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11人の戦士たち
[458]森崎名無しさん:2011/12/18(日) 23:48:48 ID:??? あ、ごめん、勘違いしてたわ ドリブルだけ上がったのかと思った
[459]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 00:06:44 ID:??? >★佐野「ドリブルはチビの道」→( 4 + 6 )=ドリブル+2★ >★佐野「パスはサッカーの基本」→( 3 + 2 )=パス+1★ >★佐野「シュートはサッカーの花形」→( 2 + 1 )=シュート+1★ >★佐野「女の子と競り合いしたい」→( 3 + 4 )=せりあい+2★ ============================================================== 佐野「(素人に負け通しなんて冗談じゃねぇもんな……! よし、やるぞ!!)」 クーガーやレイといった者たちに嫉妬に近い感情を持つ事に、佐野は少しだけ罪悪感を持ちつつ……。 しかし、その負けん気をバネとして練習に精を出した。 パスの精度と速度を磨き、シュートのコントロールと威力を磨き……。 タタタタタッ! クーガー「遅い遅い! その程度の速度で俺を抜けるかァ!!」 佐野「ドリブルは速さだけじゃないぜクーガーさん! それっ!」 ススッ! サッ!! 守備練習を行っていたクーガーを相手に、上体でフェイントを入れて華麗に突破。 最高速度ではクーガーに劣る佐野も、足元の技術――ボールコントロールの上手さではクーガーより遥かに上。 細やかな動きと俊敏さで大振りなクーガーのタックルをかわし……。 レイ「あたいはクーガーみたいに簡単にゃいかないよ!」 佐野「むんっ!」 レイ「っ!!」 続いてやってきたレイには、全身を使って力だけでボールをキープしようとする。 小柄でパワーの無いとされる佐野にとっては珍しいプレイであるが、 小柄なのはタックルにやってきたレイも同じ。 今日の練習である程度フィジカルの強さも鍛えた佐野はレイを相手にキープし続け……隙を突いて突破。 そのまま無人のゴールにボールをシュートするのだった。
[460]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 00:07:56 ID:??? 佐野「どんなもんじゃーい!!」 クーガー「馬鹿な、俺のスピードがあんなちょこまかした動きに負けるだと……!? これではなんという二枚目半……!」 レイ「安心しろ、クーガー。 お前も佐野も見事な三枚目だ」 チーム内で実力者と見られているクーガーとレイを抜き、歓喜の声を上げる佐野に対し。 抜かれたクーガーはショックを受けたように茫然とし……。 レイは呆れたような表情で、佐野とクーガーを交互に見やる。 ダークドリーム「凄いね、満! あんな風に抜いたり出来るんだ!」 佐野「手を使わなきゃ体を寄せるのもある程度オッケーだからな。 自分より体格が無さそうだったりする相手がいたりすると、結構使えるテクニックだぞ」 ダークドリーム「へぇ〜」 律子「(……傍から見てると、それでもまだレイさんやクーガーさんの方が上手そうだけど……。 佐野君にはサッカーの知識があるし、それを応用出来る力も……多分、ある……のかな? どっちにしろ、やっぱりキャプテンは彼しかなかったわね)」 そして、この練習風景を見ていた者達も、流石はサッカー経験者だと佐野の認識をある程度変えた。 尤も、その変化も「頼りなさげな人」というものから「サッカーに関してはそれなりに頼れそうな人」レベルに変化した程度だったが。 少なくとも、良い方向に感情が変化をしたのは間違いのない事であった。
[461]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 00:08:56 ID:??? こうして佐野達が練習を終えていた頃……。 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★1ボスさんいらっしゃーい→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→ダイヤ・ハート+ふわふわした女性がなんか1ボスチームに交じってる……お前のような1ボスがいるか! ダイヤ・ハート→スペード・クラブ+外来人の素性判明! スペード・クラブ→1ボスチームの者達もまた、試合に向けての練習を終えていた。
[462]森崎名無しさん:2011/12/19(月) 00:09:36 ID:??? ★1ボスさんいらっしゃーい→ ハート9 =★
[463]森崎名無しさん:2011/12/19(月) 00:10:04 ID:??? JOKERって幽々子さん?
[464]森崎名無しさん:2011/12/19(月) 00:23:59 ID:??? 新作だと1ボスやってたんだよね。
[465]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 01:54:56 ID:??? >★1ボスさんいらっしゃーい→ ハート9 =スペード・クラブ+外来人の素性判明!★ ================================================================================= レティ「よし、それじゃあ今日の練習はここまでにしておきましょうか!」 幻想郷に存在する妖怪の山と呼ばれる場所の麓。 ――から離れに離れた場所にある、設備もロクに整っていない練習場において練習を行っていた1ボスチーム。 佐野達率いる『イレギュラーズ』の初試合相手となるこのチームもまた、佐野らとほぼ同時刻に練習を終えていた。 汗をタオルで拭きながら、ボールを追う選手達に号令をかけるのはこのチームの要。 キャプテンであるセンターバック――レティ=ホワイトロック。 彼女の号令を受けて、選手達は練習の手をやめ各々後片付けを始めた。 リグル「ふぅ、それにしても新設チームといきなり試合か……博麗の巫女のチームなんだよね? やだなぁ……またズタボロにやられちゃうよ……」 ヤマメ「いやいや、話によると博麗の巫女は選手として出場はしないらしいよ? あくまでも後見人、監督みたいな立場にあるらしい」 ルーミア「そーなのかー」 その片付けも終わり、ベンチに戻るなりイレギュラーズとの試合について意見を交わし合う選手達。 不安を抱き物憂げにため息を吐くのはこのチームのストライカー、蛍の妖怪――リグル=ナイトバグ。 それに対して突っ込みを入れつつ訂正を入れるのは、レティと共にゴールを守るゴールキーパー、土蜘蛛――黒谷ヤマメ。 何も考えて無さそうに大口あけて関心をしているのが、リグルと並ぶストライカーの闇の妖怪――ルーミアである。 幻想郷内でも比較的下位に位置する妖怪である彼女たちは、この1ボスチームの核と言える選手達。 ……とはいえ、その実力は妖怪としての力量同様、さして高いとは言えないものであった。 ……特にツートップの攻撃力は幻想郷に存在するチームの中で最弱ともっぱらの評判である。 穣子「そのように気弱な事ばかりを言うなリケイア、ヤフィオス、ルチャンド」 静葉「我ら神がいるからには、そのような素人チームに敗北を喫する筈など無い」 穣子「そう、言うならば次の試合は、我ら暇を持て余した――」 静葉「神々の――」 穣子・静葉「「――遊び」」
[466]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 01:56:01 ID:??? リグル「……だから私はリグルだってば」 ヤマメ「ヤフィオスってどこから出てきたんだよ……」 ルーミア「そーなのかー」 少し弱気とも取れる発言をしたリグルらに注意をしたのは、このチームの中盤を取り仕切る姉妹――秋静葉と秋穣子。 奇妙なポーズを取り、奇妙な物言いで間違った名前を連呼する2人に一同は呆れるのだが……。 これで2人は豊穣と紅葉を司る神だと言うのだから、色んな意味で頭が痛くなる。 穣子「我らも、いずれはこの幻想郷で頂点の座に輝かねばならない。 新設チームの素人集団などに敗北をしている暇など、我らには無いのだぞリケイア」 リグル「うぅ……正論なのにツッコミどころ満載……」 ヤマメ「(秋の姉妹なのに米食う虫、光遮る闇、冬の妖怪、疫病運ぶ私のいるチームに来たから頭おかしくなったのかね?)」 ナズーリン「同士諸君、我が命蓮寺では如何なる者も平等に接する事を重んじている。 少々言動がおかしいからと言って虐げるのはその道に反する行いだぞ」 キスメ「…………」←ナズーリンをジト目で見てる そして、チームメイトたちを堅い口調で纏めようとしたのはこの1ボスチームのサイドドリブラー。 体格が小さい為に当たりに弱いが、そこにさえ目を瞑れば攻守に優れた実力を持つ、ネズミの妖怪――ナズーリンである。 ただ、そのナズーリン自体も、少し危険な性格(というか口調)をしていた為。 レティと共にCBを務める無口な釣瓶落としの妖怪――キスメに冷ややかな目で見られていた。
[467]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 01:57:01 ID:??? ナズーリン「それに秋の妹の発言は何らおかしい所は無い。 確かに我々はいずれ幻想郷で頂点に立つ為にサッカーをしているのだからな。 我が命蓮寺では勝利をする事は義務である。 労働こそが幸福であると理解するのだ」 レティ「……最後の一文はちょっとおかしいけれど、確かに次の試合は勝たなければならないわ。 いつまでも弱小チームとして見られていては問題だもの」 リグル「でも勝てるかなぁ……守備はレティがいれば安心だけど、私とルーミアで点を取れるか……」 レティ「……幸いな事に、このチームにも新たにFWが加入してくれたわ。 今度の試合では、彼に期待をしましょう」 それぞれ性格も個性も戦う理由もまちまちなれど、気持ちは同じ――勝ちたい、ただそれだけである。 この1ボスチームの最大の弱点……得点力の欠如も、新たに加入をした選手。 佐野達が来る以前に幻想入りを果たしたFWによって解決される筈だと、一同は期待を込めてそちらに視線を向けた。 ナズーリン「頼んだぞ、同士滝よ!」 滝「……おう」
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0ch BBS 2007-01-24