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【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】
[60]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 01:35:45 ID:??? なるほどー
[61]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 09:35:36 ID:??? 別に雑魚から一気に上手くなって上位陣ごぼう抜きしたの反町だけじゃないから色々と言いたいことは出てくるなw
[62]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 10:45:56 ID:??? 反町も魔理沙もあまり互いの事しらないからなぁ 戻って来ても早苗さんとチュッチュしたり霊夢に夢想天生フラグ立てたりしたいから 話し合える縁が有るかどうか……
[63]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 11:19:15 ID:??? 夢想天生=サイクロンは流石に無理じゃね?
[64]森崎名無しさん:2011/10/26(水) 12:19:58 ID:??? 本編でヒント無かったっけ 霊夢にしかできない才能がどーたらこーたらって
[65]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 00:47:44 ID:??? >★魔理霖は俺の乙女心→ ダイヤ4 =咲夜「調子はどう、魔理沙?」 安心のKY長である★ ===================================================================================== 魔理沙「……おー、ピンピンしてるぜ」 咲夜「(……少しは調子が戻ってきたようね)」 まだ全快とは言い難いものの、いつもの軽口が戻ってきている魔理沙に安堵をする咲夜。 目が覚めた当初こそいつになく弱気な言葉を見せ、咲夜を内心動揺させていたのだが……。 これならばしばらく時間が経てば、またいつもの魔理沙に戻ってくれるだろうと咲夜は考える。 咲夜「(ただ……表面上元に戻ったと見せかけるだけの可能性もあるのよね……。 ……誰かに弱みを見せたり出来ない、不器用な子なんだから)」 霊夢程ではないが長い間を友人として付き合ってきた咲夜は、魔理沙の性格というものをよく把握していた。 実際、魔理沙という人間は仮に内面に悩みを抱いていようとそれを内面に溜め込みすぎる性質を持つ。 それが魔理沙の弱さでもあり、必死に自分を強く見せようとする生物としての本能でもある。 だが、それを放置したままおけばいつ爆発をするかわかったものではない。 咲夜としては、ここである程度の解消をしておかなければならないだろうと考えるのだが……。 かといって、魔理沙は何か悩みは無いかと言って話すような素直な性格でもない。 結局の所、咲夜に出来るのは魔理沙が何かを話してくれる事をただ待つだけで。 これは少々時間がかかるだろうなと小さくため息を吐くのだが……。 魔理沙「なぁ咲夜」 咲夜「? 何かしら?」 魔理沙「お前は……レミリアが言ったから、サッカーやってんだったよな」 しかし、咲夜にとっては意外な事に、魔理沙は割りとざっくり自身から話しかけてきた。
[66]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 00:48:53 ID:??? 咲夜「……ええ、そうよ?」 魔理沙の質問の意図は読めないが、しかし、話しかけられたからには答えざるを得ない。 内心動揺しながら、咲夜は瀟洒に驚きを表情に出さず返答をする。 魔理沙「んじゃ……レミリアがやめろって言ったらやめるのか?」 咲夜「当然よ。 あくまでもサッカーはお嬢様が言ったから始めたもの。 私にとっての第一に重視すべき事は、お嬢様。 お嬢様の命令に従わない訳にはいかないもの」 愛を込められた鉢巻をあっさり他人と交換をした過去を持つ咲夜ではあるが……。 しかし、その咲夜のレミリアに対する忠誠心というものは他者が入り込める余地が無いのではないかという程にまで固い。 咲夜の中での順位は、あくまでもレミリア>サッカーである。 それはこれまでも、そしてこれからも絶対に変わらないであろう事柄だった。 この返答を聞いて、魔理沙は一瞬眉を顰めるが……そんな魔理沙の様子に気づかないまま、咲夜はだけど……と続ける。 咲夜「だけど……お嬢様に言われなければ……やめるつもりは、今は無いわね」 魔理沙「ふーん……そりゃまたなんで?」 咲夜「決まってるでしょう。 私が妖精にポジションを奪われたままではお嬢様の顔に泥を塗る事になってしまう。 というか、それ以前に私のプライドが許さない」 力の弱い妖精風情にボランチというポジションを奪われたままでは、紅魔館が誇る幻想郷トップボランチの名折れ。 それは咲夜にとって屈辱的な事であり、紅魔館の名に泥を塗ってしまう事でもある。 それだけは絶対に避けなければならないと、十六夜咲夜は考えていた。 だが、何もそれだけが咲夜がサッカーを辞めないという根本的な理由ではない。
[67]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 00:50:12 ID:??? 咲夜「それに、何だかんだで楽しいしね……(シュートを撃つのはかなり恥ずかしいけど)」 魔理沙「……楽しい?」 微笑みながら言う咲夜は、気づかない。 咲夜がその言葉を吐いた瞬間、魔理沙の表情が一瞬にして青ざめたのを。 魔理沙「――――――――」 放心したように目を見開きながら、しばし微動だにせずそのままの体勢で居続ける魔理沙。 咲夜が放った言葉を理解できず、しかし、必死に理解しようとし――。 その過程で、心の奥底にあった、ずっとずっと、ずっと昔に誰かに習った言葉が脳裏を掠め――。 咲夜「そういえば……さっき、香霖堂の店主見られて、これを置いて行ったわよ」 魔理沙「!?」 目の前に出されたものを視認した瞬間、魔理沙はそれをひったくるように手に取る。 魔理沙「み……ま……ノート……。 ど……どうして……!?」 それは年季の入った、どこにでもあるようなノートだった。 表紙には達筆な字で「みまノート」と書かれており……しかし、その文字もどこか掠れてしまっている。 長年放置していたが為か表紙はおろか中の用紙まで黄ばみ、何度も読んだせいかページの端はよれよれだ。 だが、それは魔理沙がずっと探し続けていたただ一冊のノートだった。
[68]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 00:51:18 ID:??? 咲夜「なんでも、倉庫を整理していたら出てきたらしいわよ……? これは僕には不要なものだから、って預かったけど……。 ……ど、どうしたの?」 あまりの魔理沙の狼狽ぶりに、咲夜は理解が追いついておらず……。 それでも辛うじて、このノートを霖之助が持っていた理由を説明する。 恐らくは魔理沙がいつものように霖之助にマジックアイテムなり本なりでツケを払おうとした際。 それらの間に混ざってしまい、霖之助もそれに気づかず倉庫に入れて放置をしていたのだろう。 魔理沙「(でも……でも、今はそれはいい……そんな事はどうでもいいんだ! 今、私にとって、一番大切な事実は……! このノートが、ここにある……ここにあるって事だけだ!)」 「あたしゃここにいるよ」と今にもノートが喋りそうな錯覚を覚えながら、魔理沙は震える手でノートを掴む。 鼓動は高鳴り、喉は乾燥し、手に汗が滲みだしてきた。 不夜城カップで負けた時、旧友の靈夢から受け取った言葉――「みまノートの52P」。 魅魔からの伝言を、しかし、あの時から今日まで魔理沙は確認できず、内容も思い出せずにいた。 だが、今、魔理沙はそれを確認する事が出来る。 魅魔の言葉をもう一度、読む事が――聞く事が出来る。 どれだけ辛辣な言葉をかけられても、どれだけ冷たい態度を取られても。 それでも魅魔は魔理沙にとって、誰よりも尊敬すべき、大切な、師匠であった。 魔理沙「(魅魔様……! いったい、私に何を伝えたかったんだ……!)」 動悸を抑えようと深呼吸をしながら、魔理沙はゆっくりとそのノートの表紙に手をかけ……。
[69]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/27(木) 00:52:24 ID:??? A.1ページ目からじっくりと読み進めていった。 B.一気に52ページに書かれている事を読もうとページをめくり始めた。 先に「5」票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※今回の投票は、1:30からお願いします。 それまで、質問などがあればお受けします。
[70]森崎名無しさん:2011/10/27(木) 01:29:09 ID:??? どうするべきかな 1ページから読んだら復帰に時間かかったりします?
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0ch BBS 2007-01-24