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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[982]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 02:40:38 ID:??? いや、普通に素直な反応のほうがいいかなあ、と。
[983]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 19:17:52 ID:vv4BGnPc C.甘い味がした。素直にキスの印象を語る。 シュナイダー(………) 一見冷静そうにしているが、彼とて健全な男である。僅かに彼女を異性として見始めている このタイミングでこのおもわぬ事故に平然でいれるはずが無い。 だが、貴族として慌てふためく事は恥であるが故に… シュナイダー「甘い味がした」 と、傍から見れば頓珍漢な感想を述べてしまう。 ヘルミーネ「……///」 その言葉を一瞬何のことかわからなかった彼女は、何を言っているのだろう?という表情を したが、次の瞬間その意味を知り、顔を真っ赤にして俯いてしまう。 そのごく数秒後、今度は彼女の方が口を開く……否、口を近づけてくる。 はじめは甘いとしか感じなかったそれは、甘いだけではなかった。愛しいという気持ちと恋しいという 気持ちだけではなく、何故かはわからないのだが切ないという気持ちと寂しい気持ちがない交ぜに なっており、総ずるに甘酸っぱいというのが本当の感想なのだろう。
[984]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 19:18:53 ID:vv4BGnPc ヘルミーネ「甘いというよりも、ちょっと切ないですね」 ごく僅かな触れ合いの後に顔を上げた彼女は顔を耳まで真っ赤にさせながらもどこか満足げだった。 シュナイダー(そうか。この甘さは彼女から香るものか。ミルクのような薔薇のような…… どこか懐かしくて、どこかやわらかい…) 彼女の匂いはこの屋敷の匂いにも似ている。彼にとって帰ってくるべき場所の匂いのようで 鼻腔の中に残る残滓は彼の心を惹きつけるには充分だった。 ヘルミーネ「…これは助けていただいたお礼です。どこかお怪我は?」 突飛な発言に対する仕返しだろうか?それとも彼とのはじめてのキスがこのような形であるのが ちょっとだけ残念に思ったことに対する『やり直し』なのだろうか?神ならぬ身である若い子爵には それがどういう意味であるのかはわからないのだが、彼女の瞳を見ることができず、そっぽを 向きながら「問題ない」と答えることが精一杯の抵抗だった。 ☆☆☆ メイド長(ヘルミーネ・ネリウス)との好感度がググーーン!と上がりました。 〜〜〜
[985]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 19:19:59 ID:vv4BGnPc 帝国暦482年5月はこうして終わり、歴史はここから徐々にうねりだす。 そのうねりが嵐になった時、シュナイダーの先にあるのは栄光か挫折か……それを知る者はいまだいない。 銀河の歴史がまた1ページ… ということで、本編銀河シュナイダー伝説はここまで。 以降、外伝が始まります。 〜〜〜
[986]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 19:21:40 ID:vv4BGnPc 外伝 〜〜銀河モリサキ伝説〜〜 自由惑星同盟には一つの法律がある。 その名はトラバース法。正式名称を「戦災孤児育英法」と呼ばれるものであり、掻い摘んでいうと 戦災遺児の救済と人的資源の確保を目的とした軍人が、遺児を引き取り養育する法律である。 モリサキ「ざけんな。俺はまだ22だ。この年で父親なんてやれるかよ!」 と暴言を吐いたのはつい二週間前。元々少佐昇進の祝いと、最前線からの凱旋が目的であったはずの場は、 荒れに荒れる彼を静めるまでの場となり、久しぶりに会ったソウダやナカヤマなど、現在ハイネセン もしくはその近隣の惑星に勤務していた学生時代の仲間達はそのうっぷんはらしの被害者と なっていた。 マツヤマ「まあまあ、いいじゃないか。俺のところにもこんど1人来るんだ。1人暮らしも寂しいだろう?」 そういうのは、最前線では常にモリサキと行動を共にしていたマツヤマ。彼もまたモリサキと同時に 少佐となっており、彼らの中では頭一つ抜けた階級になっていた。 モリサキ「…俺は子供を養うために軍人になったわけじゃない。」 流石に全く同じ立場のものがこんなにも冷静なのに自分だけ地団駄を踏むのはかっこ悪いと思ったのか、 僅かに気勢が削がれ、愚痴を零しながら奮発して注文した酒をあおる。
[987]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/11/06(日) 19:22:41 ID:vv4BGnPc ソウダ「だったらいっそ結婚でもすればいいんじゃないか?」 モリサキ「馬鹿いうな。何時死ぬかもわからないのにそんな事できるか」 ナカヤマ「そういうところは意外とストイックなんだよな」 ワカバヤシ「ストイックというよりももてないだけだろ。お前の場合」 そういいながらこの宴会場に入ってきたのはワカバヤシ・ゲンゾー。名門ワカバヤシ家の三男である 彼はその人脈を惜しむ事無く乱用し、前線にはあまり出る事無くモリサキと同じ少佐の地位にいる。 モリサキ「うっせ〜。俺だってな、俺だって、あんなむさい所が任務地じゃなかったら今頃 恋人の1人や2人……」 愚痴を語り始めたら楽しい宴も陰気臭くなる。そんなことは厄介だとばかり話を逸らせようと… ナカヤマ「そういえばそろそろ副官申請の時期だろ?モリサキは今年も1人きりか?」 と、最前線任務では副官をつけなかった彼の動向について尋ねる。
[988]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/11/06(日) 19:23:43 ID:vv4BGnPc モリサキ「副官ねぇ……」 誰を副官に指名しますか? A.やっぱり相性の良いソウダか? B.ここは魂の友、ナカヤマだ。 C.ん〜、そういえばヒューガはまだ大尉だよな。 D.ランカちゃんとも仲がいいし、ここはルーだ。 E.一人の方が気楽だ。 F.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。 ※アッテンボロー、ツバサ、マツヤマ、ワカバヤシ、ミスギは同じ階級のため不可。 又、知り合っていない人物も不可とします。
[989]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:24:38 ID:+QK0wL8U B
[990]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:25:35 ID:P5RhRET6 B
[991]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 20:05:30 ID:vv4BGnPc B.ここは魂の友、ナカヤマだ。 モリサキ「…ナカヤマ。確か今の職場は……」 と、言葉を紡ぐが後が出ない。 ナカヤマ「……どうせ覚えていないんだろ?今は第5艦隊第1分艦隊の戦艦副長だ。」 モリサキ「ナカヤマには似合わないな。よし、本日付でお前が俺の副官だ。明日には陳情しておく から、一週間以内に辞令が出るだろう。よろしくな」 ナカヤマ「どうしてこう勝手に…。まあいいか。」 と、こうしてあっさりとモリサキの人事は終わり、そのまま全員が酔いつぶれるまでその宴会は つづく。 〜〜〜
[992]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/11/06(日) 20:06:36 ID:vv4BGnPc 〜〜〜 そして現在。 ぴんぽーん! 一番恐れた事が起きる。辞令では既に降りており、仲間達との飲み会である程度の覚悟は 出来ていたつもりなのだが、この年で『父親役』は勘弁して欲しい。 正直、この呼び鈴にでたくはなかったのだが、 ???「えっと、後方勤務本部の紹介できました」 と、呼び鈴と連動したモニターから聞こえてくる声を聞いてしまってはでないわけには行かない。 仕方無しとばかり返事をするためドアを開けると…… トラバース法の子供達→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤハート 数字の容姿をした女の子 スペードクラブ なんだ、ヤローか。 となります。
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0ch BBS 2007-01-24