※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
[33]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 23:05:43 ID:??? 爆発的な攻撃力を持つ東邦タイガース。しかし、意外にも前半に打てたシュートは ミハエルが撃ったミドルからのローズバスターわずかに1本のみ。 それはこのライアンが中盤の底であらゆる攻撃を迅速に止めているからである。 この小さな体のどこにそこまでの運動量とフィジカルがあるのだろうか。 ライアン「(大会前、僕は試合に出るどころか代表に選ばれることさえ難しいと思われていた。 ううん、誰よりも僕自身が絶対無理だと思っていたんだ)」 正騎士昇格最終試験での途中リタイア。これまでの成績の良かったルークは辛うじて合格したものの 自分一人だけ落第し、第七小隊全員と誓ったマルスの近衛騎士になる夢は脆くも崩れ去ったかに見えた。 ライアン「(森崎さんにすら見捨てられかけて、もうどうしようもない。諦めるしか無いんだって思ってた。 でも、そんな僕をトーマスさんは本気で怒ってくれた。このままでいいのか。ゴードン兄さんに恥ずかしくないのかって)」 自分だけが苦しんでいると思うな。誰もが夢の為に必死に足掻いて前に進もうとしている。 だから本当に苦しいときは素直に周りを頼れ。それも出来ずに、誰かが勝手に助けてくれると思っているなら甘い。 弱音を吐く事を恐れるな。大丈夫。必ず手を差し伸べてくれる奴がいる。それが仲間ってものだろう。 そんな乱暴で、でも優しさが溢れた兄弟子の言葉は、消極的だったライアンの意識を変えていく。 ライアン「(僕はもう逃げない。振り向かない。どんなに手強い相手だって……全力で立ち向かう!)」 小さな体に蓄えられた大きな勇気は、彼の力や集中力を何倍にも高めていく。 奇遇にも、目の前にいる山森もライアンと同じ意識で足りない才能を補って戦ってきたのだ。 山森「(何故だ。このE番の体がとてつもなく大きく見える。ど、どこにもパスコースが見当たらない…!?)」 同系統の向きの精神ならば、より大きなほうが小さい方を飲み込んでいくもの。 そして今回は完全にライアンの強い守備意識が山森を圧倒していた。 山森「それでも、俺は、俺達タイガースはここで止まる訳にはいかない!」
[34]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 23:06:46 ID:??? 山森はより深く、低い位置からボールをこすりあげるようにして蹴った。 高い軌道のパスならば、身長の低いライアンが届くことはないはずだ。 だが、ライアンは先程までの反町とのマッチアップでつけた自信という大きな上乗せがあった。 ライアン「逃がすものかあっ!」 ガッ…ギュルルルン!!バシイッ! ライアンはパスカットのために伸ばした足を強く地面に押し付ける。 その反動を利用したサイドステップで助走をつけつつ、体を回転させながら跳躍する。 今までの人生で最も高くジャンプできた不思議な感覚に包まれながら、ライアンはボールをカットした。 山森「そ、そんなァ」 森崎「ライアンのやつ、いつの間にあんな技を!だが、ナイスディフェンスだったぜ」 ジョルジュ「(咄嗟の状況に怯むことなく自ら新たな道を打開する強さを身に付けたか。見事だぞ、ライアン)」 マーガス「……こうも見事にお前の得意技を真似できる奴がいるとはねぇ。しかもあんな若い子供に」 シェスター「なりはチビだが、足腰がしっかり鍛えられてるな。無駄な肉もない分高く跳ぶことが出来る。 シノビになるにはまさにうってつけの体格をしてやがる。羨ましい事この上ない……」 マーガス「注目する基準はそこかよ。(でも、もしかしたらこいつなりの最高級の賛辞なのかもな)」 ジャパニーズニンジャに心酔する相棒に苦笑しながらも、マーガスもまた、ライアンの自信溢れる跳躍を羨ましく思っていた。 マーガス「(俺も今のあいつくらい我武者羅に跳べば、もっと違う世界が見えてきたりするのかな)」
[35]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 23:08:40 ID:??? アンナ「今日はライアンくんが目覚しい活躍を見せてくれていますね。 その圧倒的な守備力はまさに小さな巨人と言ったところでしょうか! さァ、前半も残るはロスタイムのみ!このまま同点で折り返すことになるのでしょうか」 ライアン「(ボールを奪ったはいいけどもうここから前線に運べるだけの時間はない…一体どうすれば)」 ライアンは森崎の方に首を向ける。指示を。助けを欲しているのだと森崎は察する。 ☆どうしますか? A ものは試しだ!ライアン、そこからロングシュートを撃ってみろ! B シュートが間に合うかは微妙だが、マルスに縦パスを送れ! C シュートが間に合うかは微妙だが、オグマにロングパスだ! D シュート間に合うかは微妙だが、ジョルジュにパスだ! E 無理に攻めこむ必要はない。このままで前半は折り返そう F 来い!俺に持って来い!森崎のオーバーラップだ! G 特に指示は出さない H その他(好きな行動やセリフをお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[36]森崎名無しさん:2012/03/03(土) 23:12:39 ID:qUcMVc+U D
[37]森崎名無しさん:2012/03/03(土) 23:17:28 ID:S2B8Kqd2 D
[38]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 23:26:14 ID:??? >D シュート間に合うかは微妙だが、ジョルジュにパスだ! ============ 森崎「ライアン、前のジョルジュに繋げ!」 ライアン「分かりました!」 森崎の指示に素直に頷き、ライアンは前を向き直す。 だが、そこに現れたのは東邦タイガースのコントロールタワーである沢田だった。 沢田「(3点差以上つけて勝たないと優勝できない僕達タイガース。 スコアこそ同点だけど、実際は3対0で負けているようなものなんだ)」 後半の45分間だけであの森崎から3点も奪わなければならない苦労を考えるだけで気持ちが滅入る。 だから、このカットを成功させることで少なくとも流れはこちらにあることを確認しておきたかった。 沢田「そのパス、通させません!」 ライアン「(くっ…この人、僕と同じくらいの身長なのにとっても巧い。でも、だからこそ挑戦し甲斐のある相手だ!)」
[39]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 23:28:05 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ライアン→!card+ パス39= ============ 沢田→!card+ カット39= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→ジョルジュにボールが渡る(奇数:ミドルシュートを撃つ 偶数:前半終了) =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了 ≦−2→沢田がボールを奪う。前半終了 【補足・補正】 ライアンのカードがダイヤで『ピンポイントパス』で+5 沢田のカードがダイヤで『MFの嗅覚』で+3 その他は>>15を参照してください。
[40]森崎名無しさん:2012/03/03(土) 23:28:31 ID:??? ライアン→ スペード3 + パス39=
[41]森崎名無しさん:2012/03/03(土) 23:29:13 ID:??? 沢田→ ハート5 + カット39=
[42]森崎名無しさん:2012/03/04(日) 00:00:18 ID:??? 沢田が森崎を呼び捨てにするとは!
[43]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/04(日) 00:06:09 ID:??? >>42 今回の場合は沢田の心象を説明する文章なのでセーフです。 でも、自分より格下と思っている相手にはこの限りじゃないのが沢田の怖いところw ============ ライアン→ スペード3 + パス39=42 沢田→ ハート5+(有利+2) + カット39=46 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→沢田がボールを奪う。前半終了 ============ 沢田がすぐにライアンのチェックにいけたのも、 山森がボールを奪われた時相手がどうして来るかを読みきっていたからである。 沢田「(体格的にこの選手にはロングシュートは撃てない。ならば、できるだけ近い選手にボールを渡すはず)」 彼の予想は正しく、ライアンのパスは吸い込まれるように沢田の足元へと収まった。 ライアン「し、しまった!」 沢田「(僕だって自分より大きな選手を何人も倒してきた。君のような小さな選手ならなおさらね)」 ピッピイイイィィィィッ!! アンナ「ここで前半終了のホイッスル!当初の予想を覆す0対0のジリジリとしたロースコア! お互いに守備陣が奮闘した、厚い試合展開が続いていますね」 ニーナ「その分攻撃陣にあまり元気が見られませんでしたね。 きっと後半戦こそは度肝を抜かれる得点シーンを見せてくれることでしょう」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24