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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】
[782]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:26:10 ID:??? 日向「どいつもこいつも…………! いつまでも調子に乗ってんじゃ……ねェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」 ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャッッッッ!!!!! バギュウウウウウウウウウウウッ!! 森崎「は……ぶべぎゃっ!?」 ズドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!! ……… …… … 結果から言えば、日向の放ったシュートは油断しきっていた森崎有三を跳ね飛ばしゴールに突き刺さった。 ……というより、ゴールネットを突き破りコンクリートブロックに埋まった。 猛虎の咆哮と共に野獣の唸り声が響き、それからしばらくして爆音が鳴ったと思えば……森崎有三は吹き飛ばされていたのだ。 それはある種、事故のような偶然が重なって出来た産物――日向がついに編み出した、新シュート。 あまりの一瞬の出来事に、見守っていたコーチ陣も誰もが口を開いて茫然としていたという。 尚、このシュートが撃たれたのち、吹き飛ばされた森崎とシュートを放った日向は即座にドクターに見てもらう事となったが。 両者ともに体に異常もなく、怪我は無いとの診断が出た。 後にこの日の練習を見守っていた空気を読める派遣選手、永江衣玖は語る。 衣玖「……あの轟音と目にもとまらぬ速度、そして威力。 あれは正しく――"雷光"と呼ぶしかないでしょう」 と。 大会5日目 終わり
[783]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:27:17 ID:??? 〜 大会6日目 パルク・デ・フランススタジアム 幻想郷Jrユースロッカールーム 〜 そうして夜が更け、朝は来る。 明くる日の午前、ようやく全員が揃った幻想郷Jrユースメンバーはパルク・デ・フランススタジアム内部のロッカールームにいた。 今日で大会6日目……決勝トーナメント進出が既に決定する中、予選リーグ最後の一戦を一同は控えていた。 試合の相手は主催国、フランスJrユース。 下馬評では深刻なタレント不足と派遣選手の脆弱さから、ホームアドバンテージ頼みとされていたチーム。 しかし、初戦のイタリア戦での敗北以後は無傷の2連勝を遂げた、間違いなく強者と呼べるチームである。 輝夜「よし、みんな聞け! これから今日のスタメンについて発表するわよ。 まずフォーメーションは4−4−2でいく! 次に具体的なポジションについて!」 監督である輝夜は凛とした表情で一同を見回しながら、ホワイトボードに体を向けてマジックでフォーメーションを書き込んでいく。 輝夜「GK! 東風谷早苗!」 早苗「はい(……リザーブ中心、の話はおじゃんになったんですかね。 まぁ、下手すれば大敗しそうでしたから仕方ありませんが)」 ヤマメ「(くそぅ……また出番のない第三キーパーに逆戻りだ……)」 大妖精「(良かった……早苗さんなら私よりずっと上手くチルノちゃんとゴールを守ってくれる……)」 輝夜「DF! 左サイドバック、秋穣子! 右サイドバック、藤原妹紅! CBは上に河城にとり、下にレティ=ホワイトロック!」 穣子「あいさ!(また出場出来た……か。 でも、DFがフラットじゃないってんならオータムスカイハリケーン狙いじゃないのかしら?)」 妹紅「うん! 頑張るよ!!(皆も戻ってきたんだ! これからチーム一丸となって頑張っていくぞ!)」 にとり「ひゅーい(CBは私とレティ……スイーパーを並べてきたね。 何か考えでもあるのかな?)」 レティ「はい(……チルノは無し、か。 ……まぁ、仕方ないわね)」 チルノ「(ふ、もーすでにとっぱはかくてーしてるからあたいのでばんはひつよーないってことね。 わかるます)」 キスメ「…………」←(´・ω・`)としてる 妖精1「(今日は出番なしか……)」
[784]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:28:19 ID:??? 輝夜「MF! 右ディフェンシブハーフに十六夜咲夜、左ディフェンシブハーフにヒューイ! 右のオフェンシブハーフに博麗霊夢、左のオフェンシブハーフに秋静葉!」 咲夜「はい(……見ていなさい阿部瑠。 あなたの分まで、私も戦いましょう。 完璧調和の精神で)」 ヒューイ「はーい(レギュラー♪ レギュラー♪ メイドが帰ってきてもレギュラーだ♪)」 霊夢「あーい(静葉……か。 まあいいわ、私は私がやるべき事やるだけだし)」 静葉「はい(……この中盤メンバーだと、私だけが一歩見劣りするわね)」 パルスィ「妬ましい……! 出番のある連中が妬ましい……! パルパルパル……!!」 てゐ「(まぁ私は他に役目がありますしおすし)」 メディスン「(……出番が来る気が全くしない)」 輝夜「FW! 左に霧雨魔理沙、右に反町一樹!」 魔理沙「おう!(……見てろよ魅魔様。 私は……精一杯楽しむ! サッカーもだ!)」 反町「はい!(……とにかく、今は試合に集中だ! 勝つぞ……!)」 リグル「(ふ、もう既に突破は確定してるから私の出番は必要ないって事だね。 わかるよ、うん)」 お空「(うにゅー、さとり様とお話ししたかったなぁ……)」 美鈴「(……ですよねー)」 うどんげ「(ツートップじゃ絶対私の出番ないもんなぁ……)」 妖夢「(フラグはあるんです! フラグは!! か、開花の機会を……!!)」 輝夜「以上、11人が今日のスターティングメンバーよ!」 −J−−− J魔理沙 −−−H− H反町 −G−I− G静葉 I霊夢 −−−−− −E−F− Eヒューイ F咲夜 D−C−B D穣子 Cにとり B妹紅 −−A−− Aレティ −−@−− @早苗
[785]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:29:23 ID:??? 輝夜「それじゃあここからは個別にそれぞれの役割を伝える。 まず早苗、あなたはとにかく体力配分に気を付ける事。 そして、よく状況を読んで後方から守備陣を指揮する事。 スタミナが切れたからと言って貴重な交代枠を無駄にするつもりは私は無いわよ」 早苗「はい!(今の私にはみらくるダイビングがあります……! よほどの事がなければ体力切れは起きない筈です!)」 輝夜「レティ、にとりはとにかくミドルシュートを止める事を意識しなさい。 フランスの両ストライカーはダイレクトも持つけれど、ミドルシュートの方が得意よ。 貴方達の頑張り如何が、早苗の体力の温存にもつながるわ」 レティ「はい(……さて、やれるだけやってみましょうか)」 にとり「ひゅいひゅい。 (……私かレティが倒れてもキスメがまだいるが、早苗の代役は大妖精じゃきちぃからね。 いっちょ頑張るとするか)」 輝夜「穣子はヒューイのフォロー役。 相手が長いパスを通してきそうなら上がって連動し、止めに行きなさい。 フェレーリ君の突破に対してもね」 穣子「あいよ(なーるほど、パスカットを買われて……か。 ……それ以外は期待してないって感じなのは、ちょいと癪ね)」 輝夜「妹紅も役目は似たようなものよ。 咲夜と連動して相手の攻撃を早めに詰む事。 前目で止めなさい」 妹紅「うん、わかったよ!(友情タッグディフェンスだね!)」 輝夜「ヒューイ、あなたの仕事はフェレーリ君のドリブル攻勢を止める事よ。 何度も止め続ければ、相手は攻め手を失う。 相手の士気を殺げるかどうかは貴方の仕事如何にかかっているわ」 ヒューイ「わーい(あのもじゃもじゃだって止められたんだもん、今度だって止めるよ〜)」
[786]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:30:39 ID:??? 輝夜「咲夜、あなたの仕事は少し多い。 ボッシ君のドリブルを止める事は当然として、パスをカットするのもあなたの役目。 ピエール君とナポレオン君のワンツーに対しても、ヒューイをフォローするように動いて頂戴。 頼んだわよ」 咲夜「かしこまりました(紅魔館の者として、恥ずかしくない試合をしなくてはならない……!)」 輝夜「静葉、あなたはパスを駆使して試合をコントロールしなさい。 無論、キープしながら上がっても構わない。 ただ、仕掛け時を誤らないように」 静葉「はい(なるほど……なるべく接触プレイは避けたい、という事ね)」 輝夜「霊夢、あなたはあらゆる意味で攻撃の起点となるわ。 ドリブル、パス、シュート……どれでもいい。 その場その場で必要なものを選択し、それを実行しなさい」 霊夢「言わなくてもわかってるわよ、んなもん(……とは言っても、今のさとりに夢想封印は通用しそうにない。 魔理沙と反町にどうやって撃たせるか、か。 ……マークつけてくるんだろうなぁ)」 輝夜「魔理沙、あなたの前にはカウンターシュート使いのブラボー君がいるわ。 ……それを受けて、どうするか。 どうやれば点を取れるのか、よく考えなさい」 魔理沙「うるせぇな、一々(誰があのフォーメーション考えたと思ってんだ)」 輝夜「反町君……あなたには、恐らくマークがつく。 1人か2人かは、わからないけれどね。 ……それをどうかわすか、どうシュートに持っていくか。 それを考えるのも、ストライカーの宿命よ」 反町「はい(……ダイレクトシュートはさとりさんに意味がない。 どうミドルを撃てる状況に持っていくか、か)」 スターティングメンバー全員に言葉を投げかけ、輝夜はそこで一旦区切ると深呼吸を一つ。 ペンを置いてから一同を見回し、もう一度口を開く。
[787]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:31:56 ID:??? 輝夜「ベンチのメンバーもいつでも試合に出れるようにしておいて頂戴。 決勝進出が決まったからといって、私はこの試合で負けるつもりはない。 この思いは、選手達みんなも殆どが同じ気持ちだと思う」 チルノ「あたりまえだー! 負ける為に戦う奴がどこにいるー!」 穣子「そりゃそうでしょうよ、こちとら勝つ為にやってんだし」 早苗「無様に敗北すれば信仰は失われるだけですからね」 輝夜「そう、戦う以上負ける訳にはいかない。 ……もちろん、無理はしないけれどね。 ……霊夢、魔理沙、早苗、咲夜、妖夢が帰ってきて、このチームはやっと全員揃った。 ここからが本番、ここからが正念場、ここからの戦いは―― 一瞬たりとも気が抜けないわ! このフランス戦は、ある意味で私たちチームの初戦でもある! その初戦、必ずや勝つわよ!!」 選手としては三流以下だが、監督としては一流の輝夜。 一同を鼓舞するかのような、いつになく熱い言葉を吐くその姿に、一部の者は感動し。 また一部の者はこれが本当にあの輝夜なのか、と首を傾げる。 そんな中、キャプテンである反町はといえば……。 A.「よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」 勢いよくロッカールームを飛び出す B.「俺達のサッカーは勝つサッカーだ! 皆、力を合わせて今日の試合も勝とう!」 熱く勝とうと宣言する C.「まああまり固くならないようにしよう。 決勝進出は決まってるんだ」 ここでリラックスさせるような発言だ D.「相手は審判の依怙贔屓を受けた下種だ! 俺達は正々堂々戦おうぜ!」 正々堂々戦おうと宣言! E.「よし、さとりを目一杯凌辱するぞ!」 さとりを凌辱する F.その他 自由投票枠 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[788]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 01:33:14 ID:4xRJDZz6 B
[789]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:39:30 ID:??? 投票途中ですが本日はここまで。 次回、いよいよフランス戦キックオフ!……までいけたらいいな。 それでは、お疲れ様でした。
[790]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 01:50:08 ID:JtyDegpo B
[791]森崎名無しさん:2011/12/01(木) 01:50:52 ID:??? ポイゾナ出陣乙!
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0ch BBS 2007-01-24