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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[271]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 19:38:19 ID:8qmSb1gI メッツァ「いや、大丈夫だ。理由は2つ…いや、3つか。一つは生まれ故郷の地で過ごしていたかったから。 俺の勤務していた惑星ツェルマットは俺の故郷だ。そしてもう一つは、あえて出世しようとは 思わなかったから。この世界はどうせ貴族たちのものだ。出世したところでその道具に使われるのは御免だからな」 シュナイダー「………」 メッツァ「まあ気にするな。だから俺はつい先ほど『シュナイダーで良かった』と答えただろう?」 それは道具にするものがたとえ貴族であってもシュナイダーは例外だと言われているようで確かに 多少はその言葉で気が楽になる。 シュナイダー「そうか…だが、それではまだ理由は2つ。最後は?」 メッツァ「………まあ、なんだ。何年か前のジルベスターを覚えているか?」 シュナイダー「???………そういえば、メッツァには彼女が…」 メッツァ「まあそういうことだ。こちらに来る事になって籍も入れた。」 シュナイダー「!!!!結婚したのか!?」 メッツァ「そうはっきりいうな。流石に照れる」 シュナイダーの言葉に僅かに頬を緩める仏頂面がトレードマークだったはずのオスヴァルト・メッツァ。 話を傍で聞いていた栗色の髪を持つ乙女も何故か顔を真っ赤にさせている。
[272]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 19:39:20 ID:8qmSb1gI シュナイダー「で、相手は!?やはりロザリンド・ベーテルなのか?」 記憶の奥底に埋もれていてしまった名前を無理やり思い出し、興味本位でたずねてみる。 メッツァ「………」 仏頂面のお嫁さんは?→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤハート そのとおり。容姿5のお嬢さん スペード なんとお姉さんタイプのエルゼ・エーリカ・エーレルト嬢(容姿12) クラブ なんと、ちょっと子供っぽかったクララ・ブリュッケル嬢(容姿10)
[273]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 19:41:21 ID:??? 仏頂面のお嫁さんは?→ ハートJ 新婚で帝都勤務なら連れてきたかな?
[274]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 20:18:49 ID:8qmSb1gI 仏頂面のお嫁さんは?→ハートJ ダイヤハート そのとおり。容姿5のお嬢さん メッツァ「そうだな。元々、彼女が待っていたからこそ地方勤務を望んだようなものだ」 素の表情でのろけてみせるメッツァ。シュナイダーの霞に掛かったような記憶の奥底には ライトブラウンの髪をみつあみにした、やや垢抜けない顔立ちの少女が描かれる。 シュナイダー(あの時はまだ垢抜けていなかったが…あれから5年近くたっている。もしかしたら 化けているのかもしれないな) シュナイダーの記憶では美少女というにはちょっと足りない人物像だったが、メッツァにしては あばたも笑窪……もしくは、芋虫が蛹になり、そして蝶へと化身するように美しく育っていったのかも しれない。何しろ、恋する女性は美しくなるものなのだから。 シュナイダー「それではオーディンに?」 様々な思案の後、若き子爵の紡ぎだした言葉はいたって平凡だった。 メッツァ「ああ。本来なら死を覚悟した故に結婚を急いだのだが、焦りすぎたな。まあきっかけとしては 良かったのかもしれない。しばらくはロザリーと新婚を楽しむさ」 シュナイダー「………」 モニカ「………」 あまりに堂々と新婚宣言をする彼に絶句してしまう未婚の2人だった。 〜〜〜
[275]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 20:20:04 ID:8qmSb1gI 〜〜〜 この優雅な旅路も残り半分。部屋に掲げられた著名な芸術家の絵画も見飽きた頃、ようやく シュナイダー以外の2人もこのスイートルームに慣れくつろげるようになっていた。 メッツァ「…人は怠惰しやすい動物だとはよく言ったものだ」 といいつつも、部屋に備え付けられたジャグジーから出てくる金髪の青年。 シュナイダー(さて、残り僅かしかない時間だ。どうしようか?) どうしますか? A.メッツァに話しかける。 B.モニカに話しかける。 C.1人で部屋の外にでてみる。 D.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[276]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 20:20:06 ID:??? メッツァに結婚祝い包まんとね。友人としても上司としても
[277]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 20:20:30 ID:DkbEr4hM B
[278]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 20:21:07 ID:JH1A09OY B
[279]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 21:01:34 ID:8qmSb1gI >>276 そうですね。奥さんを改めて紹介してもらうためにも一度位ははやいうちにお宅訪問をした方が いいかもしれません。 B.モニカに話しかける。 シュナイダー「ところでクロイツァー少尉はどこに行ったんだ?」 実はこのスイートルームは4人用の部屋のため、シュナイダーとメッツァはモニカと寝食を共にしていた。 とはいえ、もちろん彼女には彼女用のプライベート用の一室が用意されており、そこはきちんと 施錠可能であるためモラルの問題は解決されているのだが。 メッツァ「さあ?朝から部屋の外へいったようだから端末で連絡すればいいんじゃないか?」 何故結婚できたのか不明なほどの鈍さを示す。 シュナイダー「いや。流石にそこまでして呼び出す必要はない。…少し、出かけてくる」 そういい残すと、部屋着を着替え外出するシュナイダーだった。 〜〜〜
[280]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 21:02:35 ID:8qmSb1gI 〜〜〜 ラグジュアリーシャトル。民間人用のクルーズを兼ねた豪華客船であり、その施設は売店や自販機などは 当然として、中央のエントランスにはレーザー光を用いて幻想的な模様を映し出す大噴水、 ダンスホールやカジノ、美容室にエステルーム、フィットネスジム……それにフライング・サッカー施設 など様々な設備が備わっており、一ヶ月程度の旅行では全てを満喫する事が出来ないほど多様であった。 シュナイダー(……どこにいったのだろうか?) そんな事を思いながら移動を続け30分。いい加減に探すのをやめようかと思っていると、 …そこに夜会用のドレスを着ていた彼女がいた。 シュナイダー(………) 一瞬見ほれる若き子爵。もしかしたらメッツァののろけが僅かに影響していたのかもしれない。 白を基調としたドレスは普段は軍服に隠されている彼女の柔らかい曲線を魅力的に映し出し、 薄い絹の布地はごく僅かにシースルーとなっているため光に透かされた両の足は、一切無駄無く すらりと伸びていた。
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0ch BBS 2007-01-24