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11人の戦士たち
[557]226:2012/01/10(火) 23:58:50 ID:??? ★レイさんちょっと本気出す→ ダイヤ5 =★
[558]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 00:07:57 ID:??? あけおめ〜
[559]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/11(水) 00:40:58 ID:??? >★レイさんちょっと本気出す→ ダイヤ5 =手近にあった木に近づいて行った。★ =============================================================================== 佐野「(ん? 何するつもりだ?)」 突如佐野に背を向けたかと思うと、すぐ近くにあった木に近づいていくレイ。 一体何事かと思わず佐野が首を傾げる中、レイは木に手を当てると瞑目をし……。 レイ「……ハッ!!」 ゴゥッ!! ザワザワザワッ!! 佐野「はァッ!?」 レイが一声気合を入れると同時、突如として木は大きく揺れ枝が震える。 これだけでも佐野が驚くのには十分すぎるものだったのだが……。 冬となりほぼ無くなりかけていた枝葉が、振動によって枝から離れるのを名残惜しげに落ち始め。 それを感知すると同時、レイの体は流れるように動いてゆく。 シュババババババババッ!! パパパパッ! レイ「ほいほいほいっ♪」 佐野「はァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」 その動きは、佐野の目では完全に追い切る事が出来なかった。 微かに見えるのは、レイの着るピンクのチャイナ服と結わえたおさげ髪の名残のみ。 今レイが何をしてどこに動こうとしているのかまでは判別出来ず……その事実に佐野は大口を開けて驚きの声を上げる。 それは僅か5秒にも満たない間の事象だったのだが、佐野にとっては思わず目を疑いたくなるかのような5秒。 そして、その5秒が終わるとレイはピタリと停止をし……。 不敵な笑みを浮かべながら、佐野に向けて握りしめた両拳を見せつつ、その手を開いたのだった。
[560]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/11(水) 00:41:58 ID:??? レイ「ほら、どんなもんだい」 佐野「…………うそだろ、オイ」 その手の中から現れたのは、先ほど木が揺れた為に落ちかけていた筈の木の葉。 冬であるが故にその両の手に収まる程しか落ちてはいなかったようだが、それでもそれを空中でキャッチしたという事実は驚きべき事で。 更に言ってしまえば、地には木の葉が一枚も落ちていないという事が更にレイの偉業の凄さに拍車をかけている。 佐野「……どこのアニメやゲームや漫画だ、オイ。 木を揺すって木の葉を全部取るって……」 レイ「クーガーもスピードに自信があるようだが、あたいだって負けちゃいない。 純粋な足の速さだけなら負けるかもしれないけど、瞬発力なら自信あるよ」 佐野「そういうレベルじゃねーからこれ!」 自他ともに認めるスピード狂のクーガーは、前日の練習で見せたドリブルからもわかるように駆け足の速さはこのチームでも随一。 外の世界ですら、あのレベルの足の速さを持つ人間は滅多にいないと言えるレベルだった。 だが、このレイもまた違う意味でスピードには自信を持つ少女――。 トップスピードはクーガーに及ばないものの、瞬発力・敏捷性ならば自分が勝ると自慢を持って言える少女なのであった。 レイ「虎をやるのも、これと同じように手数にもの言わせて急所を狙えばいいだけの話さ。 それにさっき木を揺らす時に使ったように、気を使って中から攻撃をすれば分厚い脂肪や筋肉だって私らの前じゃ意味をなさない」 佐野「………………」 レイ「これでわかったかい? あたいが嘘言ってないって」 佐野「はい……」
[561]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/11(水) 00:43:01 ID:??? こうまで人間離れした動きを見せられては、佐野としても頷くよりほかに無い。 実際問題虎と相対した時にスピードだけ速くてもこちらの攻撃が通るのかという疑問にも。 レイは気を使うというこれまた漫画やアニメの中の話のような言葉を平然と使ってきたのだ。 外見こそ自分たちと同じで、出身世界も佐野の知る中国のように思えたレイは、佐野にとっても近しい存在のような気がしていたのだが……。 佐野「(カインさんやユーノ君みたいに、まるで別の世界から来てるんかもしれん……)」 もしかしたらそこは佐野のよく知る地球の中国ではなく、また違う魔法とかがあるような世界なのではないかと佐野は思うのだった。 ※レイと仲良くなりました。 ☆誰とのイベントを発生させますか? A.アイビス B.カイン C.クーガー D.剣崎 E.水銀燈 F.ダークドリーム G.ブースター H.ユーノ I.律子 J.レイ 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ☆残り回数1/3 >>558 ことよろ〜
[562]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 00:43:19 ID:7+SWy2Zw I
[563]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 00:44:04 ID:j44j58ZA I さて、緑のサイリウムを用意しなくては
[564]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/11(水) 00:45:36 ID:??? りっちゃんに決まった所で短いですが本日はひとまずここまでとさせていただきます。 それでは、お疲れ様でしたー。
[565]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 00:46:02 ID:??? ユーノが最後にされたのは地味なせいだとユーノか?
[566]森崎名無しさん:2012/01/11(水) 00:47:38 ID:??? そーユーノは表立ってユーモのじゃないぜ
[567]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/15(日) 00:31:05 ID:??? >I.律子 ================================================================================ [ミーティング] 佐野「(ふぅむ……クーガーさんといいレイさんといい、どうもこのチームには常識人が足りん。 人間としての規格とかそういう意味で)」 午前中はクーガーと共にドライブをする羽目になり、 午後に入ってからはレイの無茶苦茶な身体能力を見せつけられた佐野。 色々と神経をすり減らした彼は居間でごろごろとしながら休息を取り……。 その横ではこのチームで随一の常識人と言える律子が何やら本を読んでいたのだった。 佐野「漫画とかでただの日常こそがかけがえのないものだとかよく言われるけど、 その気持ちがなんとなくわかった気がする。 日常ほんと大事」 律子「……話を聞く限りだとクーガーさんもレイさんも色々とぶっ飛んでるわね。 ま、どちらもこんな状況だと頼りがいがあるって思えるけど」 佐野「そりゃそうだが実際にクーガーさんとドライブさせられる身にもなってよりっちゃん」 律子「それは遠慮しておくわ」 寝転がりながら愚痴を呟く佐野に、本から視線を動かさぬまま適当にあしらう律子。 集められた10人と1匹の中で特に住まう世界もほぼ同じであり。 また、年齢も互いに高校3年生という同い年である事があってか、 お互いにあまり遠慮のない言葉をぶつけ合う。
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0ch BBS 2007-01-24