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11人の戦士たち
[181]森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:56:30 ID:??? 元気MORIMORI〜♪
[182]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:40:35 ID:??? >★闇夢がMORIMORI→ ダイヤ10 =★ >ハート・スペード+佐野「ふふふ、ついでにこの俺様の必殺技! オーバーヘッドキックを見せてしんぜよう!」 =========================================================================================================== ひゅーん ダークドリーム「うぅ……全然狙った所に行かないよ!」 佐野「お前思い切りけりすぎなんだよ。 それと、お前、つま先で蹴ってるだろ。 それじゃコントロールなんてシロートじゃ無理だ。 この、足の内側の所で蹴るんだよ。 こうやってな」 ポテン コロコロコロ ダークドリーム「こ、こう……?」 ポテン コロコロコロ 佐野「そうそう、それだと自然と蹴る威力も収まるだろ? だから結果的にパス相手もパスが受けやすくなるんだ」 ダークドリーム「……強いのは駄目なの?」 佐野「正確には強い"だけ"じゃ駄目、だな。 精度も無いのにスピードばっかありゃパス相手も受け取れねぇよ。 ……試してみるか?」 ダークドリーム「えっ? って、うわっ!」 ビュウンッ! ダークドリーム「ひ、酷い! あんな速いの、取れないよ!」 佐野「ケケケ、だから言ったろ、見当違いな方向に速いだけのパス送っても意味ねーんだ。 パスってのは味方にボールを渡す為のもの。 シュートなら強さだけを意識するのもいいが、今やってるのはパスだから、精度……正確さを追求しねーと」 ダークドリーム「……難しいんだね、サッカーって」 佐野「やってみれば簡単だよ。 ほら、続けようぜ」
[183]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:41:40 ID:??? パス交換を開始してから数十分。 始めはまるで形にもなっておらず、本当にただ「ボールを蹴る」だけだったダークドリーム。 しかし、佐野から正しいパスの出し方を習い、少しずつ少しずつそれを「パス」へと昇華させていった。 無機物である壁を相手にした目的も何もないボール蹴りではなく、人間を相手にしたパス交換。 時折佐野が見せる反応も、思いがけず出来た上手いパスも、先ほどまでのダークドリームの行為ではなかったものであり。 自然とダークドリームの表情には明るいものが宿り始める。 ダークドリーム「〜♪」 佐野「(うむうむ、なんだかんだで楽しんでるみたいだな。よかったよかった。さて、そろそろ寝ないと明日に響くが……) ……いい事考えた、ダークドリーム。 お前、ちょっと高いボール上げて見ろ」 ダークドリーム「え? 高いボール? ……って何?」 佐野「あ……そうだな。 俺がジャンプして届くくらいの高さまで、ボールを蹴ってくれ。 出来るか?」 ダークドリーム「……やってみる!」 不意に佐野は面白い事を思いついたと言わんばかりに嫌らしい笑みを浮かべた後、ダークドリームにハイボールを要求。 これを受けてダークドリームは、コクリと力強く頷いてから……小さく助走をつけてボールを蹴りあげる。 そのあからさまに力を込めた動きに佐野は苦笑しながらも、しかし、意外に正確に上がったボールに驚きつつ……。 高く上げられたボール目掛けて走り込み、飛び上がりながら体を上下反転させる。 タタタッ ぐるっ! ダークドリーム「!!」 佐野「見ろー! これが俺の必殺シュート、オーバーヘッドキックだー!」 バシィッ! ……コーンッ! テンテン コロン オーバーヘッドキック――佐野満の数少ないその技は、適格にボールを射抜く。 ゴールも何もない場所へと飛んで行ったボールは、壁に勢いよくぶつかりてんてんと地面を転がった。
[184]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:42:40 ID:??? 佐野「へへへ、どうだ見たか! サッカーってこんな事も出来んだぜ!」 ダークドリーム「凄い! かっこいい!!」 佐野「そうだろうそうだろう、俺はかっこいいからな」 自惚れる佐野に、目をきらきらさせながら佐野を見つめるダークドリーム。 当然ながら彼女が佐野に惚れたという訳ではなく、ダークドリームは単にオーバーヘッドキックに興味を持っただけである。 何せオーバーヘッドキックといえば、その派手さからサッカーの花形とされるプレーの一つに数えられる程のシュート。 バスケで言うダンク、野球で言うホームランのようなものなのだ。 佐野のいる世界ではもっと凄いシュートなどを披露する者がいる為にいまいち目立たないが……。 サッカー素人のダークドリームに興味を抱かせるには、十分すぎるものと言えるだろう。 佐野「どうだ? サッカーって楽しいだろ?」 ダークドリーム「……どうなんだろ。 さっきまでとは、多分、違う気持ちになれたと思うけど……。 これが楽しい、って事なのかな?」 佐野「? よくわからん事を言うな……。 笑ってたんだから、楽しかったんじゃないのか?」 ダークドリーム「楽しいと、笑うの?」 佐野「楽しくないのに笑うとか気持ち悪いの極みだろ」
[185]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:43:45 ID:??? こうしてサッカーを終えた両者は、ボールを片付けてから部屋へと戻り始めた。 その最中、佐野が感想を聞いてみるも……ダークドリームはといえば、一転して表情を曇らせ、曖昧な返事をする。 これに対して佐野が疑問を持ち、素直に思った事を呟けば……。 ダークドリームは少しだけ驚いた顔をしてから、うっすらとはにかんだ。 ダークドリーム「……楽しかった!」 佐野「そうか。 なら良かった。 帰る為の手段とはいえ、嫌々サッカーさせたくないしな」 ダークドリーム「(これが、楽しいって事なんだ……。 ……大好きっていうのと、またちょっと、違うんだ……)」 まだまだ謎が多く、何を考えているかわからない少女、ダークドリーム。 だが、少なくともこの交流により……彼女は佐野の事を、ある程度は信用。 楽しい事など、自分が知らない事を教えてくれる存在だと、認識をするのだった。 ……無論、彼女を変えてくれた少女に比較をすれば、その信用の程もたかが知れていたのだが。 ダークドリーム「……私も、あのオーバーヘッドキックっていうの、出来るかな?」 佐野「運動神経は悪くないんだし、練習すれば出来るんじゃねーか?」 ダークドリーム「私、あれやりたい!」 佐野「なら練習頑張れ。 俺も手伝える時は手伝うから」 ※ダークドリームにシュートフラグが立ちました。 ※ダークドリームと仲良くなりました。 1日目 終了
[186]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:44:50 ID:??? 2日目 翌日、幻想郷へと迷い込んでから夜を越し、初めての朝。 佐野は昨日遅くまでボールを追っていたからかぐっすりと眠り、気持ちよく起床をした。 それから身支度を整え、自慢の長髪が乱れていないのを確認すると居間へと移動。 全員と挨拶を交わした後、相変わらず箸の扱いに悪戦苦闘しているカインたちを横目で見つつ食事を取り。 今日の予定について、改めて確認をする。 佐野「今日は幻想郷中を見て回るんだっけ?」 律子「そ。 とはいっても、全員出払って迷子になっても危険だし……全員が全員外に出る訳じゃないけれどね」 カイン「それで明日はさっかあ、というものの練習をするのだったな」 律子「はい。 【情報収集と練習を交互】にやって……いずれ試合を霊夢に組んでもらうつもりなんですけど……。 そういえば、どれくらいやってから試合を組んでもらうか話してませんでしたね」 クーガー「あまり練習日数を取りすぎても意味は無い。 俺達がサッカーをするのは春になる前に幻想郷から出る為だからな。 それで時間がかかりすぎたら本末転倒というもんだ」 レイ「兵は拙速を尊ぶ……って奴だね。 ……具体的に、どれくらいその試合ってのをやりゃ有名になれんだい?」 霊夢「そうね……一番手っ取り早いのは強い奴に真っ先に当たって戦う事だけど……。 新設チームに試合申し込まれても断られるのがオチだし、まずは弱小チームを倒して徐々に名を売るのが妥当ね。 それだと、最終的に戦うのは……【6試合、7試合】くらいかしら?」 ユーノ「3ヶ月以内……いや、それだとサッカーをしてもしなくてもあまり期間は変わらないんだし……。 かといって1ヶ月は流石に無理があるから……2か月以内に有名になる、というのが現実的な数字かな?」 クーガー「本来ならば今すぐにでもその強いチームとやらに試合を吹っかけたいもんなんだがな」 律子「はいはーい、無茶言わないでくださいねー。 ……となると、【1週間に1回試合をする】、って所かな?」 霊夢「なら、すぐにでも試合を組んできた方がいいかしらね……今日にでも行ってくるわ」 アイビス「……本当に勝てるの? 私たちは殆ど未経験なのに、そのチームを組んでるのって皆経験者なんでしょ?」 ダークドリーム「その為に練習するんだよ! 私、オーバーヘッドキック撃つんだ!」
[187]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:45:51 ID:??? その会話の中で具体的な試合の組み方についても話が出る。 話し合いの結果、これは1週間に1回組むというのが理想的なペースだろうと判断され……。 早速今日、霊夢がこれから幻想郷で1番弱いとされるチームに練習試合を申込みに行く、という。 霊夢「ぶっちゃけここに勝っても、有名になれるとは思わないけれど……。 ま、逆を言えばここに勝てないなら有名になるなんて夢のまた夢って話なのよね」 佐野「まあ最初はそういう所でいいだろ。 俺達だって素人ばっかだから、サッカーに慣れないといけねーしな」 水銀燈「誰が相手だろうと全員まとめてジャンクにしてあげる」 こうして話が纏まり、食事が終わると各々は自由に行動を始めた。 あるものは外出し、またあるものは家に残るのだが……。 佐野「さーてと、俺はどうしようかな〜?」 ……… …… …
[188]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:47:03 ID:??? 霊夢「はいはいー、という訳で1日目が無事に終了。 という所で、改めてこのスレのプレイ方法とルールについて解説をするわ。 まず、このスレの目標について。 これは単純明快。 『10人と1匹が元の世界に戻る』……というもの。 物語を進めていく上では元の世界に戻らない人も出てくるかもしれないけれど、とりあえずはそれが目標ね。 次に日常パートのルールや方式について。 このスレの日常パートは、基本的に『自由に行動"できません"』。 空いた時間に練習をする、ぶらぶらと幻想郷を回る、という事が出来ないという事ね。 では何が出来るのか? ……『佐野を除く9人と1匹とのイベントを発生させる』という事が出来るわ。 ぶっちゃけると、日常パートはこのイベントを起こす事しか出来ません。 なので日常パートというよりは会話パートになるわね。 因みに、1回の日常パートにつき3回までイベントは発生するわ。 『なんでや! 練習して佐野君鍛えたいやろ!!』という方もいると思うけど、何卒ご容赦。 佐野君は元々それなりに強いし、練習パートでしっかり鍛えれば十分強くなるので日常パートでは我慢してね。 さて、それじゃあ次にその日常パートのイベントではどんな事が起きるの?という事についてだけど……。 これはその時その時の周囲の環境、或いはその人物の状態、今まで佐野とどんな事をしたか、などによって変わってくるわ。 ただの会話になる時もあれば、一緒に幻想郷を行動して幻想郷の住民と交流を持つ事もあるし。 或いはサッカーの話になって練習をする事もあるかもしれない。 そして、一番重要なのは……この幻想郷に呼び出された『10人と1匹』は、みんなそれぞれ悩みなり問題なりを抱えているわ。 一部そうは見えないのがいるけれど、それも問題を抱えているのよ。 佐野、そして参加者各位はこれを選択肢やカード判定などによって見事解決させて頂戴。 これもまた、目標だわ。 なお、悩みや問題を解決するとその人物はサッカー能力が大きくパワーアップし、特殊スキルを取得します。 これは練習パートではどうやっても覚える事が出来ない貴重なものだから、頑張って皆のお悩みを解決してね」
[189]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:48:03 ID:??? 霊夢「纏めると、ゲームのルール・目標。 日常パートで出来る事・目標は以下になるわ」 ○ゲームの目標 ・幻想郷に集められた佐野含む10人と1匹を元の世界に帰還させること ・幻想郷にいる間に、佐野含む10人と1匹の問題・悩みを解決させること ○ゲームのサイクルについて ・日常パート・練習パートを交互にやった後、試合。基本的にはこのサイクルで物語は進行します。 ○日常パートで出来る事 ・チームメンバーとイベントを発生させること『のみ』 ・イベント内容は日常会話、サッカーの練習、幻想郷人物との交流……など様々、その時々に応じて発生する。 ○日常パートで出来ない事 ・佐野が自分から練習する行為。 ・佐野が自分から幻想郷人物と交流する行為。 ・要するに佐野(プレイヤー)は自発的に動けない。あくまでも出来る事は仲間を通じてのイベントのみ。 霊夢「……かなり自由度が低いけれど、そういうスレなんだと思ってもらえると助かるわ。 あと現段階でもかなり反抗的だったり、やさぐれたりした仲間がいるけれど。 そういう奴も回数重ねるなりなんなりすれば話を聞いてくれたりするでしょう。 それじゃあ次は練習パートの説明で会いましょうね。 グッドラック!」
[190]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:49:16 ID:??? ☆誰とのイベントを発生させますか? A.アイビス B.カイン C.クーガー D.剣崎 E.水銀燈 F.ダークドリーム G.ブースター H.ユーノ I.律子 J.レイ K.発生させず寝る。 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ☆残り回数3/3
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0ch BBS 2007-01-24