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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[533]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/24(金) 18:47:29 ID:??? シーザー「…っと、そう言えばお前達も言わばジョアンの教え子だったな。 知っていておかしくないのか。」 三杉「…………」 アルシオンとは三杉の自信と思想、そしてフィオレンティーナというチームを散々に打ちのめした者の名だった。 まだ数週間しか経っていない、若くて苦い記憶が甦る…。 これまでの常識を覆す超絶技巧、現実に思えない身体能力、爆発的なパワー… どれを取っても三杉に『到底敵わない』と膝をつかせる実力を備えていた。 出来る事なら、いま暫くは忘れていたかったトラウマ… しかしここで三杉に発想の転換が起こった。 三杉「…アクセル筋を使いこなせるようになれば、アルシオンの実力に追いつけるんでしょうか?」 シーザー「あん?」 三杉「僕はアルシオンに勝ちたい…その為に強くなりたいんです!」 シーザー「ああ、そーなの? だがまあ普通に考えりゃ無理だぜ、追いつけねえ。」 起死回生の一手になって欲しい期待した三杉… しかしシーザーの回答は余りにも呆気らかんと『No』であった。
[534]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/24(金) 18:48:54 ID:??? 三杉「それは何故ですか!?」 そんな一言だけでは納得いかずに説明を求める三杉… しかしシーザーは三杉の必死な表情に何ら動揺せず、淡々と理由を答えてゆく。 シーザー「まあ幾つかあるが…第一にはそいつがプレゴールデンエイジ(12歳以前)の時に使いこなせていた点だ。 神経系統の成長は12歳前後で完成する…ゆえにアルシオンは至って自然に身体を使いこなせるだろう。 それに対し、今から矯正するお前達では、どれほど器用であっても完璧な真自然とは成り得ない。」 三杉「……!」 シーザー「第二に…」 更にシーザーの言葉は続くようだが、三杉にとっては第一の理由で十分すぎる程のショックであった。 この後に言われる事など、無駄に無駄を重ねる情報にしかならないのでは…と耳を塞ぎたくなる。 A それでも聞いておく。 B 他の事を考え、頭に入らないようにする。 C シーザーの言葉を遮り『もう十分』と告げる。 [3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[535]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 18:49:55 ID:G9FCfbrg A
[536]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 18:54:22 ID:0fXUwk8k A
[537]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 19:06:17 ID:mZjvrzxA A
[538]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/24(金) 19:15:43 ID:??? あと忘れないうちに… ★覚醒Pミニボーナス→!dice どなたか引いておいてください ダイスが6で+2、それ以外で+1 [現在値:11]
[539]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 19:16:44 ID:??? ★覚醒Pミニボーナス→ 1
[540]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 19:16:51 ID:??? ★覚醒Pミニボーナス→ 1 アルシオンじゃ当たり前すぎて面白くないかと思ったんだよなあ・・うーむ。
[541]森崎名無しさん:2012/02/24(金) 19:17:57 ID:??? 別に面白さを求めなくても
[542]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/24(金) 20:29:35 ID:??? すみますん、今日は終わりでまた明日ー
[543]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/25(土) 13:35:10 ID:??? > A それでも聞いておく。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― しかし三杉は踏み止まった。 全て知っておくべき情報…それを受け容れなければ、次を正しく考える事すら出来ないと思ったからだ。 三杉(そう、それにそもそも僕個人がアルシオンに勝てないからと言って、チームの優劣とは別問題だ… 『サッカーは一人の力で闘うものじゃない』という考えの根本を今更揺るがせはしない。) 俯きかけていた顔を上げ、三杉はシーザーの言葉を正面から受け止める覚悟を決めたのだ。 シーザー「第二にアクセル筋を使いこなすのは完成じゃない、過程の一つだって事だ。 他にもお前達には身につけなけりゃならない事があるし、時間を必要する事もある… まっ、とにかくアクセル筋が全てを決めるんじゃないって事だぜ。 第三にお前達には既に無駄な筋肉がつき過ぎている。 関節の稼動域は狭まり、硬くなった筋肉は自然な姿勢を妨げている。 こいつも時間をかけなければ解決できない問題だ。 第四だが…まあ…アルシオンってのはお前にそんな顔をさせるヤツなんだろ? 半端無い努力家っつーか、カルチョが好きで好きで堪らない様なヤツの筈だぜ。 残念だが、少なくともそいつが亀にでもなってくれない限り、そうそう差は埋まらん…」 三杉「後は…」 シーザー「今ので終わりだ。」 以上の四点…三杉がアルシオンの実力に追いつけないと、シーザーが断言した理由であった。 なかなかに絶望的と思わせる物がその言葉にはあったが… 揺るがないと決めている三杉にそれ以上のショックはなかった。
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0ch BBS 2007-01-24