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11人の戦士たち
[525]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 00:07:00 ID:??? オデノカラダハボドボドダ!
[526]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 00:17:07 ID:??? 森崎板で「兄貴」呼称される人って大体引きは微妙なんだよな カッコいい人多いんだけど
[527]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/21(水) 01:02:34 ID:??? >★クーガーさんのお車 ( 3 + 1 )+(???-3)=1★ >★新聞屋さんの移動速度 ( 1 + 5 )=6★ >≦−2→新聞屋さんを見失う……クーガーさんがスローリィ……? ============================================================================================== ドガガガガガ! ゴガンゴガンゴガンゴガン!!! クーガー「俺はこう思うんだ佐野! 速さこそがこの世の理だと!! どんな作家だって時間をかければいいものが描ける! 優秀なのは月刊漫画家より週刊漫画家! 週刊よりも更に優秀なのは日刊! つまり、コボちゃんアサッテ君サラリ君ちびまる子ちゃんこそが最も優れた漫画だと言う事だ!」 佐野「あばばばばばば……(よ、4コマのちびまる子ちゃんオチねぇじゃん……)」 クーガーの作り出した車に乗ってから数十分。 クーガーは飽きることなく早口で独特の持論を展開し、ご機嫌に車を運転し……。 一方で佐野は上下に振動を思い切りしながら必死に口を押えて気持ち悪さに耐える。 何せ幻想郷という場所には、そもそも車というものが存在せず、道路が無い。 つまり、車が通る事を想定されて舗装をされた道というものが一つもないのだ。 そんな上を高速で走るだけでも揺れは酷いというのに、更にクーガーの運転は荒くた過ぎた。 空飛ぶ妖怪を追っている為だろうが、何度も何度もハンドルを切っては方向転換をし……。 そのたびに助手席の佐野は左右に振られ、頭の中がシェイクされる。 佐野「う、うぼぇぇ……(き、気持ち悪……ん?)」 クーガー「………………」 いっそ殺してくれと思いたくなる程の拷問の最中、不意に佐野はクーガーが無言になった事に気づいた。 この極限状態で気づけた自分を自分で褒めてやりたくなりつつ、視線を横に向ければ……。 なんとクーガーは唇をかみしめながら、頬から脂汗を流し、必死にハンドルを握りしめている。 その様子は先ほどまでの陽気で豪気なものから一転しており、佐野は訝しむのだが……。 クーガーはそれに気づいたのかそれとも気づかないのか、急ブレーキをかけて車を停止させる。 キキキキキキキィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
[528]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/21(水) 01:03:40 ID:??? 佐野「むがぁぁぁぁあっ!?」 ゴカァンッ!! 急に止まったが為に佐野はダッシュボードに顔を打ち付け、キスをしてしまい……。 そのまま座席に重力と共に戻り、ゲホゲホと咳をしながら再び視線を横のクーガーに向けた。 クーガーは先ほどまでつけていたサングラスをチャキリと額まで上げつつ、 ハンドルに両腕と顎を乗せてフロントガラスから上空を見上げており……その頬には相変わらず、汗が滲み出ている。 クーガー「……この俺が、見失うとはなァ」 佐野「だ、第一声がそれかよ……うぷっ……。 お、おげぇぇぇ〜……」 クーガー「どうしたァ、佐野? 体調でも悪くしたかァ?」 佐野「だ、誰のせいだと……。 っていうか、クーガーさんこそ大丈夫かよ? 顔色悪いぞ?」 脳味噌シェイクが終わり、ようやく平穏を取り戻した佐野であったが……。 そうなればそうなったで、今まで耐えてきた嘔吐感が一気に押し寄せ、 思わず車の窓を開け放ち身を乗り出してマーライオンの如くそこからリバース。 それを見ながらクーガーは呆れたような声を出すのだが……一通り出して落ち着いた佐野はクーガーに突っ込みを入れつつ。 そんなクーガーこそ体調は大丈夫なのか、と問いかける。 が、これにはクーガーも笑みを浮かべてふざけたように返すのだった。 クーガー「俺の顔色が悪いぃ? 冗談だろ佐野ォ。 この早寝早起きを信条とする俺が体調不良なんてもんになるか」 佐野「……あれ? さっきまで脂汗とかめちゃめちゃかいてなかったっけ?」 しかし、確かによくよく見てみれば……先ほどは顔色が悪く、脂汗をかいていたように見えたというのに。 今のクーガーの顔色はすこぶる良く、額にも頬にも汗など一滴も流れていない。
[529]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/21(水) 01:04:51 ID:??? クーガー「見間違いだろ〜? ちっ、しかしあの妖怪め……次こそは必ず追いついてみせる!」 佐野「空飛んでるし無理なんじゃね?」 クーガー「どんな世界の誰だろうと! この俺よりも速い存在などいる筈が無い!!」 佐野「(無茶言ってる……)」 心底悔しそうにそう呟きながらクーガー、これに佐野は思わず呆れ、肩を竦めるしかなかった。 そして、佐野は尚もまだ体調がすぐれない為にクーガーに少しだけ休ませてくれと告げてから吐瀉物を踏まないよう車外へと出。 そこで新鮮な空気を肺一杯に吸い込んで、気持ちも体もリフレッシュさせる。 この佐野を運転席から見ていたクーガーは……こちらも車内で座席に体を預けながらリラックスし……。 ふと、手を持ち上げて軽く握り、開きを繰り返してみる。 クーガー「(……思うように突っ走れないってのが、これだけ辛い事とはなぁ)」 それはクーガーにとっては認めない事実で……しかし、現実だった。 そのまましばらくクーガーは手の感覚を確かめるように、その単純な作業を繰り返し……。 数分後、ようやく手の握力が"戻って"きた事を確認した後、外に出ていた佐野を呼び返し、帰路につくのだった。 車で。 佐野「……え、これで帰るの?」 クーガー「徒歩で帰るなら好きにしろ、ただ、霊夢の話だと人食い妖怪とかもいるんだったか?」 佐野「……何その究極の二択」 数十分後、博麗神社に帰り着いた佐野は本日二度目のリバースをした。 ※クーガーと仲良くなりました。 ※クーガーの新聞屋さんに対する感情が クーガー→(俺より速い筈が無い!)→新聞屋さん になりました。
[530]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/21(水) 01:05:57 ID:??? ☆誰とのイベントを発生させますか? A.アイビス B.カイン C.クーガー D.剣崎 E.水銀燈 F.ダークドリーム G.ブースター H.ユーノ I.律子 J.レイ 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ☆残り回数2/3
[531]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 01:06:11 ID:F87F/mCA J
[532]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 01:09:10 ID:vhF20DtY J
[533]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 01:11:02 ID:??? クーガーの問題はやっぱスタミナかぁ
[534]森崎名無しさん:2011/12/21(水) 01:11:21 ID:??? クーガーさんの体はボロボロ
[535]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/21(水) 01:12:51 ID:??? クーガーさんと並ぶ即戦力級のお方が選択された所でひとまずここまで。 続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でしたー。
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0ch BBS 2007-01-24