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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[390]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:01:29 ID:??? ピピイイィィィィィッ!! アンナ「さァ、たったいまキックオフの笛が吹かれました! まずボールを持って攻めこむのは南葛ウイングスの滝くんだ!」 ニーナ「ウイングスというチーム名通り、ウイングの彼がこのチームの攻撃の起点となっているのでしょうか?」 滝「(そんな理由だったらどんなによかったか。残念ながら名前の由来は……)」 イタリアセリエAにて、プロ選手として見事成功を収めつつある同期の偉大にして完璧なる選手である大空翼。 ワールドユース大会でも幻のシュート『サイクロン』で大会を沸かした優勝の立役者の名前を、 チームオーナーである南葛市の市長はいたく気に入っていたのである。 滝「ま、なんならその由来ってやつを俺の手で解説通りに変えてみるってのも面白そうかもな!!」 ダダダダダダッ!! もう10年以上も繰り返し、積み上げてきたサイドライン上の際どく鋭いドリブルで攻撃を仕掛ける滝。 これに対しマークに付くのは元は南葛の選手でありながら、憧れの先輩である反町を追いかけて東京へと引っ越していった山森である。 山森「お久しぶりです滝先輩。こうしてプロとして勝負できるのを楽しみにしてました!」 滝「つってもまだ開催前なんだがな。ほら、遠慮はいらんぜ。止められるものなら止めてみなよ!」
[391]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:03:00 ID:??? サイドの戦士→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→滝が華麗に抜き去っていく。早速南葛の得点チャンスに ハート→滝が辛うじて抜き去る。東邦DF陣はコルドバの指示の下、素早くフォローに回る スペード→ボールはこぼれ球に。序盤は互いに譲らず拮抗した展開に。 クラブ→山森がボールを奪う。沢田と反町のワンツーでカウンターアタックだ JOKER→滝がとんでもない速度で山森を抜き去っていく。まるで水を得たビーバーのようだ!
[392]森崎名無しさん:2011/12/06(火) 18:04:51 ID:??? サイドの戦士→ ダイヤ3
[393]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:18:29 ID:??? サイドの戦士→ ダイヤ3 >ダイヤ→滝が華麗に抜き去っていく。早速南葛の得点チャンスに ============ 滝「悪いな。この場所は俺が最も得意とするところなんでね」 ヒュッ……シュタタタッ!! 山森「うっ…!」 僅かなフェイントの後、一気に速度を上げて山森のマークを振り切って行く滝。 ワールドユース大会ではあまり披露出来なかったが、確かな技術がそこにはあった。 早田「へぇ、なかなかやるじゃねぇか。刈り取りがいのあるドリブルをしやがる」 新田「滝先輩のライン際での強さは相変わらずですね」 森崎「何事も極めようとすればアレくらいの域にはもっていけるってことか」 アンナ「抜いたァ!滝くんの素早いサイドアタックが東邦の守備を切り裂いていきます。 滝くんはそのままコーナー際まで走って行き、センタリングをあげようとしています!」 コルドバ「(予想以上に南葛の攻撃力は高い。得意分野がそれぞれはっきりしている分、作戦の立てやすいのだろうな。だが…)」 それ故に、戦術を予想するのは容易いことだ。コルドバはすぐにセンタリングに備えるように周囲に指示を出した。 コルドバ「散れっ!フリーで打たせるなよ!」
[394]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:20:00 ID:??? 佐藤「うっす!」 関口「ガッテン!」 山崎「シャーッ!」 後藤「(元フランスユースのストライカーであるナポレオンか、 それとも長年修哲トリオの点取り屋を名乗ってきた来生か… シュート力があるのは圧倒的に前者だろうが、 チーム合流したばかりのナポレオンとの連携がちゃんととれているかどうかだな)」 滝「そらっ、頼んだぜ!先制点決めてこい!」 バァン!! アンナ「さァ、滝くんボールを蹴り込んだ!このセンタリングに飛び込むのは…!」 大砲と香車→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハートK〜4→ナポレオンだ!ノートラップでキャノンシュートに行く!先制点だ! スペード・クラブK〜10→来生だ!スライディングシュートを放つ!先制点だ! それ意外→東邦DFがピンチを凌ぐ! JOKER→馬鹿な!?来生がナポレオンと呼吸を合わせてツインシュートに行こうとしている!?
[395]森崎名無しさん:2011/12/06(火) 18:23:40 ID:??? 大砲と香車→ ハートJ
[396]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:42:19 ID:??? 大砲と香車→ ハートJ >ダイヤ・ハートK〜4→ナポレオンだ!ノートラップでキャノンシュートに行く!先制点だ! ============ キャノン「来るなら来い!まとめて吹き飛ばしてやるゼェ!!」 ギュワァァァッ……ドッゴォォォォォォオオオン!! 佐藤「わああっ!!」 関口「ぐへぇ!」 山崎「ぎぃやぁ〜!」 後藤「そ、そんなぐふっ!!」 ズバァッ!!ブシュルルルルル…… その強大な脚力から放たれる弾丸シュート『キャノンシュート』をダイレクトで打つことで さらに威力を高めた『ノートラップキャノン』は反応良く競り合いにむかった東邦DFたちを軽々と吹き飛ばした。 アンナ「決まったァ!前半6分、先制点を決めたのはフランスからの刺客、ナポレオンくんだァ!」 ナポレオン「はっ、見たか!これがつい最近まで『アマ』だったテメェらとの自力の差ってやつさ!」 コルドバ「(…なるほど。実力もさることながら素質の方も十分に備わっている。 だが、試合早々そんな大技に頼って果たして最後までコンディションを保てるのかな?)」 どれだけ手痛く攻めこまれていようとも、最終的にリードしていればそれで良い。 得点を奪われたのなら奪い返すだけ。監督の吉良の指導がしっかりと行き渡っている東邦の選手たちの士気は高い。
[397]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:43:36 ID:??? 新田「(……俺がどれだけ頑張っても手に入れることのできない『威力のあるシュート』か……)」 早田「ちっ、奴のシュートも相当なものだな。ワールドユース大会じゃ大したことなかったように思えるが、 この短期間でかなりレベルアップしてやがる。その要因はおそらく……」 そこまで言って、早田は座った目で森崎の顔を見つめてくる。 森崎「お、オレのせいだっていうのかよ!ただほんのちょっと尻でセービングしてやっただけだってのに」 早田「はは、そう悪く思うな。あれは今思い出しても傑作だったぜ。ま、お前のことだ。 今度はもっと素晴らしいパフォーマンスをアイツにたたきつけてくれるんだろうな?期待しておくぜ」 森崎「(ぐぬぬ……さっきの敗戦を少なからず根に持ってやがるな。早田の奴め……)」 そうこうしている間に、試合は再開される。今度は東邦が抜群の攻撃力を披露する番だった。 反撃タイガー→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→アメリカからの刺客、ミハエルが奇妙なドリブルで上がっていく! ハート→元ミランユースのエリート、バンビーノがドリブルで上がっていく! スペード→沢田と反町のコンビプレイで速攻を仕掛ける! クラブ→山森を中心とするパスワークで攻めこむ! JOKER→センターサークルでしばらくボールを回した後……反町が勢い良く足を振りかぶる!?
[398]森崎名無しさん:2011/12/06(火) 18:46:52 ID:8Y/FI7Cs 反撃タイガー→ クラブ5
[399]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 18:58:24 ID:??? 反撃タイガー→ クラブ5 >クラブ→山森を中心とするパスワークで攻めこむ! ============ 山森「みなさん、上がってください!」 本来コントロールタワーを任されている沢田ではなく、山森を中心として攻撃を組み立ていく東邦陣営。 この数年、なかなか能力が伸びず器用貧乏に陥っていた山森が自分がこれから先生き残っていくために見出したことがあった。 それは、パスである。体格も平凡であり、特別俊敏でもない自分では井沢のような高角度からのシュートも 新田のように相手の裏に回りこみボールを貰うことも難しくなっていた。 だが、このパスに関してだけは違う。相手の移動範囲を把握し、 しっかりと射程外へと蹴り込む知識と勇気があればまだまだ自分のプレイは通用する。 いや、通用させていかなければならないのだ。長年の夢であったプロ選手としてこれからも戦っていくためには。 アンナ「さァ、山森くんにボールを託して東邦の選手たちはするすると上がって行きます。 対する南葛の選手たちもしっかりとマークに張り付きパスコースをつぶしにかかっていますね」 ニーナ「この守備を前にして躊躇し、ボールを後ろに戻すことは簡単ですが…ここはしっかりと通してもらいたいところですね」 山森「(才能がない。だから一流の選手にはなれない。それがなんだっていうんだ! 俺は逃げない。自分の力を、この平凡だけども生まれてからずっと付き合ってきた体を信じ続けるんだ!!)」 どこかに楽な近道があるのかもしれない。だが、それは甘えであると山森は考えていた。 自分の才能の限界を認め、しかし決してそこで立ち止まろうとはしない強い精神が 平凡な彼の力を僅かではあるが強靭なものへと変化させているのである。 バンッ!!
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0ch BBS 2007-01-24