※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
[407]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/06(火) 19:41:46 ID:??? 何事にも、何者にも左右されない確固たる強い自信。 これこそが井沢たち南葛出身の選手たちを奮い立たせる要素の一つである。 井沢「いくぞみんな!前半のうちにもう1点とっておこうぜ!」 南葛一同『おう!!』 ミハエル「OH〜!ボールが回ってこな〜い!これでは私の美しさを披露することがデキマセーン!」 バンビーノ「(補欠とは言え世界を制した全日本ユース代表の選手たちということか。…やるな)」 反町「くっ、戻れ!今は人数をかけて守りに徹するんだ!」 森崎たちの予想に反し、南葛の選手たちは決して東邦の選手たちに劣ってはいなかった。 本人達の自覚以上に、日本のサッカーレベルは高まっているのである。 そこにはもう外人選手だから強いという認識は正しくないということを物語ってもいた。 少しずつ、だが確実に世界のサッカー情勢は変わりつつあった。日本という国を中心に回り始めようとしているのである。 勝利への翼→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→再びセオリー通りの攻撃!滝のサイドアタックだ! ハート→来生にボールが渡る!お得意の単独突破が光る! スペード→ナポレオンへとボールを集める作戦に。恐怖のメガキャノンが放たれる! クラブ→コルドバが積極的に前に上がり攻撃の芽を素早く摘み取っていく! JOKER→井沢を中心とした修哲トリオで攻め上がる!そして…?
[408]森崎名無しさん:2011/12/06(火) 19:45:27 ID:??? 勝利への翼→ ダイヤ4
[409]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 22:36:16 ID:??? 勝利への翼→ ダイヤ4 >ダイヤ→再びセオリー通りの攻撃!滝のサイドアタックだ! ============ 井沢「よし、任せたぞ滝!」 滝「へいへい、任されましたよ」 修哲小時代からの得意の戦術。井沢で中盤を攻略し、滝が右サイドを駆け上がる。 そこからの正確なクロスに来生が合わせて得点を稼ぐ。 もっとも、得点者に関しては所属チームによって色々変わることもあったが。 アンナ「南葛のペースで試合は前半半ばを過ぎたといったところ。 ここで追加点が決まるとなると、東邦は苦しくなってきますね」 ニーナ「1点差と2点差の差は思った以上に大きいですからね。 逆に、ここでしっかりと追いつくことが出来れば俄然試合は分からなくなるでしょう」 新田「流れをつかんだ南葛は強いですよ。このままじゃ全員揃って予想外しになりそうですね」 早田「おいおい、まだ試合は前半だぜ。早いのは足だけにしとけよ新田」 森崎「そうだ。東邦の連中の士気は少しも落ちていない。 何度も同じ攻撃パターンが通用しないという自信の現れなんだろうな」 案の定、滝の右サイド際の突破はすぐにDFのチェックを受けてしまう。 だが滝の、正しくは滝たちの戦術はこれだけでは終わるはずもなかった。 滝「(もう十分引きつけたな。)そらっ、返すぜ!」 山森「リターンパス!?これってもしかして…」
[410]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 22:37:30 ID:??? 沢田「そうか、コンビプレイだ!修哲トリオによるパスワークも南葛の得意とする戦術の一つだった!」 井沢「ナイスパスだ滝!よーし走れ来生!俺達修哲トリオの力を見せてやろうぜ!」 来生「ヒャッホー!ガンガンいくぜぇ!!」 ダダッ!バコーン!バシッ!シュタタッ!! アンナ「出たァ!修哲トリオによる一糸乱れぬ連携の前に東邦の守りは突破されていく〜〜!!」 ニーナ「これはまたもや南葛の得点チャンスへとつながっていきそうですね」 息のあった三人による、フィールドを広く使うパスワークに東邦DF陣は対応が遅れてしまう。 このワンツー攻勢につられて守備を広げすぎてしまえば、 ぽっかり空いた中央で待つナポレオンが好き放題に暴れてしまうからだ。 コルドバ「(むぅ…長年共にプレイしてきたことでのチームワークの良さこそが彼らの最大の武器なのかもな)」 ナポレオンへの警戒をしつつ、井沢たちの巧みなパスを眺めてコルドバは唇を噛む。 井沢「よーし、ここまで来ればあとはシュートを決めるだけだぜ。フィニッシュはもちろん……」
[411]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 22:38:33 ID:??? 井沢の判断→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤK〜4→今度はグラウンダーからのナポレオンのキャノンシュート!南葛の追加点! ハートK〜9→ここで決めてこそキャプテン!井沢自らの5mダイビングヘッドで追加点だ! スペードK〜9→今は南葛の点取り屋!来生のスライディングシュートで追加点だ! クラブK〜10→ただのセンタリング役は過去の話。滝が来生と協力して打つダブルダイビングヘッドで追加点だ! それ意外→東邦がピンチを凌ぐ! JOKER→おや?ボールは後方に流れていく。なんとそこにはオーバーラップしてきた高杉が!?
[412]森崎名無しさん:2011/12/08(木) 22:39:01 ID:??? 井沢の判断→ スペードQ
[413]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 23:00:58 ID:??? 井沢の判断→ スペードQ >スペードK〜9→今は南葛の点取り屋!来生のスライディングシュートで追加点だ! ============ 来生を評価するにあたって単独でのドリブル突破だけが注目されがちだが、 生粋のFWだけとして長年戦ってきたボールへの嗅覚こそがこの男のもう一つの本質でもある。 来生「ここで決めなきゃ点取り屋の名が泣くぜ!おりゃあーーっ!!」 ズシャシャーーーダコッ!! 地面を滑るように懸命に飛び込む姿は、ドリブルのときの彼の優雅さ、華麗さとは真逆の熱く、泥臭いもの。 この表裏一体の2つの武器を磨き上げ、来生は日本を代表するFWの一人へと成長しているのだ。 後藤「そ、そんなァ!」 ズバァッ!!ピピィーーーーッ!! アンナ「決まったァ!来生くんのボレーシュートが炸裂!前半25分、 南葛が勝利をぐっと手繰り寄せる2点目を獲得だァ!!」 ニーナ「ボールに届くか届かないかの微妙な距離。あそこでうまく合わせられたのは 彼の得点に対する強い思いの力があったからなのでしょう。見事なゴールです」 来生「見たかぁ!俺が『南葛ウイングス』の点取り屋、来生哲兵だぁ〜〜〜!!」 ナポレオン「(……へぇ。ちょっとはやるみてぇじゃん。どうやらこいつらにも少しは『プロ』の自覚があるらしいな)」 そんな目が醒めるようなゴールを目の当たりにした森崎は驚いていた。 来生の得点シーンを思い返して、ようやくたどり着いたのは若林からのドリブルゴール。 あのような胸がすくような綺麗なシュートを決められることは稀であり、にわかには信じられなかった。
[414]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 23:02:40 ID:??? 森崎「き、来生のくせにFWの仕事を完ぺきにこなしてやがる…俺は悪い夢でも見ているのか…」 新田「(南葛高校でも主に得点を稼ぐのは俺や岬さんだった。 あの人もドリブル以外の武器を新しい手に入れているんだな…)」 早田「むぅ。こいつはもしかすれば一方的な試合になるかもしれねぇな。 ここぞという時の南葛は本当に負け知らずというか、とんでもない力を発揮するからなぁ」 過去に南葛中学を追い詰め、あと僅かで勝利を逃した経験のある早田の言葉には強い説得力があった。 森崎「南葛ウイングスか。明日の試合も一筋縄ではいきそうにないかもな……」 元チームメイトの多くが所属しているという対戦相手を前にして、森崎の心は再び高ぶり始めるのだった。 それからそれから?→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→南葛の勢いは止まらない!前半終了間際にまたまた得点チャンス! ハート・スペード→終始南葛のペースで試合はすすむが、東邦も踏ん張り2-0で前半終了。 クラブ→東邦の外人部隊がついにベールを脱ぐ!(奇数:ミハエル 偶数:バンビーノ)が強引に突破を図る! JOKER→反町「(俺のポリシーに反するこの作戦はなるべく使いたくはなかったが…)」反町がボールを要請し…?
[415]森崎名無しさん:2011/12/08(木) 23:02:54 ID:??? それからそれから?→ スペード4
[416]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/08(木) 23:45:30 ID:??? それからそれから?→ スペード4 >ハート・スペード→終始南葛のペースで試合はすすむが、東邦も踏ん張り2-0で前半終了。 ============ 試合の流れを完璧に掴んだ南葛の怒涛の攻撃は、前半終了の笛が鳴る瞬間まで続いた。 何度も3点目を脅かされる東邦のゴールを守りきれたのは、 ディフェンスリーダーのコルドバの指揮があったからだろう。 それでも、守ることだけで精一杯だったのは否めない。 とてもじゃないが反撃に転じれるだけの余裕を生み出すことは出来なかった。 しかし、東邦の選手たちの顔には焦りの色はあまり無い。まるでこの2失点が予定の範疇であるかのように。 反町「(……前半はこれでいい。好きに攻めさせたお陰で向こうの手札はほぼ出し尽くしたはずだ。 後半は俺たち東邦タイガースが攻める番だ。覚悟してもらうぞ!)」 東邦学園高等部での3年間、反町はチームの中心人物として戦ってきた。 だが、結局その3年で一度も南葛を破ることが出来ずにいた。 今でこそ学生サッカー最大の悪役であり、圧倒的な財力をモノにして全国からエリートを集めて養成する東邦学園だが、 長年優勝の栄光から遠ざかってしまったことで、ある意味最大の名誉でもあった世間からの野次はなりを潜めてしまっていた。 そのことで心を安らげた部員が数多くいたことも事実だった。反町も最初はその内の一人だった。 どれだけ頑張っているところを見せても、観客の心ない言葉だけが飛んでくる。 この東邦という黒いユニフォームを着ている限り、 自分は二度と楽しくサッカーをすることができないのではないかとさえ思ったこともあった。 しかし高校3年、冬の選手権にて南葛に敗れたあとになってから反町は思った。 チームメイト一人ひとりがそれぞれ自分を主張できる、和気藹々としたチーム作りに励みはしたが 結局一度も日本一の栄冠をつかむことが出来なかった。 一人の権力者による圧政など無い、仲良しこよしのチームでは勝つことはできないのか。 理想と現実の格差をこれでもかと叩きつけられた反町は、ここで新たな考えに至る。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24