※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】
[771]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 01:17:20 ID:??? ブロッカー一人で万能DF一人ならシュート打ちまくればいづれはガス欠しそうだな カウンターシュートが怖いけど
[772]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 06:12:31 ID:??? 勝つことを度外視するなら 敢えてリグル達を出して退場させて、反省を促すってことも考えた でも、ナポと違ってそうしたところで反省しそうにない気もするけどね……
[773]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 11:30:07 ID:??? ナポレオンの場合は相手の挑発というか作戦にまんまとしてやられた結果だけど もしリグル達を出して退場させた場合は審判の方が悪いって話になるだろ
[774]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 14:24:44 ID:??? 魔理沙・・・立派なポップになりおって
[775]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 15:22:36 ID:??? てゐに対策してもらってるよね? 後半からだけど 結構前の話だからぢょっと自信無しw
[776]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 16:04:43 ID:??? 対策はしてもらえる事になってるね 今更ながら前半から腐乱審判抹殺してもらえばよかったかと思うww
[777]森崎名無しさん:2011/11/30(水) 17:33:17 ID:??? 後半からなら静葉の位置に反町、FW魔理沙リグルにすれば攻守が安定するかな 全幻想のサイドの守備は困ったもんだw
[778]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:21:48 ID:??? >A.「……はい、俺もこれがベストだと思います」 ============================================================================ 輝夜の言葉を聞く限りでは……少なくとも、反町はこの布陣に穴は無い、と取った。 無論、この布陣を敷いて試合に挑めば明日の試合100%勝てる……などと言うつもりはない。 だが、勝つ可能性を高め、負ける可能性を低める事を重視したベストな選択に見えた。 反町「……魔理沙さんって、頭まで筋肉なパワー重視の人じゃないんですか?」 輝夜「さぁてねぇ……私もあいつを深く知ってる訳じゃないし、そこらへんは知らないわ。 ただ、監督としてはこういう考える頭脳を持つ選手は重宝出来る。 実力が不足していながらそれを知恵で打開しようとする秋静葉みたいにね」 反町「………………」 輝夜「(パチュリーが推すのもこういう面があるからかしらね……?)」 輝夜がそっと魔理沙への評価を高める中、反町は一人、困惑していた。 少なくとも、反町の知る霧雨魔理沙という人物はこのような物事を考える頭脳を持ち合わせているとは……。 いや、そもそもこのような事を考えず、力押しで全てを決するような性格にしか思えなかったからだ。 反町「(もしかして、パチュリーさんが魔理沙さんへの評価を高めさせる為に手を貸した……? ……いや、それは……無い、かな。 俺もパチュリーさんをよく知る訳じゃないけど、そういう派閥争いにはあまり興味が無さそうな人だと思うし……)」 こうして強敵――フランス戦に向けて、ベストなスタメンを決定反町たち。 しかし、反町の心には複雑な思いが残る夜となったのだった。 ※魔理沙支持率:18→19 ……… …… …
[779]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:22:48 ID:??? 〜 全日本Jrユース 宿舎 〜 反町たちが明日のフランス戦に備え、戦術を練っていた頃。 一方で全日本Jrユースの宿舎では、チームを引っ張る主軸選手達が明日の西ドイツ戦に向け夜間練習を行っていた。 勿論、監督である見上の許可は取り付けており……皆が無茶をしないかコーチの面々も付き添っている。 翼「衣玖さん、センタリングを! 今度は低いボールで!」 衣玖「かしこまりました! それでは…… F E V E R ! ! 」 バシュウッ! タッタッタッタッ バッ! グルッ! 翼「いくぞ森崎ィッ! だあああああああああああああああああああああっ!!」 バシィィイイイイッ!! ギュルルルルルォオオオオオオオオオオオオンッ!! 森崎「! ちょこざいな真似しやがって……そんな小細工が俺に……通用してたまるかよォッ!!」 ギュバッ……バチッ! 森崎「(ちっ、受け止めきれねぇ……!)」 翼「くっ……(これでもまだ入らないか……!)」 ゴール前で攻防をするのは、全日本が誇る絶対的な守護神森崎有三と全日本のエース大空翼。 この日の練習で大空翼は、かねてより開発を続けていた新シュートを遂に完成させていた。 しかし、悲しいかなそのシュートは森崎有三が守るゴールを射抜く事は出来ない。 翼の名誉の為に言えば、そのシュートは決して威力は低くない……それどころか、大会でも屈指のものだった。 だが、それ以上に森崎有三が鉄壁であったと言うしかなかった。 藍「……やはり森崎君は今大会でも他の追随を許さない程に優れたキーパーだ。 難点は一対一の脆弱さとスタミナ不足だが……」 三杉「……そこは僕たちが一対一にさせない、ミドルを撃たせない方向で動くしかない。 (それにしても翼君は……言動こそおかしくなったが、やはりあの天賦の才は素晴らしいと言うしかないな。 幻想郷で力をつけてきた分翼君に勝ったと思っていたが……ことシュートに関しては彼に劣る。 もともとがFWだった為か?)」
[780]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:23:57 ID:??? 日向「………………」 天子「おいィ? どうして私が折角コーチに付き合ってあげてるのにボーッと突っ立ったまんまなんですかねぇ? さっさと練習はじめないと、眠る時間が無くて私の寿命が睡眠不足でマッハ」 日向「うるせぇ……俺に指図をするんじゃねェ!」 天子「まただよ(笑)」 そして、この翼の新シュートの会得で更に焦りを抱いたのは全日本のエースストライカー、日向小次郎である。 これまでにこの大会、合宿を通じて数多のストライカーのシュートを見てきた日向。 ウルグアイの勇儀の三歩必殺、イタリアのフランドールの495年目の波紋、西ドイツのシュナイダーのファイヤーショット。 同じく西ドイツのレミリアのマスターオブレッドサン。 ……幻想郷の反町のオータムドライブ、リグルのライトニングリグルキック。 いずれも己が開発をしたネオタイガーショットと同等か、或いはそれ以上のシュートばかりだった。 日向「(俺の力は……俺の力はこんなもんか……!? 違う……! 断じて、違う……!!)」 日向小次郎は誰よりも力を信じる者である。 それは彼にとって殆どが暴力であったし、或いは財力である時もあった。 だが、総じていえば結局の所力である。 力さえあれば、弱い者は強い者に尻尾を振るしかない。それが彼の持論であり帝王学。 しかし、今の日向には力は無かった。 勿論、彼の持つネオタイガーショットは全日本でも屈指の威力を持つシュートであり、彼がエースストライカーなのは誰から見ても確か。 それでも彼は納得をしていなかった……自分の力ではまだ足りないと思っていた。 彼はトップクラスではなく、トップでなければ気が済まなかった。 天子「苛々するのは勝手だけど、せめてボールぐらい蹴ったらどうですかねェ? 相手が突っかかってきてもこういう大人な対応でアドバイスできるのが、天人の人気の秘訣かも(謙虚)」 日向「…………」
[781]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:25:05 ID:??? 相変わらず妙な口調で話しかけてくる横の天子の戯言を、日向はこの時ばかりは一応聞いた。 この苛々をボールにぶつければ、幾らかはすっきりするだろうと思ったからだ。 森崎「(ふん、今更ネオタイガー程度怖くもねぇよ)」 日向「(イラつかせる……!)」 ダッ 翼「(日向君も凄いストライカーではあるけど……リグルには劣るんだよなぁ……。 比較対象がリグルじゃ仕方ない事だけど……)」 日向「(イラつかせる……!!)」 ダダッ 三杉「(……反町を超えるか、超えないか。 ……タイムリミットは近い。 ここが正念場だ、日向)」 日向「(どいつもこいつも上から目線で……イラつかせやがる……!!!)」 ダダダダッ!! グワァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 日向は置かれたボール目掛けて突進し、いつものように右足を振り上げた。 お得意のネオタイガーショットを、ゴールではなく森崎有三目掛けて打ち込む為に。 それはこれまでの練習では決定率僅か2割であり、多くはキャッチか弾かれる結果に終わっていた。 もしもそうなればより一層苛々が募る事はわかりきっていたが、それでも日向は目の前のストレス発散を追った。 日向「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…………」 ブゥンッ!! ガギッ……!! 日向「!?!?!?!?!?!?」 藍「なっ……!? い、いけない……!」 三杉「思い切り足を……! ……!?」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24