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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[453]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/22(水) 17:42:11 ID:??? シーザー「そんじゃあ質問に答えてやらきゃいけないが・・・その前に言っておく。 Lesson1……妙な期待をオレにするな=v 表情も姿勢も変え、凛と通る口調でシーザーは言い放った。 何を意図した言葉なのか意味不明であるが、ザワツキを黙らせる迫力があった。 シーザー「オレはカルチョの事は好く知らんし興味もない、当然ボールの扱いや戦術についても門外漢だ。 …だがそれを差し引いても、オレにはお前らにコーチ出来る事が確かにある≠だろう。」 オジオ「………」 三杉「………」 シーザー「ただしオレは男に優しくない…。 与えられるのを待ってるよーな、覚悟の無いヤツには特にな。 手取り足取り教えてやる気はないぜ、モノに出来るかどうかはお前ら次第だ。 高いとこ立ってるつもりの飢えてない奴は、お呼びじゃねーの。」 新田「…何を言ってるのか判らないが、とにかく俺の脚に文句があるなら言ってくれよ… 俺はもっともっとこの脚を使いこなしたい、速くなりたいんだ…!」 「ボクも知りたいです」「…聞いてやりマース」「一体なんだっての…」 誰よりも向上心を高く持つ新田が先立つように一歩前へ出た。 他の選手達も、反骨を残しつつ火のついた真剣な目でシーザーを見返す。
[454]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/22(水) 17:45:07 ID:??? 選手達の中で、シーザーという人物への不信が消えた訳ではなかった。 この男はサッカーの事を門外漢、しかも興味なしと自身で断言したのである。 …だが、それでも尚、彼の言霊には力強さを感じさせる何かがある…その事を否定できなかっただけだ。 三杉達ヴィオラ選手は整然と…しかし熱い視線でシーザーの回答を待った。 先着で ★シーザー(ま、口で言っても解んねーか)→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 シーザー「まず歩け…そして走れ。」 《スペード、クラブ》 シーザー「ま、取り敢えず歩いてみろ。」 《JOKER》 シーザー(やっぱ全員見るのは面倒だ…スキャンすっか?) シーザーは鉄球を取り出した。
[455]森崎名無しさん:2012/02/22(水) 17:46:13 ID:??? ★シーザー(ま、口で言っても解んねーか)→ ハート10
[456]森崎名無しさん:2012/02/22(水) 21:23:32 ID:??? やっぱり向上心が一番高いのは新田なのかー
[457]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/22(水) 21:53:55 ID:??? すみません、急に外食する事になったと思ったら今の時間です。 遅くなりましたが今日の更新はここまでです。 さーて、来週のミスギさんは… 皆さんは歩く事を教わった事がありますか? 人間が歩く時に使う部位を知っていますか? 脚とは爪先からどの部位までを言いますか? …の三本です。 たぶん ジャン・ケン・ポン、うふふふふ。
[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/23(木) 14:01:13 ID:??? >>456 新田の理想像はシュート魔王ですからね。 届かない理想だけに追い求めてやまぬのです。 ============================================= > シーザー(ま、口で言っても解んねーか)→ ハート10 > 《ハート》 シーザー「まず歩け…そして走れ。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― シーザー「マンマミア………そんじゃ、先ず歩け、そして走れ。」 ざわ… 『はぁっ?』と眉をしかめる声がいよいよ上がった。 何を説明するかと思えば『歩け』である…落胆を遥か後方に置き去りにし、呆れの全力疾走と言える。 しかしその反応を前にしてもシーザーには動じる様子がない…。 シーザー「説明してやると言っているんだ。 その為には先ず歩いてみせろ。 普段と同じように&烽「てみせろ。 そこに全ての間違いの発端がある。」 三杉「!………」 シーザーは語気を僅かに強め、先程の指示を反復した。 どうやら冗談のつもりでない事が選手達にも伝わる。 三杉「…皆、歩こう。」 そう呼びかけ、フィールドの周囲を歩き始める三杉。 疑いや反発は肥大化するばかりだが、他の選手達もその姿に倣うしかなかった。
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/23(木) 14:03:29 ID:??? ブンナーク「……………」 新田「………………」 ミハエル「………」 ミュラー「……………………」 シーザー「世界、自然、動物、そして自らの肉体………お前達はそれらに対して何ら敬意を払っていない。」 言葉もなく、ただ黙々と歩き続ける面々…彼等にとっては何ら目的の無い行為としか思えていなかった。 だがここで、横を歩くシーザーによる語りが聞こえてきた。 シーザー「…故に見えないでいる。 自分達がどれほど動物として不自然な歩き方をしているのか。 どれほど非効率的な歩行をしてしまっているのかを。」 オジオ「……それってどういう事ですか?」 シーザー「…いいから歩け。 そして自分の脚の、どの部分が疲れるかを気にしてみろ。」 質問には答えず、シーザーはヒントのように指示を追加する。
[460]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/23(木) 14:05:24 ID:??? オワイラン「疲れる部分…?」 ブンナーク「はぁっ…? 脚は脚じゃねえかっつーの…」 ダラピッコラ(やってらんねーな…どーにも。) 三杉(いや…そうじゃないか? 脚の中でも、歩行によって主に使われる筋肉は限られる…) オジオ(この人が言いたいのはそういう事の何かなのか…?) 苛々の募る多くの者は考え方を狭めて放棄するが、一部の者はそこから意図の裏を探した。 シーザーの言葉を借りれば、何か重大な無知が自分達にはあるらしい。 三杉にも『敬意を払っていない』という言葉の意味はサッパリだが、無知の正体には興味があった。 歩きながらシーザーは選手達の何人かに声をかけていた。 大抵は一言二言のみであったが、例外もあった。 その例外とはスペルマンとミハエルであった。
[461]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/23(木) 14:06:43 ID:??? シーザー「…ところでお前。」 スペルマン「えっ…?」 シーザー「お前は妙だな…。 カルチョをやる前に何か他のスポーツしてたか?」 スペルマン「…………。」 シーザー「話したくないってかぁ? まあいいさ、名前は?」 スペルマン「……イヴァン・スペルマンです。」 シーザー「OKスペルマン、ちょっと期待してるぜ………ほんのちょっとな。」 スペルマン「はぁ……。(バカなの? デンパなの?)」
[462]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/23(木) 14:08:21 ID:??? シーザー「お前…右膝に結構デカイ怪我したか?」 ミハエル「え…? ……ええ、けれど完治しましたし筋力も戻ってきてマス…」 シーザー「庇う動きはクセになる…いずれ左を壊す事になるぜ。」 ミハエル「………!」 シーザー「名前は? 言わなきゃオカマって呼ぶぜ。」 ミハエル「オカ…! きっ、ふざk…! ミハエル・ドノヴァンです! 次にその言葉を言ったら殺します!!」 シーザー「あーそー悪いねー。 …でミハエル、お前他のヤツとは別メニューな。」 スタタ ミハエル「えっ!? ちょっ…! お待ちなさい!!」
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0ch BBS 2007-01-24