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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[646]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 16:29:33 ID:??? ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ ブンナーク「説教する気か… だが悲しいかな その行動を喩えるなら 馬の耳へとそよぐ春の風(東風)… ただ聞き流されるだけにのみ説教するのだ。」 三杉「………この三杉淳は…いわゆるドSな頭でっかちのレッテルを貼られている……… 物事への対処を考える際、理屈が先行しすぎて実働への問題を忘れてしまうこともある… 好きな女を必要以上に困らせ恥ずかしい思いをさせるなんてしょっちゅうよ。 〜中略〜 _人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__ __,ノ ). オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ ノ. ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´` .. /⌒i /`l _ ,、 _,,..、 .| / ,..-、 ,、. l |/ 〉 .〈 .| ,.-、 l l | /´ l,、_ノ ,l | l |レ' _,,」 .`'´ 〉 _,,..、 ,..、 | i' '´_,,、 ,!L.-ヾ=,' l、_,.. 、 「Zノ ヽ `ー、 / ア .| し''´ 」 _,.-'´ _, - '_´ ゙l_,〉 ヽ、 'l / / .| ,,.-''´ (_,.- '´| L-'´ _) `ー',/ / | .| ,.-'´ ,.-'" / /´ ..l、_ノ {,.- '´| | 「 / |,i `''" 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__, _) (_ _) うっぎゃあああああああああああああああああ!! (_ ) ( ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
[647]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 16:31:22 ID:??? ブンナーク「な……………… なんてパワーの説教だ…。」 三杉は午前に新田と話したウェイトトレーニングの副作用について説明した。 つまりはパワーを得る事の引き換えに、関節稼動域の狭化と筋肉自体の効果が起こるという事についてだ。 しかしその理論お聞いてもブンナークは納得しなかった。 ブンナークの言い分は『ウェイトトレーニングを止めてしまえばシュートの威力が落ちる。』 そして『ゴール前の接触プレーで勝てなくなる。』という二点に尽きる物だったが… いずれも理屈に則った物とは言い難い。 それに… 三杉「そう思ったのならば何故、あの時にその不安をぶつけなかった? それを言わなかったからには、お前はコーチの指示を反故にして勝手をやる権利はない。 コーチか、若しくはキャプテンの僕を納得させなければウェイトトレーニングをやってはいけなかった!」 ブンナーク「はぁー…はぁー…はぁー……」 理屈で畳み掛けられ、思考が追い詰められ、憔悴へとひたすらに突き進むブンナーク… その顔はまるで敗北寸前のダービー(兄)を思わせた。
[648]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 16:33:02 ID:??? 先着で ★そして二人の様子を見守っていたオジオは…?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 オジオ「待ってくれミスギ、僕もコーチの指示には疑問がある!」 《ハート》 オジオ「待ってくれミスギ、ウェイトトレーニングは条件付でやるべきじゃないか?」 《スペード、クラブ》 オジオ(確かにミスギの言う通り…僕にだって何か言う資格はない。 先に話すべきはコーチ…) 《JOKER》 シーザー「にょほほ、ケンカか?」
[649]森崎名無しさん:2012/03/01(木) 16:34:21 ID:??? ★そして二人の様子を見守っていたオジオは…?→ スペード6
[650]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 17:25:46 ID:??? 残念ながらブンナーク⇔オジオ間の感情増加にはなりませんでした。 でも練習指示に納得していなかった2人の問題は両者とも解消されたので良かったかな。 ============================================= > そして二人の様子を見守っていたオジオは…?→ スペード6 > 《スペード》 オジオ(確かにミスギの言う通り…僕にも何も言う資格がない。) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― オジオは二人の様子を黙って見ていた。 実は彼もシーザーの指示に疑問を抱いている。 今ほど三杉がブンナークに訴えていた筋肉の理屈… ブンナークは納得…というか理解しなかったが、このオジオは間違いなく納得出来た。 だがそれを理解した上で、彼は『練習効率を考えれば、やるべきトレーニングがある』と考えている。 オジオ(けれども、確かにミスギの言う通り…僕にだって何かを言う資格がない。) そう…昨日の練習終了時、指示を出す前にコーチは質問を求めた。 つまりは納得を求めたのだ。 …にも関わらず、オジオは納得もしない、質問もしないという事で終えてしまったのだ。 オジオ(ボクが訴えるのはコーチ本人だった…そして機会も与えられたのに、一体ボクは何をやっている? ミスギにボクの考えを伝え、同意が得られたらばそれを免罪符に指示無視をするつもりだったのか?) 自らの行動に筋が通ってない事に気付いたオジオは一人静かに猛省していた。
[651]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 17:27:05 ID:??? オジオ「ミスギ、ブンナーク。」 ブンナーク「むぎゅう…」 三杉「ん…? あっ、置いてけぼりで済まないオジオ、ええと…」 オジオ「いや、いいんだ。 相談はコーチに聞いて貰う事にするよ。 そうするべきだったんだ、最初から。 …ごめんね、無駄に付き合わせてしまって。」 三杉「あっ…そうなのかい? いや、君がそれでいいなら僕は全く構わない。」 ブンナーク(オレの時と扱いが違いすぎねえか?) ボソッ 三杉「何か言ったかな?」 ブンナーク「いや、何にも。 ハンセイシテマス」 オジオ「はは、それじゃあボクはこのままコーチと話してくるよ。 それじゃあね。」 それだけ言ってオジオはトレーニングルームを退出した。 後に残ったブンナークへの説教はそれから更にタップリ2時間は続いた。 夕飯時のブンナークは灰のように真っ白になっていたという話である。(新田談) ※ 練習法に不満、疑問を抱いている選手が居なくなりました。
[652]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/01(木) 17:30:13 ID:??? 一旦(たぶん今日は)ここまでとなります。 次回はシナリオ進行で練習の描写をチビっとした後にカンピオーネサイドの描写です。 一応このスレ中に試合が始まりそうです。 それではー
[653]森崎名無しさん:2012/03/01(木) 19:43:06 ID:??? 第2部でもいつもどおりすぎるwww
[654]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/02(金) 15:06:06 ID:??? >>653 ブンナーク・三杉「相変わらずな僕ら〜♪」 ============================================= ――翌日 シーザー「まっ、なんつーか…理解してねー奴が居なかったみたいだから改めて言っとくぜ。 ウェイトトレーニングは全面禁止。 …ただし、必要になった場合は禁止を解除する。」 三杉(ほう……) 練習が始まる前、シーザーは選手達を集めて宣言した。 前回の指示撤回ではないが、一つ先が見えるよう但し≠ェ付け加えられたのだ。 昨日の午後、オジオが『コーチと話す』と言っていたから、もしやその影響かと三杉は想像する… シーザー「筋肉ってのは闇雲につけてもいい事はねえ、マッチョ好きの彼女が欲しいってんなら別だがな… 例えばこうやって重りを上下するにしても、最低4種類の概念の筋肉が考えられる。」 シーザーは小さな鉄球を取り出し、脇を締めて肘を支点に上腕を上下して見せた。 シーザー「腕を上げる為の筋肉、そして下げる為の筋肉の2種類。 その中でも速く動かす為の筋肉と、 負荷に耐えて維持する為の筋肉の2種類……これらを組み合わせて4種だ。」 実際に動作の質を変えて示してみせるシーザーに選手達は頷く… 彼等も筋肉には速筋と遅筋という異なる性質の物がある事くらいは知っていた。
[655]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/02(金) 15:07:31 ID:??? さらにシーザーが話を続けるのを、三杉はじっくりと刻んだ。 シーザー「これらを全て鍛えていたら、非効率なのは言うまでもない上に悪影響も甚大となる。 必要な時に、必要な場所に、必要な種類の筋肉を、必要な量だけつけるのが正しいトレーニングだ… 解るだろうが、ウェイトトレーニングに限定してねえからな。 目的のない、具体的でない、知識のない無軌道なトレーニングは怪我をし易い身体を造るだけと知れ。」 三杉「…と言う事らしいが、理解したかブンナーク?」 ボソ 自身が納得するのは当然だが、三杉は隣のブンナークにコッソリと確認を取ってみる。 昨日の説教で伝えた内容、新田と吟味した内容と概念は変わらず、説明が具体的で想像しやすくはあるが… ブンナーク「へぇへぇ、判りましたってよ。」 ボソッ 三杉(本当に理解したんだろうか…?) どうにも真剣味の無いブンナークの肯定は、三杉にとって甚だ疑問であったが… しかしこの説明は前回以上に三杉の納得を深める事が出来ていた。 より具体的な想像が可能となったのである… 『必要な時に、必要な場所に、必要な種類の筋肉を、必要な量だけつける』という言葉によって。
[656]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/02(金) 15:09:08 ID:??? 三杉(例えば強いシュートを撃つ℃魔考えた時、必要な要素が何かと考えれば…) 仮定として、最も単純に下半身だけのモデルであっても…軸足を固定する強さ、蹴り足を後ろへ振り上げる為の 関節と筋肉の柔軟性、体勢を持続させる身体の芯筋、蹴り足を振り下ろす速度…と言った要素が見つかるだろう。 シュートだけを考えるならばこれらだけを鍛え、または柔軟性を上げるのが最も効率が良い。 これが『必要な場所に、必要な種類の筋肉を』という事だろう。 三杉(ただし実際にこれだけを鍛えたとしたらどうなるだろうか? 決まっている…身体の左右の筋力バランスが崩れ、シュート以外のプレーが通用しなくなるんだ。) 特化した能力があるのは確かに強い、だがそれだけでは脆い。 故にこその『必要な時に、必要な量だけつける』なのだろうと…三杉は想像して納得した。 チームメイトが迷い、相談してきたとしても…彼は応えてやる事が出来る筈である。 …キャプテンとしての責務を果たせるという事だ。
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0ch BBS 2007-01-24