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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[989]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:24:38 ID:+QK0wL8U B
[990]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:25:35 ID:P5RhRET6 B
[991]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 20:05:30 ID:vv4BGnPc B.ここは魂の友、ナカヤマだ。 モリサキ「…ナカヤマ。確か今の職場は……」 と、言葉を紡ぐが後が出ない。 ナカヤマ「……どうせ覚えていないんだろ?今は第5艦隊第1分艦隊の戦艦副長だ。」 モリサキ「ナカヤマには似合わないな。よし、本日付でお前が俺の副官だ。明日には陳情しておく から、一週間以内に辞令が出るだろう。よろしくな」 ナカヤマ「どうしてこう勝手に…。まあいいか。」 と、こうしてあっさりとモリサキの人事は終わり、そのまま全員が酔いつぶれるまでその宴会は つづく。 〜〜〜
[992]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/11/06(日) 20:06:36 ID:vv4BGnPc 〜〜〜 そして現在。 ぴんぽーん! 一番恐れた事が起きる。辞令では既に降りており、仲間達との飲み会である程度の覚悟は 出来ていたつもりなのだが、この年で『父親役』は勘弁して欲しい。 正直、この呼び鈴にでたくはなかったのだが、 ???「えっと、後方勤務本部の紹介できました」 と、呼び鈴と連動したモニターから聞こえてくる声を聞いてしまってはでないわけには行かない。 仕方無しとばかり返事をするためドアを開けると…… トラバース法の子供達→!card !cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤハート 数字の容姿をした女の子 スペードクラブ なんだ、ヤローか。 となります。
[993]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 20:10:19 ID:??? トラバース法の子供達→ ダイヤK
[994]993:2011/11/06(日) 20:15:56 ID:??? 我ながら素晴らしい引きだ
[995]森崎名無しさん:2011/11/06(日) 20:32:22 ID:??? 物凄い美少女!?w
[996]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 21:53:10 ID:vv4BGnPc >>994 おめでとうございます。 モニカの件といいメイド長(?)といい女性の容姿関係の 引きのよさは相変わらず神がかりです。 >>995 思わずヒシノ・ケイと名づけたくなるような美少女です。 まあ、流石に自重しますが。 トラバース法の子供達→ダイヤK 士官用の邸宅の扉の先にいたのは…… モリサキ「………」 モリサキすら思わず絶句させてしまうほどの美少女だった。 白い陶器のような肌には若さゆえの赤みが差し、太陽に反射するシルバーブロンドの腰まで届く長い髪は まるで天使の羽根の様な輝きをもつ。非常に華奢な手足は掴めば折れそうな儚さを醸し出しながらも、 しっかりと地面を踏みしめるその姿は大地に根付く白樺のよう。 ???「あ、あの。後方勤務本部の紹介できました、スピカ・トレミーと申します。」 初めての訪問先、そしてこれからの生活の場である。それだけで彼女が緊張しているという事は 手に取るようにわかり、もじもじしている表情も愛らしい。
[997]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 21:54:15 ID:vv4BGnPc モリサキ「………」 スピカ「あ、あの…えっと、お料理が出来ます、掃除も出来ます。お裁縫は……あまりできないけど、 ぼ、ボタン付けくらいなら大丈夫です。専用のお部屋もいりません。お金も、ちょっとだけなら あります。だから、だから、今日からここに住まわせてください!」 あっけに取られているモリサキの表情を拒絶と受け取ったのだろう。小さな体の傷つきやすい心から 自分が持っている勇気を全て振り絞って、目の前の10歳ほど年上の青年にそう懇願してくる。 モリサキ「あ、いや。それはいいんだが……。俺はてっきり男が来ると思って…」 自分が大人で相手が子供だとはいえ、男やもめの家に突如女が来るという事は普通では考えられない 事である。 スピカ「あ、わ、私じゃ、だ、駄目でしょうか?」 勇気を振り絞って自己紹介したにも関わらず、相手は男がいいといってきたことで、春の夜空に一際輝く 星のような瞳は既に涙目である。 モリサキ「あ、そういうことじゃない。俺じゃなくて君が、こんな環境でいいのかと聞いているんだ。 今から掛け合えばもっと普通の夫婦の家にだって変更できるだろうし」 決まった辞令を変更させるにはコネが必要なのだが、何故だかモリサキは彼女のためならば その程度のコネならば惜しむつもりがなくなっていた。
[998]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 21:55:18 ID:vv4BGnPc スピカ「わ、私、ここに来る前はお父さんと二人暮しだったので大丈夫です。ご飯もちょっとで 構いません。絶対に贅沢も言わないので大丈夫です」 考えてみれば当たり前である。遺児となったということは身寄りがなくなったということ。 もし、母親がいるのであればわざわざここに来る必要もないだろう。 モリサキ「……まあ、立ち話もなんだから部屋に入って。一人暮らしだから散らかってるけど」 彼女の必至の懇願に絆されたのか、いや、最初は冗談で『チェンジ!』とでも言って和ませようと 思っていたが、最初からそれを受け入れるつもりではあったので、この一粒の真珠のように 美しい少女を自宅へ招き入れるのだった。 〜〜〜 モリサキ「あ〜、あんまり子供向けの飲み物はないけど……あ、そういえば引っ越し祝いにもらった ジュースのセットがあったな。あれは……」 1人暮らしの常か。モリサキもまた普段は外食で済ませているため自宅であるのに台所の勝手がよく わかっていなかった。 スピカ「あ、そんな。お気を使わないでください」 自分の身長の半分程度の大きさのバッグを一つもってやってきた美少女は恐縮しており、 カーペットの上で縮こまっている。
[999]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 21:56:18 ID:vv4BGnPc モリサキ「あんまり畏まるな。俺まで……と、あったあった。冷えてないけどまあ大丈夫だろう」 ここでグラスに移しかえ氷を入れるという基本的なことが出来ないのが男やもめの悲しいところ。 モリサキは缶に入ったオレンジジュースを蓋をしたまま持ってくる。 スピカ「あ、ありがとうございます」 礼はいうが、決して手をつけようとしない。 モリサキ「……それにしても、軍の福祉課は何を考えているんだろうな?」 と、(俺がロリコンでなくて良かった)という内心を隠しながらりんごジュースを口にする。 スピカ「じ、実は、私がお願いしたんです…」 もじもじしながら衝撃的なことを告白するスピカ。 モリサキ「ぶっ!!!な、何でまた?」 飲みかけのジュースを軽く噴きそう聞き返す。 スピカ「え、えっと、怒らないでくださいね。私の……お父さんにちょっとだけ、似てるんです」 そういいながら一枚の写真を…いつでも持ち運べるようにホログラフではなく普通のものを出してくる。 モリサキ(……ん。そーか?オヤジさんとは肌の色も髪の色も違うんだが?) 意外と人間は自分の姿というものは認識できていない。ゆえに、似ているといってもあまりぴんとこない。
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0ch BBS 2007-01-24