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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[676]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:15:45 ID:??? >>675 いいんです、彼には特別な出番があるはずなんですからw ============================================= > 誰ですか、名を名乗れー→ ハート4 > 《ハート》 ヘルマー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ガチャリ ヘルマー「ぃようっ」 開いたドアからズケズケと侵入してきたのはレビタンではなかった。 一度聞いたら耳に暫く残る関俊ボイス、わざと冗談めいたような軽い口調… 長めの一本おさげを垂らした姿に見間違えが起こる筈は無かった。 フィッツウォルタ「またお前かヘルマー…」 ヘルマー「顔を見るや否や渋い顔をするのは少し冷た過ぎやしないかい?」 フィッツウォルタ「悪いがボクはお前達≠ニ馴れ合うつもりはない。」 ヘルマー「へぇへぇ…オレが悪ぅございました。(一緒にされのは心外極まりないんだがなぁ。)」
[677]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:16:50 ID:??? 存外に扱われた事に、ヘルマーはまたもわざとらしく肩をすくめる。 内心では全く違う事を考えていたが、フィッツウォルタがそれを知る筈もなく… 自ら彼に多くを明かす事も不可能な現状、味方を作りたいと近付いても取り付く島がないと言ったところだ。 ヘルマー(やれやれ、最初から奥の手を出すしかないってのもねぇ…) 苦笑しつつも他に手は無い故に仕方がない。 ヘルマーは懐から二枚の封筒と紙きれをそれぞれ取り出し、フィッツウォルタの方へと差し出した。 フィッツウォルタ「…何のつもりだい?」 ヘルマー「まっ、取り敢えずメモだけでも目を通してくれないかねえ?」 フィッツウォルタ「………」 メモに書かれていたのは『ジョアン・ウェンガー』という文字だった。 フィッツウォルタは目を丸くし、慌てて筆跡を記憶から呼び戻す。 そして彼はすぐに理解した…これが間違いなくジョアン監督のサインであるという事を。
[678]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:17:53 ID:??? フィッツウォルタ「何だこれは…」 ヘルマー「残念ながら詳しい事は言えない…オレにも事情があるんでね。 けど、このメモと手紙は確かにオレが託された物。 そしてオレはこれをお前さんに託したいと思ってるんだな…もう一つ、これと一緒に。」 そう言ってヘルマーはもう一通だけ封筒を取り出し、そしてフィッツウォルタの目の前に差し出した。 エア・メールの宛先はフライハイトと成っているが…フィッツウォルタにとっては知らない名であった。 ヘルマー「必ずローマの郵便局から出してくれ。」 フィッツウォルタ「……何のつもりだ?」 ヘルマー「取引…にもなんねーと思うけどよ。 ま、頼まれ事をして欲しい訳ですよ。 一つはこの爺さん(ジョアン)のお願い、もう一つはオレのお願いなんだがね。」 フィッツウォルタ「…訳が解らないな。」 ヘルマー「そっちの二枚の封筒…宛先がロベルト本郷ってなって無い方は、託された者に宛てられた手紙になってる。 悪いがどうやらオレの腰は重くてね、それをどーこー出来そうにない。 まあ贅沢は言うつもりはないと思うぜ? お前がそいつを読んで、上手に処理してやってくれよ。」
[679]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:19:11 ID:??? フィッツウォルタ「…………」 フィッツウォルタはヘルマーを睨みつつ、暫しの時間それを受け取るか躊躇していたが… やがて観念したのか、それとも好奇心がまさったのか、封筒を受け取った。 そして託された者に宛てられた手紙を読み…落胆した顔を浮かべた。 フィッツウォルタが望んでいたような内容が何も書かれていなかったからである。 ヘルマー「その顔を見た感じじゃ厄を拾わせちまったか?」 フィッツウォルタ「いや…ボクにとっては毒にも薬にもならなかっただけさ。 …でも構わないさ、手紙は責任持って預からせて貰う…キミのもね。」 ヘルマー「おっと、本当かよ? そいつぁ大助かりだねぇ、恩に着るぜ?」 フィッツウォルタ「ふぅ……用件が済んだらサッサと出て行ってくれるかい?」 ヘルマー「言われなくても。」 軽く嫌みのジャブを投げるとヘルマーは本当に素早く退散して行ってしまった。
[680]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:20:54 ID:??? 結局ヘルマーの意図は何も知れなかった…いや、フィッツウォルタにも知るつもりがあった訳ではないが。 ただ、今となっては気にしない訳にはいかなくなってしまっていた。 そして何より、彼が何故ジョアン監督の手紙を持っていたのかという事が大きな疑問だった。 フィッツウォルタ(だが、それ以上にこの手紙だ…) フィッツウォルタはまじまじと破ってしまった方の封筒に目をやる。 暫しそうしていたが、やがて思い切って呟いた。 フィッツウォルタ「いいさ、元々予定の行動だった。 フィレンツェを訪ねる事はね…」 誰も聞いていない独り言。 彼は鞄の中に封筒をしまい込むのだった。
[681]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:22:16 ID:??? [ リターン To ―ヴィオラ・サイド― ] 練習の日々の中…しかし三杉は以前よりもハードでなくなったと感じていた。 ウォーキングが練習の中心となった故…それは当然であったと言える。 しかし三杉にとっては不思議と実力が上がっている感覚だった。 ボールを扱う時間が激減しているにも関わらず、強くなっているように思えるのである。 そんな筈は…と疑いつつも、自らの動作のキレに留まらず ボールタッチの技術もが良くなっていると考えない訳にはいかなかった。 ☆三杉の練習成果を判定します。(他の選手については行われません) 《上昇率:三杉テーブル》 やや上がり易い : ブロック、クリア 普通 : パスカット、トラップ、競り合い やや上がり難い : ドリブル、パス、シュート、タックル 《三杉の現在能力》 ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 69 69 67 68 68 63 66 64 64 練習した項目を、上記ドリブル〜競り合い≠ゥら[3]項目選ぶ為に投票してください。 お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票選ばれたら確定となります(投票はメル欄空白プリーズ。)
[682]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/07(水) 01:25:03 ID:??? まあ今日はこんな所が精々ですかね。 明日はもう少し頑張りたいと意欲だけ見せてみる。 生ハムとワインとネサフの一人晩餐に溺れないよう祈っていて下さい。
[683]森崎名無しさん:2012/03/07(水) 01:33:44 ID:Ju3ACmOQ パスカット、競り合い
[684]森崎名無しさん:2012/03/07(水) 01:37:58 ID:7vatJZ4k 競り合い クリア
[685]森崎名無しさん:2012/03/07(水) 02:21:40 ID:sQZFANzE クリア パスカット
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0ch BBS 2007-01-24