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[842]839:2012/03/13(火) 15:30:28 ID:ruQGdw4M H「新しいカタチの10番を提示したいんです。ひとりでなんでもできるスーパーエースではなく、 戦術を誰よりも理解し、体現し、プレーでも精神的にもチームをまとめる楔としての10番を」 見直してみて満足したので自分で投票しまーす
[843]森崎名無しさん:2012/03/13(火) 17:39:16 ID:q18xmXg6 >>842
[844]森崎名無しさん:2012/03/13(火) 17:47:52 ID:??? H 世界には10番を付けたGKがいるらしいですよ(※イタリアだお)
[845]森崎名無しさん:2012/03/13(火) 18:04:49 ID:??? >>843 記号がないと無効だよ
[846]森崎名無しさん:2012/03/13(火) 18:34:59 ID:X82cf1D6 H「新しいカタチの10番を提示したいんです。ひとりでなんでもできるスーパーエースではなく、 戦術を誰よりも理解し、体現し、プレーでも精神的にもチームをまとめる楔としての10番を」
[847]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/13(火) 19:52:49 ID:??? >>841 そんな感じです。 現段階のシーザーは、基本的に自分の信じるアンザーニ・ジョアンが信じている ヴィオラの選手達だからコーチを引き受けているに過ぎませんので。 >>844 キエーヴォのGKでしたっけ。地方チームですと10番の扱いは大概軽いらしいですね。 >>845 仰るとおりです、ご指摘お疲れ様です。
[848]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/13(火) 19:54:15 ID:??? > H>>842 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「新しいカタチの10番を提示したいんです。 一人でなんでもできるスーパーエースではなく、 戦術を誰よりも理解し、体現し、プレーでも精神的にもチームをまとめる楔としての10番を。」 三杉は背番号10を選ぶ理由としてそう説明する。 その精神の根底には日本サッカー協会のプロジェクト・カウンターウイングへのアンチテーゼがあった。 即ち『絶対的な中盤の司令塔がゲームを支配し、また守護神がゴールを守りきれば勝てる』という思想への反発だ。 しかし… シーザー「ふーん、まあ頑張れよ。」 三杉(むむ…) どうやらシーザーに対しては然程響かない言葉だったようである。 もしこれが翼、ディアスのような実際の10番や、片桐のような人物に対してであれば、或いは通じたやも知れない。 しかしシーザーにはサッカーに対しての知識、興味がある訳ではない。 そして当然10番の風潮や定義と言った物を知っている訳でもなかった。 (先程の各選手への背番号配布は、暗にアンザーニからのメッセージである事を示している。) これはサッカー知識の未熟な人々にとって、この形では三杉の理想が伝わらない事を証明しているのだが… 今の三杉はそこまで全てを認識する事は出来なかった。
[849]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/13(火) 19:56:29 ID:??? シーザー「まっ、そう警戒するな。 オレはお前があの時の言葉を守る限り、その背番号を取り上げる気は無いぜ。」 三杉「あの時の言葉…」 シーザー「ほれ、最初に会った時に何となく聞いたアレだ。」 三杉「あっ…」 先月のプリマヴェーラ大会、準決勝第二試合のパルマvsレッチェのハーフタイム中… 三杉はシーザーと偶然知り合い、そして多少の言葉を交わし合ったのだ。 その時三杉はシーザーに対してこんな事を言ったのだ。 『強くなる為に高いステージを求め・・・でもその為には勝っていかなければならない。 勝っていく為に何をすべきかを考えてプレイをするけれど・・・ それは全てチームの弱い部分を補い、強い部分を引き出す事に帰結していました。」 『・・・仲間達の勝ちたいという気持ちを紡ぎ合わせる為に、僕はパスを発しています。 仲間の意志を感じ取るためにトラップをして・・・意志を絶やさない為に守備をしています。 ・・・僕のプレイは勝つ為に在るけれど、それは全てチームの為に在る。 だから、どちらかと言えば『Play for team』に近いんじゃないかと思っていますよ。』 その事を三杉は思い出した。 ただ…忘れていたとは言っても、これは三杉のプレイの理念そのものである。
[850]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/13(火) 19:58:01 ID:??? 三杉「そう、僕のプレイは勝つ為に…しかしそれは全てチームの為にあります。 それはあの時も今も変わっていません。」 こう返すとシーザーは歯を見せる笑顔になった。 シーザー「ならいい。 チームの為に10番を背負う事が必要と言うなら、それを成し遂げてみせろ。 中途半端、いい加減にするならオレはいつでもコーチを投げ出すぜ。」 三杉「心得ておきます。」 シーザー「結構。」 こうして三杉はフィオレンティーナの時に引き続き、背番号10のユニフォームを身につける事となったのである。
[851]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/13(火) 19:59:05 ID:??? 今日の更新はここまでとします。 ようやく試合が目の前に迫ったぜよー
[852]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/03/14(水) 16:37:13 ID:??? シーザー「んじゃ、今渡したユニフォームに着替えな。 その後はグラウンドに出てアップだ。」 ヴィオラ・メンバー「「「 サー! 」」」 そうこうしている内にミラン・プリマヴェーラがスタジアムに到着したとの報が控室に入った。 本来ならここは監督と選手が相手チームを出迎え、顔も合わせるところだ。 しかし今回は、出迎えや案内についてはフロントスタッフ陣が一手に引き受けるとの話… 三杉達は試合前に相手チームと顔を合わせておく機会がない事が判った。 プリマヴェーラとは言え、セリエAチームがわざわざ新設のセリエC2チームに足を運んでくれるのだ、 フロント自ら歓待しても罰は当たらない…。 おおよそそんな考えなのだろうと思われる。 三杉(…だが、折角来てくれた相手チームを自分らで出迎えられないのは気が引けるものだな。) フロントにはフロントの考えがある…それは選手達には預かり知らぬところだ。 三杉達は気を取り直し、眼前に迫った試合の事に意識を集中させようとするのだった。 しかし考えてみれば、ゴタゴタのトラブルによって練習がロクに出来なかった期間もある。 そして彼等にとって最後の試合の記憶は0−5とトラウマレベルの大敗…。 雨が浸み出すかのように、徐々に不安感が彼等の心を浸食し始めるのは自然な事であった。
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0ch BBS 2007-01-24