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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[973]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 01:39:38 ID:vv4BGnPc ヘルミーネ(ダメダメ!きっとあれもいつもの遊びよ。だって、あれから舞い上がっているの 私だけじゃない!確かにいき遅れてちょっと結婚に憧れちゃうけど、でも、弟みたいにしか 思ってなかった坊ちゃんがいきなりあんな事をいうなんて……そ、そうよ。きっと 小さい頃よくやっていた『いたずら』なのよ。…な、なぁんだ。自分で言うのもなんだけど、 私って馬鹿みたいね) と、彼女らしくない乙女回路にスイッチが入ったようで非常に珍しく上の空で 屋敷の中を歩いていた。 ガクッ!!! ヘルミーネ「きゃ!!!」 忘れていたわけではない。ふかふかのカーペットはその毛の長さゆえに意外なほど足を取られるものであり、 そしてここがエントランス中央の吹き抜け前。つまりは階段の最上段であったことを。 だが、逆に言えばそれだけこの環境に慣れており、油断をしていたという事になる。そこに、 つい最近起きたあのいたずら(?)である。この事件は起こりうるべくして起きたといっても良かった。 …ただ、その1階広場にシュナイダーが偶々いたという事実さえ無視できれば。
[974]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 01:40:38 ID:vv4BGnPc シュナイダー「危ない!!!」 それはメイド服を着た黒髪の天使が降臨してくるような神々しさがあった。吹き抜けに落ちる 光の筋にしたがって、メイド服のスカート部分がふわりと落下傘のようにひろがり、 普段は見ることの出来ないガーターベルトが包み隠さずあらわになる。 シュナイダー(黒!?) …いや、そんなことはどうでもいい。幾ら柔らかいカーペットが敷き詰められているとはいえ階段から 転げ落ちて無事であるはずは無く、シュナイダーは自身の怪我の具合も無視して、まるで フライング・サッカーのGKのように思わずその落下点に飛び込む。 むにゅ。……どががーーん!!! シュナイダー「!!」 ヘルミーネ「!!!???」 はじめの「むにゅ」とはなんだろうか? はじめの「むにゅ」とは…薄い化粧によって赤く彩られた艶やかな唇と、若く逞しい男の唇が かさなる音である。 はじめの「むにゅ」とは、助けようとしたシュナイダー子爵の手が、偶然にも彼女の薄い胸を 抱きとめた音である。
[975]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 01:41:46 ID:vv4BGnPc そして、そのあとの『どががーーーん!!!』でその体勢のまま2人は折り重なる。 シュナイダー(………甘い) ヘルミーネ「ッッッッッ!!!す、すみません、怪我をなされている体で!だ、大丈夫ですか?」 彼女も突然の事故に…盛大に階段落ちしてしまったことではなく、唇が重なってしまった事に 気が動転してしまい、本来ならばすぐにどかなければならない状況なのに、シュナイダーの 上にまたがるような姿勢のままシュナイダーに怪我がないかまさぐってくる。 シュナイダー「………」 どうしますか? A.…だ、大丈夫だ。それよりもどいてくれないか?冷静に対処する。 B.まだ右腕が胸に当たっているな……少しだけ感覚を集中してみる。 C.甘い味がした。素直にキスの印象を語る。 D.ここは強引にもう一度唇を奪ってみる。 F.ここだ!ここで告白だ!!(要3票) G.…痛い。すまないがベッドまで肩を貸してくれないか?(要3票) H.H(要10票) I.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[976]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 01:43:41 ID:DuHWZ5y2 B
[977]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:03:55 ID:vfxto3/I C
[978]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:06:31 ID:+QK0wL8U F ギップリャアア!! な展開を期待してしまったり!
[979]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:20:18 ID:P5RhRET6 C
[980]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:21:12 ID:s68VF+Zw D
[981]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:22:48 ID:??? 何故Cなのか判らない… まあ私はモニカ派だからいいけど
[982]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:40:38 ID:??? いや、普通に素直な反応のほうがいいかなあ、と。
[983]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 19:17:52 ID:vv4BGnPc C.甘い味がした。素直にキスの印象を語る。 シュナイダー(………) 一見冷静そうにしているが、彼とて健全な男である。僅かに彼女を異性として見始めている このタイミングでこのおもわぬ事故に平然でいれるはずが無い。 だが、貴族として慌てふためく事は恥であるが故に… シュナイダー「甘い味がした」 と、傍から見れば頓珍漢な感想を述べてしまう。 ヘルミーネ「……///」 その言葉を一瞬何のことかわからなかった彼女は、何を言っているのだろう?という表情を したが、次の瞬間その意味を知り、顔を真っ赤にして俯いてしまう。 そのごく数秒後、今度は彼女の方が口を開く……否、口を近づけてくる。 はじめは甘いとしか感じなかったそれは、甘いだけではなかった。愛しいという気持ちと恋しいという 気持ちだけではなく、何故かはわからないのだが切ないという気持ちと寂しい気持ちがない交ぜに なっており、総ずるに甘酸っぱいというのが本当の感想なのだろう。
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0ch BBS 2007-01-24