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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[56]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:15:05 ID:??? フレイ「形成するのに必要以上の魔力をお使いになられましたな。無防備過ぎますぞ!」 ギュルルンッ! エリス「……ッ」 鋭く回転された槍の石突がエリスの喉元に当てられる。勝負ありの瞬間だった。 エリス「……参りました。やはり人には向き不向きというものがあるのですね」 フレイ「もう、よろしいでしょう。エリス様がわざわざ槍を振るわなくとも マルス様をお守りする存在が新たに現れたのですから」 エリス「そうですね。彼らの力は本物です。アリティア王家の者として、私が証明となりましょう」 セシル「そ、それじゃあ…!」 セシルとロディの表情が明るくなる。次に語られるであろう感激の言葉に胸を膨らませて。 エリス「ええ。ここまで辛く険しい訓練によく耐えてきました。 正騎士たちと遜色の無い見事な戦いでした。セシル、ロディ。 あなたたちは合格とみなします。正騎士昇格、おめでとう」 ロディ「……本当に、合格したのだな。夢では、ないのだな……」 セシル「夢じゃない!夢じゃないよロディ!あたしたち合格したの!正騎士昇格よ!」 ぎゅむっ! ロディ「いたたたた!ほ、頬をつねるなセシル!」 セシル「なによ。夢じゃないってことをわかりやすく証明してあげたんじゃない。キャッホー!」
[57]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:17:17 ID:??? 顔をほころばせ、全身で喜びを表すセシルを見てロディも先ほどの言葉が現実のものだと理解する。 夢にまで見た正騎士。アリティア王宮騎士団の正式メンバーについに自分も選ばれたのだ。 ロディ「やった……やった!やったんだ!私はやったぞ!合格したんだ!」 セシル「そうそう!嬉しい時は喜ばなきゃ損よ!ばんざーーい!ばんざーーい!」 感激のあまり互いを強く抱きしめあう二人。しばらくしてそそくさと体を離すが、二人の顔はうれしさに満ちていた。 マリク「エリス様、お疲れ様です」 エリス「マリク、あなたもお疲れ様。ここまで彼らを導いてくれたことに感謝しなくてはいけないわね」 マリク「講師の一人として鼻が高いですよ。…僕も誰かにモノを教えられるくらいには成長したんだなって」 エリス「ほんと……見違えたわね。少し前まではもっと小さかったと思っていたら……」 昔のように青色の三角帽子をそっと取り掌をマリクの頭に乗せようとする。が、手を高く伸ばさなければ届かない。 エリス「手の届かない存在になってしまうくらい……大きくなって」 マリク「安心してください。カダインでの講師の任期が終わったその時には、僕は……」 エリス「……ええ。楽しみに待っているわ、マリク」 こちらの試験の結果もどうやら合格を貰えそうだ。マリクはそっとエリスの手に自分の手を重ねて胸をなで下ろすのだった。 ※ロディがセシルに支援(1)を発生させました
[58]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:18:47 ID:??? 捕虜リザルト→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→セシルに20の経験値 スペード・クラブ→ロディに20の経験値 JOKER→両方に20の経験値。さらに魔道士Dからプレゼントが!
[59]森崎名無しさん:2011/08/29(月) 23:19:28 ID:??? 捕虜リザルト→ クラブ8
[60]森崎名無しさん:2011/08/29(月) 23:19:38 ID:??? 捕虜リザルト→ スペードK
[61]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:23:32 ID:??? 捕虜リザルト→ クラブ8 スペード・クラブ→ロディに20の経験値 ============ 〜ジョルジュ隊〜 ドーガがリタイアし、4人となってしまったジョルジュ隊。 しかし持ち前の負けん気と講師たちの補佐もあり、ルークとライアンはついに 今回の試験の目標である講師陣が待つ砦の前にたどり着く。 ライアン「い、いよいよですねルークさん」 ルーク「お、おう。きき、緊張してないかライアン」 ライアン「…正直、怖いです。もしも失敗したらとかそんな悪いことばっかり頭に浮かんでしまいます」 ルーク「…実は俺もだ。くそーっ!ここまで来たら覚悟を決めるしか無いってのに!」 顔を青くしてわなわな震えるそんな二人を、オグマは豪快に笑い飛ばす。 オグマ「わっはっは。緊張感のない奴らかと思ったらそんなことはなかったか。今の震えはいわゆる『武者震い』ってやつさ」 ジョルジュ「適度なプレッシャーは集中力をより高めてくれる。 今の君たちは、自分でも気がつかないほど最高のコンディションになっているということだ」 ライアン「最高のコンディション…?」 ルーク「普段以上の実力を発揮できるってことっすか?」 ジョルジュ「ああ。あとは油断すること無く普段通りの動きを心がけるだけだな」 オグマ「頼りにしてるぜふたりとも。きっとドーガもお前らの合格発表を心待ちにしてるはずだ」
[62]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:24:39 ID:??? ライアン「…なんだか少しずつ自信が湧いてきました。今の僕達なら…やれる!ですよね?」 ルーク「絶好調の太鼓判を押された俺たちに敵はいなーい!ぱぱっと偵察してばばっと片付けちまおうぜ!」 ライアン「はいっ!」 ズドドドドドドド…… 全身に自信をみなぎらせながら、砦の様子を探りに行く二人をジョルジュたちは見送る。 オグマ「やれやれ。これくら言ってやらんと縮こまっちまうのはまだ従騎士らしいとは言えるかね」 ジョルジュ「可愛らしい物じゃないか。俺も君も、昔はそういうところ、無かったかい?」 オグマ「さあてね。昔過ぎて忘れちまったぜ」 肩をすくませて、オグマはアカネイアの奴隷剣闘士時代の頃を思い出していた。 貴族や観客の機嫌取りのために命をすり減らしながら剣を振るいあう血なまぐさい日々。 オグマ「(自分の立場や待遇を変えるのは、結局は己の力次第だ。 誰かに機会を与えられるのを待っているようじゃ駄目だぜ、見習い共)」 あのとき自分が逃がした奴隷たちは今頃幸せにしているのだろうか。 左頬の十字傷に触れながら、オグマはルークとライアンの帰りを待つ。
[63]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:27:03 ID:??? VSアラン・サムソン隊→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→アラン・サムソン+ソシアルナイト1人(K〜8で先制) ハート→アラン・サムソン+ソシアルナイト1人+傭兵1人(K〜8で先制) スペード→アラン・サムソン+ソシアルナイト2人+傭兵1人(K〜9で先制) クラブ→アラン・サムソン+ソシアルナイト2人+傭兵2人(K〜9で先制) JOKER→アラン・サムソン+???+????(必ず先制)
[64]森崎名無しさん:2011/08/29(月) 23:27:37 ID:??? VSアラン・サムソン隊→ ハートA
[65]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:58:26 ID:??? VSアラン・サムソン隊→ ハートA(※相手の先制) >ハート→アラン・サムソン+ソシアルナイト1人+傭兵1人(K〜8で先制) ============ 第二部隊の目標地点の砦を守るのはアリティア一の剣闘士サムソン。 そして病で一度退役したものの、その天才的なセンスは衰えを知らないアラン。 最終試験の特別講師として、彼らと古い知り合いでもあるジェイガンきっての頼みにより招喚されたのだ。 サムソン「お前とこうしてコンビを組むのは何時以来だろうな」 アラン「私が王宮騎士に取り立てられてからだから…10年ほどだろうか。 しかし、なぜお主は騎士としてではなく傭兵としてこの国に仕えたのだ?」 サムソン「俺は別にアリティアに仕えているつもりはない。雇い主がたまたまアリティアの后なだけだったからだ」 アラン「……そうだったな。リーザ様はお前のことを気に入っていた。それで、決めたのか?」 サムソン「ああ。この仕事が済んだら、俺はこの国を出ようと思う。また気ままな賞金稼ぎ生活に戻るのも悪くない」 アラン「マルス様は…お前の仕える存在には値しないか?」 サムソン「……鞘を失い錆が回った古ぼけた剣よりも、あの者には相応しき剣がある。 それを鍛えあげるために、我々はこの場に呼ばれたのだろう?」 アラン「フッ……素直じゃないのは昔からか。分かった。かつての相棒として お前の未練を断ち切れるよう協力してやろうではないか」 サムソン「無理はするなよアラン。相変わらず薬の量は減らせていないのだろう?」 アラン「案ずるな。従騎士ごときに遅れをとるほど、まだ錆び付いてはいないよ」 サムソン「……さて、そろそろ頃合いか。先程から辺りを嗅ぎまわっている不愉快な連中も気になるし」
[66]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/30(火) 00:00:41 ID:??? アラン「雑な偵察は仲間を、そして自らを危険に貶めると学べ!」 ビュッ!!ガゴッ!! ライアン「ひ…ひえぇぇ〜〜〜っ!!」 ルーク「ゲーッ!気づかれてるし!い、急いで撤退じゃあ!」 壁に深々と突き刺さられた手槍を前にして、へなへなと腰を抜かすライアンを引っ張り上げ慌ててルークは踵を返す。 その後姿を、2名の部下と共に猛然と追い込んでいくアランとサムソン。 オグマ「…どうやらまたポカをやらかしたようだな、あいつら」 ジョルジュ「やれやれ。ま、これくらいの危機を乗り越えてこそ正騎士に相応しいんじゃないかな?」 血相を変えてこちらに逃げ返ってくるルークたちを迎え入れるべく、ジョルジュは防御の陣形を取る。 シュービー→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→オグマを壁にする ハート→ルークを壁にする スペード・クラブ→オグマとルークを壁にする JOKER→ここでワナ師有段者ジョルジュの策略が発動する!
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0ch BBS 2007-01-24