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森崎ミニ劇場!
[698]お試しβな人:2011/12/30(金) 03:41:27 ID:HJY4YFvI ショウゴ「今から村人達の亡骸を弔いましょう。そしてそれが終わったら…一緒に行きませんか? 理由が必要ならば俺が貴方を対価として求めたという理由がある。」 村長「………」 村長さんのお答え→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください ダイヤスペード わかった。ならばそなたへの商談の対価として旅に同行しよう。 ハート …それは…妾を欲しいということかえ? クラブ …それでも妾は…野を駆けるキツネとして生きねばならぬ定め… となります。
[699]森崎名無しさん:2011/12/30(金) 03:45:06 ID:??? 村長さんのお答え→ ハート2
[700]森崎名無しさん:2011/12/30(金) 08:07:20 ID:??? そういえば山森、おねえさんのせいで恋愛経験皆無だったけか?
[701]森崎名無しさん:2011/12/30(金) 09:41:29 ID:??? なんか香辛料を運びたくなってきたぞ
[702]お試しβな人:2011/12/30(金) 16:12:22 ID:HJY4YFvI 村長さんのお答え→ハート2 ハート …それは…妾を欲しいということかえ? 夜明け前の薄明かりの空の下、重苦しい沈黙が流れる。それが僅か数秒であったのか、 あるいは数分にも及んだのか、当の本人達にしか感じ取る事の出来ない、停滞し淀んでいた空気は 村長である若いキツネの少女の言葉によって切り裂かれる。 村長「それは…妾を欲しいという事かえ?」 それは、少女というには妖艶すぎる表情。 ショウゴ「え、あ…いや…」 村長「妾の身を要求するという事はそういうことであろう?それとも何か?獣たる妾を街へと 誘い込みそれで仕舞いか?妾が街で危険な目にあった時、所詮は化けギツネと見放すつもりか?」 ショウゴ「そんなことは無い。共に旅をするのであれば仲間だ。そこに人間も獣も無いだろう」 村長「貴様はそうかもしれん。だが、街のものたちはどうじゃ?皆が妾を受け入れる存在だと…本当に そう思うほどお前の脳みそはお花畑なのか?」
[703]お試しβな人:2011/12/30(金) 16:13:24 ID:HJY4YFvI ショウゴ「…それは……」 村長「妾は知っておる。とあるエルフは人に迫害され殺された事を。天空人が何故人と共に住まわぬかと いうことを」 ショウゴ「……」 村長「だが同時に人とキツネが決して相容れぬものでも無いということも知っておる。妾が生まれる前 の話じゃが、この村には人間の大工が住み着いており村人の1人と仲睦まじく暮らしておったし、 もっと過去には子をなした例もあったようじゃ。」
[704]お試しβな人:2011/12/30(金) 16:14:29 ID:HJY4YFvI ショウゴ「人間とキツネが?」 村長「左様。我らは変化の力を持つゆえか美醜の感覚が他の獣とはかなり異なる。キツネ同士の恋もあれば 異種族間の愛もある。そして妾の一族が滅びた今、妾もその一族の長として選択せねばならぬ。 このまま滅びの道を歩むか…純血を穢してでも再興を望むか。そなたについていくということは、 妾の人生も…ひいては滅びた同胞の意志も背負うという事じゃ。そなたにそれが出来るか?」 ショウゴ「………」 どうしますか? A.幾らなんでも話が重過ぎる。村長を旅に誘うのを諦める。 B.わかった。一族の意志もひっくるめて村長を身請けする。 C.そっちの都合なんて俺には関係が無い。商談として俺に身をささげればいいんだという。 D.その他 先に1票入ったものを選択します。
[705]森崎名無しさん:2011/12/30(金) 16:18:27 ID:??? 選択肢のひりつくような重さに中毒性があるんだよな
[706]森崎名無しさん:2011/12/30(金) 16:35:15 ID:??? B
[707]お試しβな人:2011/12/31(土) 15:15:08 ID:75FRQ8fI B.わかった。一族の意志もひっくるめて村長を身請けする。 山森はごく一瞬自分の行動を恥じた。彼は彼女がこの狐ヶ原から離れないのは獣ゆえに人里へ 降りることに躊躇しているからだとたかを括っていたのだ。 だが実際はそんな甘ったれた感情ではなく、一族郎党全てを失った彼女は、悲しみ、悲嘆にくれること さえも許されず、長としての責務を果さんがために本来自らが守るべきものを身を切るような思いで 見ず知らずの旅人に託そうとしていたのだ。 彼女の言葉によりその隠された意味を理解し、…いや理解したからこそ彼もまた自身に忠実に 返答する事にする。 ショウゴ「わかった。ではその一族の意志も運命もひっくるめて貴方を貰い受ける」 それは途轍もなく重い契約。まだ未成年である彼はたった今、この瞬間、化けギツネの 最後の生き残りである彼女を契約によって自らのものとしたのだ。…彼女の種族の命運と共に。 村長「…そうかえ。そこまで妾を欲するか。ならば契約により我が身をそなたに奉げよう。 妾の名は紺菊にして紺子。化けギツネの里の最後の生き残りじゃ」 薄暗い朝靄が日の出の光によって蹂躙されていき、彼女は光をもって映し出される。 そこにいたのは、先ほどまでの小さな女の子ではなく、銀色の髪をまるで舞妓や芸妓のように 美しく結い上げ、豊満な双房をはるか東方に伝わるの着物で隠した妖艶な美女だった。
[708]お試しβな人:2011/12/31(土) 15:16:13 ID:75FRQ8fI ショウゴ「………」 紺菊「妾の名は紺菊。先ほどまのでこまいのが紺子。共に妾じゃ。どうじゃ?中々美しかろう?」 太陽に染められた肌は光に当てられてなお白雪のように白く、艶やかな肉感と相まって まるで魔性のように人を惹きつける。 紺菊「我ら化けギツネというものはその名のとおり化けるもの。故に見た目もいかようにも 変えることが出来る。その中でも紺子は我が年月を体現し変化したもの。そして紺菊は 妾の精神を具現化したもの。故にそのどちらかであれば変化したまま寝食を過ごす事が出来る」 ショウゴ「………」 紺菊「慣れればもっと他の姿見を取る事も出来ようが、今の妾ではこの二種類じゃ」 ショウゴ「………」 紺菊「どうなされた主殿。ポカーンと口をだらしなく開けておると阿呆に見られるぞ?」 ショウゴ「……す、すみません。あまりにも意外な変化だったので…」 紺菊「…、ま、おいおい慣れれゆくと良かろう。では、もう一度迦陵頻伽のところへいこうかの。 あの子には悪い事をしてしまった故に。謝って許してくれるだろうか…」 ショウゴ「大丈夫ですよ。きっと」 〜〜〜
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0ch BBS 2007-01-24