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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[269]森崎名無しさん:2012/03/10(土) 23:32:09 ID:yr6z/H3w B
[270]森崎名無しさん:2012/03/10(土) 23:34:14 ID:FJLVINDM B
[271]森崎名無しさん:2012/03/10(土) 23:37:03 ID:??? まずは初勝利こそが重要ってことで
[272]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 00:19:56 ID:??? >B.「追加点は狙いたいが深追いのし過ぎは禁物だな。 2点差があるのは事実なんだから、無理のしすぎは良くない」 ==================================================================================================== 水銀燈「無難ねぇ、面白くないわぁ」 佐野「無難、大いに結構。 勝つ為に最適な指針って事だからな」 更なる得点は狙うが、かといって攻め気を出し過ぎる訳でもなく守備も固める。 それは無難とも言える判断ではあるが、この場面では最善の策であるだろうと佐野は考えた。 気を衒い過ぎて失敗をしては何の意味も無い、つまらなかろうと勝利の為に全力を尽くすのが何より大事なのである。 佐野「守備に関しては今の通りでも問題は無いだろ。 1ボスチームの基本はサイドアタックだ。 サイドハーフがボランチの水銀燈と……間に合わなきゃ水銀燈とサイドバックが連携してあたればいい。 問題は攻撃に関してなんだが……」 律子「それについて、素人考えなんだけど意見いいかしら?」 佐野「ん? あ、ああ……どぞ」 守備は現状のままが最善であると考え佐野は特に守備を変えず、次に追加点を取る為の攻撃法を考えようとする。 と、ここで挙手をしながら発言許可を求めたのは秋月律子。 一応サッカーのある世界から来たものの、サッカーについての知識は殆ど無かった筈の彼女の思わぬ行動に佐野は若干驚きつつ。 とにかく意見があるというのなら聞いてみようと、発言を促す。 すると律子は一度くい、とメガネを上げてから咳払いをしたのち、 右腕は胸の下に、左腕はその手のひらの上に乗せる形にしながら顎を持ちつつ口を開く。 律子「前半戦見ていた限りだと、やはり1ボスチームの守備の要はレティさん。 彼女の前にはブースターのシュートもダークドリームのシュートも通用をしなかったわ」 ブースター「キュィー……」 ダークドリーム「うー、おでこシュート自信あったんだけどなぁ」 まず律子は目下の問題点を洗い出し、対策を練るべき相手を挙げた。 レティ=ホワイトロック。 ここまでイレギュラーズは2点を奪っているが、その2点はいずれもレティがゴール前で体勢を崩していた時に奪ったもの。 そして、レティがいる時は常にシュートは止められており、彼女がゴール前にいる限りイレギュラーズが追加点を奪うのは難しいと言える。
[273]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 00:21:12 ID:??? 律子「それはつまり逆を言えば、レティさんさえいなければゴールを割る事はそう難しくないという事。 ……特にブースターのシュートなら、入る可能性は非常に高いでしょう」 レイ「理屈はわかるがどうやってあいつをゴール前からどけるんだい。 頼んだ所でホイホイ退いちゃくれんだろ?」 剣崎「そうだな。 問題になるのはどうやってレティをかわすかだ」 レティがいる時はゴールを奪えず、レティがいない時はゴールが奪えている。 ならばどうにかしてゴール前からレティをどかしさえすれば、ゴールを奪える可能性はぐっと高まる。 律子の説明はわかりやすくもあったが、しかし、説明した内容は極当然の事実。 そのような事は今更言われずともチーム内の大多数がわかっており、どうやってレティをかわしてゴールを奪うかが肝要なのである。 一同は律子の真意を図りかねるも、律子は笑みを崩さず更に説明を続ける。 律子「退いてはくれないでしょうけど、注意をひきつける事は可能だと思いますよ」 アイビス「……どうやって?」 律子「ダークドリームを使うんです」 ダークドリーム「……え、私?」 不意に名を呼ばれたダークドリームはきょとんとした顔で律子を見つめ、律子は一度頷き肯定をする。 そして、これを見ていた佐野はようやく合点がいったようにポンと手を叩き口を開いた。 佐野「なるほどな、ポストプレイ使うのか」 律子「ええ」 カイン「空中戦……!」 クーガー「およびじゃねぇよ、座ってろ」 一部空中戦に絶対の自信を持つ者が立ち上がりかけたものの、すぐに突っ込みを受けベンチに座したのでここはスルーをしておく。 ポストプレイ。 ゴール前で敵をひきつけ、味方のマーカーを減らしチャンスを作る行為。 強力なDFをかわす手段として有効なそれをつかえば、確かにレティをかわしてブースターはシュートに行けるだろう。 だが、問題はもう一つ残っている。 それは本当にレティがダークドリームに食らいついてくれるだろうかという点である。
[274]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 00:22:16 ID:??? 佐野「それは俺も考えたけど、レティさんが釣られるかどうかがわからんぜ。 もし無視されたら意味がねぇ。 落とした所をタックルで奪われるだけだ」 律子「そうね。 でも、無視される可能性は低いと思うわ」 佐野「どして?」 律子「さっきのダークドリームのヘディングで、相手はダークドリームを得点力のある選手だと認めた筈だもの。 なら、無視なんて出来ないでしょう?」 しかしこの問題は、前半でのダークドリームの好プレイが全て解決してくれた。 水銀燈のパスを受け、ヘディングでゴールを狙いにいったダークドリーム。 その威力はレティが辛うじて零れ球にするのが精いっぱいというものであり、もしもレティがクリアーに来なければ入っていた可能性が高い。 となれば、当然ながら1ボスチームがダークドリームをフリーにする筈が無いのである。 律子「もしもフリーにしてきたらその時はダークドリームがシュートを撃てばいいし。 クリアーに来れば、落とす事が出来ればブースターがシュートを撃てる」 水銀燈「なるほどねぇ……。 でも、あのデカいのがクリアーに来て本当にダークドリームがポストプレイできるの?」 律子「……多少は賭けになるわね、しかも分が悪い。 ただ、最悪零れ球に出来ればまたチャンスが生まれる」 いくらパスセンスが高く、ジャンプ力も秀でているダークドリームとはいえ、体格で勝るレティに勝てる可能性は決して高くない。 だが、ブースターに直接渡してもレティがブロックに入れば高確率で止められるだろう。 万全の状態でブースターにシュートを撃たせるなら、この策を使うのが最善であると考えて律子はこの案を提案したのだった。 律子「後考えられる得点パターンは佐野君とクーガーさんのドリブルゴールくらいかしら。 ただ、レティさんのタックルの上手さがいまいちわからないのよね……。 それにクーガーさんが上がりすぎるとサイドアタックされた時が怖いし」 霊夢「言っておくけど、レティはタックルも上手いわよ。 佐野やクーガーなら抜けると思うけど、それだってそこまで高い確率じゃないわ」 佐野「どっちにしても賭けになるって事か。 んー、ならここは……」
[275]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 00:24:01 ID:??? A.「ダークドリームのポストプレイをつかってみようか」 B.「ポストプレイなんて小賢しい真似はせんでよろし。 普通にブースターにパス送るのだ」 C.「ここは俺とクーガーさんどっちかでドリブルゴールを狙う方向でいくぞ。 ハッハァー!」 D.「ポストプレイといえば空中戦。 空中戦といえばカインさん。 カインさんを上げてポストプレイさせてみよう」 E.その他 自由投票枠 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[276]森崎名無しさん:2012/03/11(日) 00:25:36 ID:UEBpDUlM A
[277]森崎名無しさん:2012/03/11(日) 00:25:48 ID:4XgR2rKc A
[278]森崎名無しさん:2012/03/11(日) 00:26:16 ID:ckVf68Yk C 策を練るのは全部試してみてからにしよう
[279]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 01:43:39 ID:??? >A.「ダークドリームのポストプレイをつかってみようか」 ============================================================== ダークドリーム「ポストプレイだね! よーし、わかった!」 佐野「ただ臨機応変に動いてくれよ。 ブースターがフリーの状態になれば、何もゴール前で落とさなくても直接渡せばいいんだし。 さっきもりっちゃんが言ったように、自分がフリーならヘディング撃ってもいいんだ」 ダークドリーム「うん!」 佐野は逡巡をしたのち、ダークドリームのポストプレイをメインに使っていく事に決めた。 レティさえいなければ、ブースターのシュートは間違いなく1ボスチームに通用をするのだ。 ドリブルゴールを狙うのもいいが、レティのタックルの実力がいまひとつ判明せず。 霊夢の言葉によれば佐野やクーガーでも決して楽に突破出来る訳ではないとわかった以上、これが最善の策だと判断したのである。 律子「その場合ダークドリームが上がるから、両サイドのMFとボランチの水銀燈はスペースを大きく開けさせないよう注意して。 だからといって上がりすぎないよう、常に周囲の状況を確認しておく事」 水銀燈「失敗した時の尻拭いの為にそこまで気を使わなきゃならないのぉ?」 律子「勝つ為よ?」 水銀燈「……ふん」 佐野「……りっちゃん、キャプテン俺やで」 律子「あっ……そ、そうだったわね。 ごめんなさい」 佐野「いやまぁ、間違った事は言ってないからいいんだけどな……」 作戦が決まると、律子は自ら指揮を執りメンバーたちに指示を飛ばした。 キャプテンとしてのお株を奪うかのような行為に思わず佐野は自らの存在をアピールし……。 これを受けて律子は「やってしまった」と言わんばかりにバツの悪い顔を浮かべると、小さく頭を下げて謝罪をする。
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0ch BBS 2007-01-24