもなく、確信。 だから彼らはいい意味で緊張せずプレイに集中できる。 慌てる必要性というものが、まるで無いのだからね」 この勇儀のシュートを見て、観客席は初めてディアスのプレイ以外で熱狂し、この歓声を受けて勇儀は至極楽しそうにカカカと笑む。 だが、一方でアルゼンチンはといえばまるで焦れる様子は無かった。 この失点は予め予期出来ていた事であったし、まだまだ余裕があるのだから焦れる必要が無いのである。
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0ch BBS 2007-01-24