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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[434]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 12:13:13 ID:??? 少年「ハル タアラフ?」 三杉「(参ったな・・・)ええと・・・英語も少しなら話せますけど・・・。」 少年「えっ? あ、そうか! ごめんなさい、つい普段の癖で。」 相手の少年は、いかにもウッカリしていたという様子で苦笑を見せる。 『イタリア・フィレンツェに来る今の今まで、普段どおりの癖を通せてこれたのだろうか?』 ・・・と三杉はちょっぴり(頭が)残念そうな相手の少年に苦笑いを返す。 ともかくこれで意思疎通は何とかなりそうであった。 三杉「良かった、どうやら英語ならお互い判りそうですね。 少年「はい、すみません戸惑わせて。」 三杉「それで、先程は僕に何を聞いて?」 少年「ええ、フィオレンティーナのオフィスが何処にあるのかと窺いました。」 三杉「フィオレンティーナのオフィス・・・?」 『少年が・・・しかも中東の少年が一人で、フィオレンティーナのオフィスに一体何の用があるのだろうか?』 当然三杉はオフィスの所在地を好く知っているが・・・ この何とも得体の知れぬ相手に対して素直に教えて良い物かというと、それは躊躇われた。 厄介な相手に捕まってしまったと、今の状況を呪っていると・・・
[435]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 12:14:41 ID:??? ???「マーク様ー!」 三杉「ん?」 ???「マーク様ー、どちらにおわしますかー!」 マーク「あれはラシードの声・・・」 先着で ★マークと呼ばれた少年は→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ≪ダイヤ、Joker≫ マーク「ごめんミスギくん、一緒に隠れて!」 ≪ハート、スペード≫ マーク「おおい、こっちだラシードー!」 ≪クラブ≫ マーク「ごめんなさい、連れが見つかったので判りそうです。」
[436]森崎名無しさん:2011/10/27(木) 12:17:55 ID:??? ★マークと呼ばれた少年は→ クラブK
[437]森崎名無しさん:2011/10/27(木) 12:34:12 ID:??? ラシードの後ろに数十人…ってことは無いかw
[438]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 13:02:33 ID:??? すみませんちょっとレスだけ >>420 あまり運命を感じさせない出会いとなりましたかねー >>421-423 超VIPなのは疑いようもありませんが、詳しい設定については不明ですよね。 このスレはこのスレで設定しちゃっていいのかなあと考えてます。 王位継承権が何番目の王子なのかって点とかも含めて。 しかし王族の総数は一万人超・・・・・・想像を絶しますね。 あとサウジ金持ち男性の絶倫さも、きっと想像を絶するのでしょう。 >>437 さてさて、それはどうでしょうか? Jokerだったらそれくらいは普通に考えてましたけどw
[439]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 17:04:22 ID:??? > マークと呼ばれた少年は→ クラブK > ≪クラブ≫ マーク「ごめんなさい、連れが見つかったので判りそうです。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― マーク「ごめんなさい、連れが見つかったのでオフィスの場所は判りそうです。」 三杉「えっ? ああ・・・。」 そう言ってターバンの少年がニッコリと笑うのを、三杉は呆けて見ていた。 マーク“様”と呼ばれていた事から、取り敢えず目の前の彼は裕福層の人間である事は間違いなさそうだ。 それ以外の事・・・彼がフィオレンティーナ・オフィスに何の用があるのか等は判らないが、 どうやら自分の協力は必要なくなったようである。 三杉「まあ・・・それじゃ、気をつけて。」 マーク「ええ、どうもありがとう。」 三杉は踵を返し、寮のある方へと歩き出した。 現実感のない、おかしな時間だったと軽く溜め息をつきながら。 そんな三杉の後ろ姿を、白装束の少年・・・オワイランは見送っていた。 そして三杉と入れ替わるようにして、髭を蓄えた壮年の男がオワイランの側まで走り寄った。 ラシード「こちらでしたか、心配しましたよマーク様。」
[440]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 17:06:04 ID:??? オワイラン「やあすまないラシード、探させてしまったようだね。」 ラシード「いいえ・・・それよりも誰かと一緒でしたか?」 オワイラン「うん、多分ACFフィオレンティーナの関係者とね。」 ラシード「多分? ・・・ふむ、また例の直感ですか。」 オワイラン「そんなところさ。」 肯定し、オワイランは従者(と言うボディガードにしか見えない)に向けてニコリと微笑んだ。 ラシードは普段ならこの少年の微笑みに非常に弱いが、今回は敢えて厳しい顔を崩さずにいた。 ラシード「マーク様の直感は下手な占いよりも余程信頼出来ますが・・・それでも警戒が甘うございますぞ。 ここはサウジアラビアと違い、常に部下達が目を光らせている訳ではない事を忘れないで下さい。」 オワイラン「うんごめん、気をつけるよ。」 従者の陳言に対し、高圧になる事のない素直な返事をオワイランは返していた。 しかしラシードには、この言葉が半分以上当てにならないのが判っている。 言った所でこの少年は、その好奇心と社交性に任せて飛び出して行ってしまう質であるから。
[441]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 17:07:04 ID:??? ラシード「(純粋・・・故に危なっかしい御方だ。 これだから放っておけないのだがな。) そう言えば・・・関係者と一緒だったという事は、例のオフィスの場所は判ったんですね。」 オワイラン「いや? ラシードが調べて来てくれたんだろう?」 ラシード「いえ・・・自慢ではありませんが道に迷っていただけですぞ、ガッハッハ。」 オワイラン「な、なんだってー!? そ、それは弱ったなあ・・・。」 ラシード「それこそマーク様の直感で判れば良いのですがね。」 オワイラン「無茶を言わないでくれ・・・そうでなくても僕は極度の方向音痴なのに。」 ラシード「それなのに砂漠では絶対迷わない所が、人として決定的に間違っていますな。」 オワイラン「まあ・・・おかしいよねえ。 フフッ。」 何やら結局困った状況が変わらない2人は、互いに苦笑を交わし合った。 フィオレンティーナのオフィスなど、その辺の誰に聞いても判る事に気付くのはもう少し後になりそうだ。 ****** 一旦ここまでっす
[442]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/10/27(木) 18:24:09 ID:??? 謎のターバン少年と別れた三杉は、その後15分ほどユックリと歩いて寮の前に到着した。 そこで彼は、今日何度目かになる違和感をもう一度味わう事になった。 三杉(おや・・・こんな時間なのに、どの部屋からも明かりが射していない・・・) もう陽は落ち、辺りは随分と暗くなっている。 ・・・にも関わらず、部屋の窓どころか寮の入口の玄関灯すら燈っていない。 皆ぞろ外食にでも行ったのかと一瞬考えたが、しかし玄関口まで暗い道理はない。 これは流石に不自然ではないかと、三杉に何とも言えぬ嫌な予感を抱かせる。 三杉(どうしよう・・・) A こうして居ても仕方がない、中に入ろう。 B いや・・・何かおかしい。 ここはオフィスに向かってみよう。 C 何か他に普段と違ったところがないか、周囲を観察してみよう。 D 待てよ・・・そうだ、これはドッキリに違いない。 引っ掛かったフリをしてやるのも一興だ。 E そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(フラインゲットー僕は一足先に、メル欄空白にして投票するんだ♪)
[443]森崎名無しさん:2011/10/27(木) 18:25:13 ID:yruSHBvk C 逆襲のブンブンという可能性もあるが…w
[444]森崎名無しさん:2011/10/27(木) 18:27:39 ID:5ou+wy1+ D
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0ch BBS 2007-01-24