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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[370]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 21:21:06 ID:??? そもそもダウンタウンに来たのが問題ではあるけれど… 私も件の選択の意味合いは誤解しました。 例えば A軍務を放棄する事になるがこの地で警邏は諦める Dこの場は大人しく立ち去るが、相手の忠告を無視して警邏は続ける とか、行動の選択以上に意思の選択が出来るようになれば助かります。 無茶を言ってるのでなければ御一考頂けないでしょうか?
[371]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 21:59:43 ID:DmGkCPvE ちょっとレスが大変なのでまとめて。 あくまで私見ですが『戻った場合は得られる勲功が減少されます。』という文言から、勲功値の取得量を 減らしたくないから警邏にもどるという判断をした方もいるかもしれません。 …そして、2票で変わらないのならば3票でもあまり変わらないと思います。決数が多ければ 多いほど1人に掛かる負担は小さくなる。つまりお手軽に投票できるわけで、その結果、 『これで決まるわけではないから様子見で入れよう』という方と『既にこの票に入っているから 大丈夫だろう』という方が出現するような気がします。 (もちろんそうではなく、きちんとした意志で決まることの方が大多数だとおもいますが) GMをやっていて思うことは2つ。重要な選択になると、取り合えず良さそうな選択は残り1票になるまで 埋まっていきそこから様子見状態になるか、もしくはその逆で怒涛の勢いで一気に決まってしまう。 というもの。そして将来有利になる選択だったり、パラメータに現れないフラグよりも即時効果があったり、 パラメータに影響する選択の方が圧倒的に選ばれやすいという事ですね。 何度か書いていますが、このスレにおいて『能力』よりも『行動、判断、ついでに人脈』の方が よっぽど重要です。もちろん、行動するためには能力が必要という意味においてのパラメータを 蔑ろに出来るわけではありませんが。 ということで、2票決というのは1票ほど重くなく、3票以降ほど軽くない絶妙なバランスでは ないかと思うわけなのです。(もちろんこれはこのスレ独特のシビアさから来る私見であり、 他のスレの票決にいちゃもんをつけているわけではありません。また重要で重い選択である場合は もちろんこのスレでも決数を増やして対応しています)
[372]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:00:43 ID:DmGkCPvE B.門閥貴族には敵も多い。守るためにも排除するためにも必要だ。と答える。 シュナイダー「門閥貴族には敵もおおい。守るためにも排除するためにも必要だ」 素直に守るためだけではないことを認めるシュナイダー。 メッツァ「そうか。きっと平民である俺には理解できない事なのだろう。 そもそもこういった手合いのものは口ではなんとでもいえる。…シュナイダー、これだけは忘れるな。 俺は俺の信念のままに生きる。もちろん軍人だから上官の命令に逆らうつもりなど無いが、 だからといって俺の銃口は誰かを守るためだけではなく、誰かを撃つ為のものであることを忘れるな」 職人気質であり、自分の信じたことしか信じない彼は僅かな躊躇もなく上官であり貴族である シュナイダーに対し遠慮の無い言葉を投げかける。
[373]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:01:50 ID:DmGkCPvE シュナイダー「もちろんだ。私が人として生きる道を違えたと感じたのならば遠慮はいらない。 そのブラスターの引き金を引いてほしい。私はそうならないために卿を私の副官に指名したのだから」 シュナイダーとメッツァとの仲はかなり良い。しかし、その仲の良さはカルツたちとあるような 感情的なものというよりも、むしろお互いの人格を認めいているという類の仲の良さである。 それはつまるところ『貴族であり上官である』シュナイダーに対して数少ない意見のできる 人間であって、シュナイダーにとってはある意味において幼馴染のカルツより得難い人材なのだ。 だからこそ、彼の無礼とも取れる物言いに対し別段とがめる事も激発する事も無く 『自分の道が間違っているなら遠慮なくぶつかって来い』と言っているのだ。 でなければ、シュナイダーにとって副官が頑固なメッツァである理由などないだろう。 メッツァ「……そうか。つまり俺はお前のストッパーというわけだな?」 ここに来てようやく自身が『副官』に選ばれた事に得心するメッツァ。もし、これが親友であるはずの ヘルマン・カルツであれば、余程な事が無い限りシュナイダーの行う事を『是』とするだろう。
[374]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:02:50 ID:DmGkCPvE だがそれでは駄目なのだ。今のシュナイダーにとって本当に必要なのは行動の全てを受け入れ 賛美してくれる信仰者ではなく、自身の歩む道を別の方向から観察し、意見を述べてくれるものなのだ。 そしてその損な役割を担えるのは性格から考えても、立場から考えても『門閥貴族になる前からの 友人であり、自身の意見をぶれさせない』彼以外の選択肢はまず無いといっても過言ではないだろう。 シュナイダー「ああ。今の私には平民であり、意見を述べることのできるお前が必要だ。 メッツァにはとんだ迷惑をかけてしまうが、他に頼める人物を私は知らない。 …私のカウンターになれ。私とお前との間に必要なものは馴れ合いの友情ではなく、 別の視点からの正当な意見だ。その結果、私が間違えているのならば、私を止めろ。…そして、 私がその意見さえ聞けなくなったのならば…遠慮はするな。」 自身の心臓の位置を親指で射す。そこには中佐であることを示す銀糸による刺繍が施されており 太陽に照らされ僅かながら光っている。
[375]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 22:03:02 ID:??? シュナイダーが勘違いノブレス・オブリージュやった時にチクリと言って欲しいな
[376]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:03:50 ID:DmGkCPvE メッツァ「……まったく、とんでもないことを要求するんだな。俺の意見は無視か?」 シュナイダー「だが、メッツァであれば、あえて口にしなくとも自分の行うべき事は わかっていたのだろう?だからこそ私に対して『守るためだけのものではない』とまで言ってきたのだ」 メッツァ「こちらの考えはお見通しというわけか。わかった、俺がシュナイダーの副官でいる限りは その使命を忘れないでいよう。」 そう、シュナイダーからの隠された使命を受諾するのだった。 ☆☆☆ ●勲功値663 →710 となりました。 〜〜〜
[377]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:04:52 ID:DmGkCPvE 帝国暦481年10月 休日ターン 厚手のカーテンに太陽の光が降り注ぎ、僅かな透過光が天蓋つきのベッドに広がる。 シュナイダー「うう……そうか。ここは私の屋敷か……」 オーディンに異動して約1ヶ月。それでも長い期間を士官学校の寮と宇宙艦で過ごしていた シュナイダーにとって僅かな違和感を感じるものであって、天然シルクと最高級の水鳥の羽根で 作られた掛け布団でさえもまだ馴染みきっていなかった。 メイド長「シュナイダー様、そろそろ起きないと。宇宙生活が長かったから不規則な生活を していたのでしょう?」 ノックもなしにそうズカズカと入ってくるのはついに30という大台に乗ってしまった メイド長。幼いころはシュナイダーにとって『怖いお姉さん』であった彼女もシュナイダーが 当主となってからは使用人としての立場以上のことはしてこようとはせず、逆にシュナイダーにとって 寂しい気持ちもある。…まあ、根本的なところでは何も変わっておらず、早朝から無粋にこうして 部屋に入ってくるというとことはおいておくとして。
[378]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:05:53 ID:DmGkCPvE シュナイダー「まあ…な。艦長職というのはある意味において休みなどなかったから。時計はあっても それはあくまで交代の区切りをつけるためのものであって……」 三十路のメイド長の言葉に、ほとんど条件反射としてそう説明しようとするが、実際の彼女に そんなことの興味が有るはずも無く、洗い立ての真っ白なシルクのシャツと濃い緑をしたスラックスを 豪奢なつくりの机にぽんと置く。 メイド長「とにかく。貴方は名誉あるシュナイダー家の御当主様なのですよ。折角だからどこぞの 親睦パーティーにでも向ったらどうです?」 シュナイダー「……もう招待状が来ているのか?」 自分がオーディンに戻ってきてまだ一月もたっていないのに他の貴族たちはそのことを知っているという 事実に僅かに驚きの色を隠せない。つまり、貴族たちはそういうことには鼻が利いているのだ。
[379]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:07:01 ID:DmGkCPvE メイド長「当然でしょう。あの、クライネルト伯爵夫人の兄にしてシューマッハ伯爵の弟ぎみ。 そして自身も子爵号をもち、僅か1年で中佐にまで出世しての凱旋帰国。いまの社交界では 注目の的だと思いますよ。…それに誰か特定の想い人もいらっしゃらないのでしょう?」 シュナイダー「………」 メイド長「まあ、シュナイダー様がご結婚されれば私も安心してどこかに嫁げるのですが、 このままでは行かず後家になってしまいます。そうなったら責任とってくださいましよ?」 考え込むカールハインツをベッドから押しのけると掛け布団とシーツを手早く取り込み、 そんな世間話を行う。彼女としても久しぶりの彼との会話を楽しんでいる雰囲気がにじみ出ていた。 シュナイダー「そうだな。なら私と結婚するか?」 しかし、いつもやられっぱなしではつまらないシュナイダーは気軽い気持ちでちょっと意地悪をしてみる。
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0ch BBS 2007-01-24