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【GK募集】ライ滝第十九話【簡単な仕事です】
[293]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/28(月) 23:00:50 ID:??? ペペ「うおー! 空中戦でアマラウを吹っ飛ばした! 流石はカザミだぜ!」 タハマタ「イケメンすぎるだろ常識的に考ええて……」 アマゾン「風見、やったな!」 ジャスピオン「ひゅう。やっぱ伊達男だねえ。美味しい所はきっちりもってきやがる」 ここまで攻めあぐねた末のゴールに、紅組の選手達はこぞって喝采の声を上げる。 が、シュートを決め着地した当の風見は微妙な表情を浮かべていた。 風見「どうも。だが今のは完璧なインパクトじゃなかったな。本当ならもう少し威力を出せたと思うんだが…… まあそれはともかくとして、だ。流石に助っ人の俺がこれ以上点を取るのは不味いだろうしここから先俺はアシストに徹する。 ペペ、タハマタ。ここからはお前達の腕の見せ所、だぜ」 ペペ「オッケー、カザミ!」 タハマタ「俺がアマドトに通用するかは微妙だけど、やるだけやってみるよ」 風見「よおし、それじゃあ一気に逆転と行こうか!」 一同『おう!』 ピィィィィィッ!! こうして紅組が気炎を上げる中、試合が再開される。
[294]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/28(月) 23:02:04 ID:??? 翼「同点にされたのならもう一度リードするまでだ! 行くぞ!」 試合再開と同時に、翼が先程と同じように単独でドリブル突破を図るが…… 風見「おおっと、その動きはお見通しだ。俺がいる限り簡単に中央突破はさせんぜ!」 翼「な、なにィ!? 俺がこんなふざけた奴に!」 そうはさせじと風見がタックルを仕掛け、ボールを弾き飛ばして見せる。 風見「六番! フォローだ!」 紅の六番「イエッサ! 名無しの意地を見せてやりるであります!」 バチスタ「そんな意地や妙なキャラ付けなど俺の栄光の前では無意味!」 紅の六番「やめろであります!」 そのこぼれ球をフォローした六番をバチスタがあっさり止め、ここから試合は膠着状態に陥った。 ペペ「今度こそ決めてやらあ! ラピッドダイビング……」 ドトール「させん!」 ペペ「おぅふ」
[295]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/28(月) 23:03:04 ID:??? 翼「ドライブシュートだあ!」 ジャスピオン「一点取ったからって甘く見ると火傷するぜ! コズミッククラッシュ!」 翼「馬鹿な! アフロの癖に俺のドライブシュートを弾くなんて!」 ジャスピオン「おいこらアフロのどこが悪いってんだ! お前だって手羽先の癖に!」 両チームともシュートチャンスを得る事は出来るものの得点を奪う事は出来ずに時間だけが経過していく。 ピッ、ピッ、ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!! そしてそのままスコアは動かず、1-1のドローで紅白戦は終了した。 ペペ「だあ〜っ! 畜生、勝てなかった!」 マリーニ「どうどう。負けなかっただけマシだって考えとこうぜ。カザミ達が来てくれたとはいえこっちが圧倒的に不利だったわけだし」 ペペ「俺にとっちゃ勝ち以外は負けと同じなんだってーの。 たとえ相手がツバサだろうと……っていうかむしろ相手がツバサだからこそ勝ちたかった!」 リマ「確かにツバサにはひと泡吹かせたかったかも」 タハマタ(俺が二流止まりなのはペペみたいなハングリー精神がないから……なのかな) プロ候補生である彼らにとって引き分けという結果は満足のいくものではなく、ペペを筆頭に一同の表情は決して明るくはなかった。 そしてそれはこの男達もまた同様である。
[296]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/28(月) 23:05:59 ID:??? 風見「ふぅ、勢い勇んで助っ人に来たっていうのにペペ達に勝ちをプレゼントしてやれなかったか。俺とした事が不覚を取ったぜ」 ジャスピオン「俺も手羽先に一点取られちまったしなぁ」 アマゾン「アマゾン、悔しい」 風見「……そうだなアマゾン、それにジャスピオン。正直俺たちはサッカーって奴を甘く見ていたのかも知れない。 だから……」 行動を選択して下さい A:もう少し本場ブラジルでサッカーって奴を学んでみるか。デストロンやマッドギャラン軍団の動向も気になるしな B:急いでデストロンとマッドギャラン軍団を壊滅させて日本へ戻ろう。そしておやっさんとサッカーの特訓だ! C:本格的にサッカーを学ぶぞ。お前達はサンパウロFCの入団テストを受けるんだ。俺はコーチになる!【要五票】 先に二票入った選択肢で決定です ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません 【補足・補正】 ▼Aを選んだ場合風見とアマゾンが日本へやってくるのが全国大会終了後の春になります。その分能力値が上昇します ※二年目でアマゾンを即戦力にしたい人に推奨(二年目開始時に少しだけ部員は増やせます) ▼Bを選んだ場合風見とアマゾンが全国大会前に帰国します。また風見は即助っ人として使用可能になります ※俺は今すぐ本編で風見を暴れさせたいんだ! という人に推奨 ▼Cを選んだ場合風見達は高校編では帰国せず、遥か先の話ですがジャパンカップのサンパウロFCが強化されます。 また翼以外の風見病が悪化し、マウリシオとレナートがプラトンと一緒に体育座りすることになります 今日はこれだけです。明日には滝のターンに戻れるように頑張りますね ではでは〜
[297]森崎名無しさん:2011/11/28(月) 23:15:37 ID:6W6So1Ao A 乙です〜 風見病の悪化はちょっと見てみたいが……
[298]森崎名無しさん:2011/11/28(月) 23:18:00 ID:3JvbZSOY C
[299]森崎名無しさん:2011/11/28(月) 23:26:23 ID:BTtQzT6I A
[300]森崎名無しさん:2011/11/29(火) 13:03:42 ID:??? 番外編キャプテン風見を見てみたかったな
[301]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/29(火) 22:23:15 ID:??? >>297 乙どうもです〜 まあ悪化してもサンパウロの面々が白ベストを愛用するようになったりウェスタンルックを嗜むようになったり、 後は妙に気障になったりした程度でした >>300 この後風見さんの他にも宮内な人達は出てくる予定なので、そちらで我慢してくだしあ A:もう少し本場ブラジルでサッカーって奴を学んでみるか。デストロンやマッドギャラン軍団の動向も気になるしな 風見「もう少し、本場ブラジルでサッカーを学んでみるとしようか。 それにデストロンやマッドギャラン軍団を壊滅出来たわけでもないしな」 ペペ「え、それじゃあカザミ達はしばらく日本には帰らないのかい」 風見「ああ。一朝一夕でサッカーの特訓や悪の組織を潰す事は出来ないだろうし、少なくとも春先までは滞在する事になるだろうな」 ペペ「本当! やったね!」 アマラウ「そりゃいいぜ。サッカーの特訓をするってなら当然俺たちと練習をするって事だろ。 風見と一緒に練習すりゃ俺の空中戦にも更に磨きがかかるってもんだ」 マリーニ「それにアマゾンとジャスピオンもウチのメンバーと互角以上にやれるんだし、春まで一緒に練習すれば凄い事になると思う」 バチスタ「レナート位なら軽く超えられそうだよな」 風見の言葉を聞いたサンパウロFCの面々は一様に喜びの表情を浮かべ、やいのやいのの騒ぎとなった。 そしてそんな周囲の声に乗せられるように、風見が口を開く。
[302]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/29(火) 22:24:21 ID:??? 風見「よおし、そうと決まれば善は急げ。早速練習と行きますか! まずは皆でグラウンドをランニングだ!」 アマゾン&ジャスピオン&サンパウロFCメンバー『おう!』 ――こうして、風見達は悪の組織と戦う一方でサンパウロFCの選手達と共にしばらくの間サッカーを学ぶ事になったのであった。 どっとはらい。 翼「……わけがわからないよ」 ▼風見、アマゾン、ジャスピオンが春先までサンパウロFCの練習にお邪魔する事になりました 結局サンパウロFCの方々の風見病は少し進行します
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0ch BBS 2007-01-24