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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜
[684]681:2011/09/15(木) 00:01:36 ID:??? あ、すいません。「会話を続けてみる」というのは、 「ランズベルク伯と」「兄関係以外の」会話を続ける、という意味でいいですよね?
[685]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:05:55 ID:SqIeEfoY D.詩は遠慮してもう少し会話を続けてみる。 軍人であり、メッツァ程ではないが散文的な性格であるシュナイダーは、詩は遠慮すると もう少し話を続けてみることにする。 シュナイダー「まだ正確には爵位も持たない私ですが、貴族というのはどういう風に日々を過ごして いるのですか?」 相手は伯爵であり自分より上のものへの礼儀は持っているシュナイダーはそう尋ねる。 ランズベルク「はあ…そうかい。」 自慢の詩を朗読する事が出来ないことに明らかに残念な顔をするが相手はシューマッハの弟である。 ここで気を悪くして立ち去るのは簡単だが、それでは彼の顔も立たないだろうと思いなおすと くじけそうな気を取り直し貴族の生活というのを浪々と謳いあげる。 ランズベルク「貴族と一口に言ってもピンからキリまで様々だ。君のように子爵号を持っていても 地方の駐留軍の1艦長程度で老年まで過ごす名ばかりのものもいれば、男爵位でもその出自の 強さによっては伯爵以上に権威を持つものもいる。」 シュナイダー「なるほど」
[686]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:06:55 ID:SqIeEfoY ランズベルク「そして、その中でも一般的以上の貴族は更に3つに別れる。一つは私みたいに サロンや劇場で自分の芸術的、創作的才能を磨く事を是とするもの。その中にはコレクター 等も含まれるね。続いて、己が立場をより明確に高めようとするもの。こういっちゃなんだけど、 この場に出席しているほとんど全員が多かれ少なかれそういった野望を持っている。 君も注意することだよ。寵姫を妹に持ち、『あの』ベルンハルトの弟なんだから。 貴族のご令嬢は皆君に興味津々のはずさ。そして最後にちょっと変わり者である人達。 たとえばお金を集める事に固執するフェザーン人気質な連中。たとえば昔の栄光を 懐かしむために自領に塞ぎこみ世捨て人になる人達。一緒くたにするには少々横暴だけど 全てあわせても『その他』の範疇だよ。大多数は一番最初に言った人たちだね」 シュナイダー(どれであれやはり自ら働こうという意志はない。つまり働く必要はないということか) そう思うシュナイダーだった。 ☆☆☆ ランズベルク伯と『知己』となりました。 〜〜〜
[687]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:07:56 ID:SqIeEfoY 〜〜〜 マリー「お兄様、ようやくお戻りになりましたのね」 親類及び学内以外でのはじめての貴族の知り合いとなったランズベルク伯との会話もひと段落し、 親類用の控え室に戻るとそこには最愛の妹、マリー・フォン・クライネルト伯爵夫人が待っていた。 シュナイダー「悪かった。遅くなってしまったな」 マリー「本当にもう。私はすぐにフリードリヒ様の元へ戻らないといけないんだから。」 シュナイダー「そうか、皇帝陛下まで御行幸されているのか」 貴族にとっての最高ステータスとは皇帝を自分の宴に呼ぶことである。そういう意味では既に ベルンハルトは最高権力までもう一歩のところまできているのかもしれない。 もしマリーという存在を最大限にそれを利用しているのならば、もしかするとシュナイダーにとって 最も敵対すべき男なのかもしれないと思うと僅かに身震いしてしまう。
[688]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:09:12 ID:SqIeEfoY 今年のマリーさんの立場は?→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 JOKER なんとびっくり御懐妊! ダイヤ 普通に元気に戻っていた。 ハートスペード 去年とあまり変わりない。 クラブ 明らかに元気がなさそう。 クラブA なんとびっくり御懐妊! となります。
[689]森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:09:54 ID:??? 今年のマリーさんの立場は?→ スペード2 御懐妊しゃれにならねえ・・
[690]森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:16:45 ID:??? うーん、ランズベルク伯は「まともな方」だからイマイチいい話は聞けなかったな。 やっぱり、軍人として一人立ちした後に部下や民間人と関わっていくしかないかなあ。
[691]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:48:17 ID:SqIeEfoY >>690 そうですね。それに今の時点で悪い話を聞いたところで、シュナイダーは『はやり貴族とは そういうものなのだな。』と納得して終わりです。 搾取するものが同じく搾取する立場の人間と搾取の話をするとき、それを疑問に思う事はありません。 日本人が腐れ豆スープや腐れ大豆を食べて、それをマズイと思う日本人はいても、食べる事そのものに 疑問を持つ日本人はいないのと同じです。こういう時にこそ異文化の異なる視点が必要なのです。 今年のマリーさんの立場は?→スペード2 ハートスペード 去年とあまり変わりない。 シュナイダーが戻ってくるまでギリギリまで待っていた彼女は、兄の姿を確認するとそれだけで 満足したように皇帝陛下の待つVIPルームへと帰っていく。 ルディ「昔はあんなに妹を大切にしていたのに、最近はあまり関心がないようだな」 去年のシェリルのコンサートの件でも、今回の結婚式の件でも溺愛していたはずの妹にあまり 関心を持っていない反応にそう言葉にする父。
[692]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:49:18 ID:SqIeEfoY シュナイダー(そうなのか?…言動と行動の不一致は自己の形成に大きな障害がおきると 心理学の授業で言っていたな。……そろそろそれに注意しないと自己矛盾だけではなく、 言動と行動が一致していないことがアルテミュラーやカルツに知られてしまうと、最悪な展開も おきうるぞ) 自らの誓約が自身を制約してしまうのだとようやく思い至ったシュナイダーであった。 〜〜〜 そして結婚式。 その語源は忘れられて久しいのだが、この時代でも『6月の花嫁』という言葉は残っていた。 故に兄はこの時期に結婚式をしているのだが確かに気候の面でも、それに何より最高峰の式場を 最も人が込み合う時期にキープできるという権力の証明と言う意味でも効果的なものに思える。 白亜の神殿を模した式場では主役であるベルンハルトが宣誓台の中央に立ち、後から新婦である ローゼマリーがその父親のエスコートの元にやってきていた。 シュナイダー(女性は変われば変わるものだ)
[693]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:50:19 ID:SqIeEfoY その純白の衣装に身を包んだ姿は元の彼女からは信じられないほどに美しくそして可憐であり あの快活な表情はなりを顰めている。それは女神か妖精かといった姿であり、普段は 彼女をあまり快く思っていない貴族の連中でさえも厳かな気分にさせている。 ベールを後ろで支えている小さな子供がようやくその役目を終えると中央台の2人は 牧師の言葉を厳粛に聞き入り、やがて指輪の交換…そして誓いの口づけによって、 死が2人を分かつまで永遠の愛を誓う事になるのだった。 〜〜〜 ベルンハルト「どうだ?お前も少しは結婚をしてみたいと思うようになったか?」 結婚式は終わり、記念式典などのこまごまとした用件も慌しく終わらせたのち、ちょっとした 休憩時間に兄はシュナイダーへそう話しかける。
[694]銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:51:21 ID:SqIeEfoY シュナイダー「………」 どう答えますか? A.ええ、まぁ。曖昧に流す。 B.軍人とは何時死ぬかもわかりません。そんな人物が家庭を持つのは悲しみを増やすだけ。 C.そうですね。私もいつかは結婚するのでしょうと答える。 D.感動しました!はやく相手を見つけたいものです。と大仰に答える。 E.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
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0ch BBS 2007-01-24