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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
[999]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/10/20(木) 21:48:58 ID:sQ71hAds カルツ「じゃがな、こやつはついさっきだけじゃのうて、半年前のエル・ファシルで煮え湯を飲まされ たんじゃぞ?」 そういいながら、同盟のレーションを口にするオヤジ顔の青年士官。 マツヤマ「そうなのか?……それは珍しい運命だな」 モリサキ「何が運命なもんだ。お互いの接触する前線なんてイゼルローンかここだけだろうが。」 帝国の保存食は味気ねえと文句をたらしながらそれでも口を動かすのをやめないモリサキ。 ミレウス「まあまあいいじゃない。今は生き残る事だけ祈ろう。一昨日の情報では一週間もすれば このブリザードは止むはずなんだ。そうなれば大気の状況もまともになるだろうし、電磁パルスの 罠だって解除できる」 モリサキ「っへ!罠を仕掛けておいて、自分で足元を掬われちゃ世話無いぜ。これだから中世封建時代の 人間はよ!」 こんな時でももちろん挑発する心は忘れず、そんな軽口を叩く。 カルツ「ぐぐぐ!もう許さん!表へ出ろ!決闘じゃ!!」 モリサキ「泣いて許しを請うても後の祭りだからな!」 ミレウス「ちょ、ちょっと!そこの人もそんな暢気な顔で見てないで2人をとめてよ!」 そういいながらマツヤマの姿を見るミレウス。 マツヤマ「大丈夫だ。敵じゃないのならモリサキは無茶はしないよ。あの時もそうだった」 1人心地でそんな事を予見するマツヤマの言葉はそのとおりであり…… モリサキ「さみぃーーー!!」 カルツ「こんなところで決闘なんぞできるか!!」 半分雪だるまのようになったモリサキとカルツがビバーク先のカマクラに戻ってきたのは僅か 数分後だったという。
[1000]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/10/20(木) 21:50:18 ID:sQ71hAds ………一週間後……… モリサキ「……ブリザード……去っていったな」 つい数週間前まで敵同士だった数人には奇妙な連帯感が生まれていた。 カルツ「…ああ。電磁パルス発生器も今ミレウスが解除したっちゅう話じゃ」 はじめに乗ってきた戦車も既に雪の中。今から掘り起こす事などできるはずもなく、ごく僅かな期間しか ない春に回収するか爆破するしか方法は残っていないだろう。 マツヤマ「……よし、通信機器は生きている。モリサキ、これで生きて帰れるぞ!」 無精ひげもかなり生えてきた男達は、それでも生きている喜びに満ち溢れており、戦車の中から取ってきた 携帯式の電源に接続されている機器が働く事に歓喜の色を見せる。 モリサキ「…カルツ。出来る事ならお前とは戦いたくない。…こう思うのはおれだけか?」 カルツ「まあ、おんしがこっちに亡命してくればええ話じゃがな。見世物覚悟で来るかいな? 昇進は保障済みじゃ」 笑い事の如く誘いをかけるヘルマン・カルツ。 モリサキ「見世物は遠慮しとく。それに帝国のレーションは不味いからな。」 カルツ「そうか。確かに叛乱……いや、同盟の野戦食は美味かった。ワシもこっちに 見守っていたいやつがいなき
[1001]1001:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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0ch BBS 2007-01-24