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【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
[978]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/08(火) 11:22:55 ID:??? 森崎「まずFWは左から反町、マーガス、新田だ。 基本はサイドからのセンタリングからマーガス、反町に合わせる形になるが 新田もチャンスがあったら積極的に狙って行ってもいいぞ」 反町「前線での積極的な守備も俺に任せてくれ。初めからエンジン全開でいかせてもらう」 マーガス「センターフォワードとして、仕事を果たしてみせるぞ」 新田「任せてくださいよ。この新田瞬が必ずゴールを決めて見せますって!」 森崎「もしもラムカーネが俺の影…分身というのなら、少なくとも俺と同等の力量は持っているはずだ。気をつけろ。 くそっ、アリティアカップでたったの2失点しかし無かったこの俺の実力が憎いぜ」 シェスター「はいはい。立派な成績だってのは分かってるから自慢話じゃなくて作戦話といこうじゃないの」 森崎「まま、そう急かすなよ。MFは前を小豆沢さんとビクトリーノ。後ろをシェスターと早田に任せたい」 小豆沢「僕が左だね。サイドアタックがうまくいかないときは僕が巧く組み立てて見せよう」 ビクトリーノ「普段はこのおっさんのフォローに回るが、攻撃の機会があれば俺は積極的に上がらせてもらうぜ」 シェスター「中盤の底の指揮は俺に任せなよ。相手の出方がわからないからなんとも言えないけど…」 早田「深く切りこませることなく、中盤ラインで食い止めるのが俺たちの仕事ってわけだな」 森崎「二人共パスに長けてるから、攻守の切り替えもそれほど難しくないと思うんだ。頼んだぜ。 そしてDFは左から中里、リンダ、それと……」 シーマ「あら、貴方とこうして会うのは初めてだったかしら。私はシーマ。アカネイア王国の女官を務めているわ」 森崎「こ、こりゃあどうも。デヘヘへ」
[979]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/08(火) 11:24:39 ID:??? 密かな恋心を抱いているミネルバのような年上の美人の登場に、思わず森崎の頬がゆるむ。 そんなだらしない態度を知ってか知らずか、リンダが少し詰め寄るように言う。 リンダ「で、森崎くん。私たちはどういうふうに動けばいいの?」 森崎「お、おう。中里は俊足を生かしての相手のパスコース封じ、リンダはDFやGKへのブースト、 そんでもってシーマさんは……なにか得意なこととかありますか?」 シーマ「強いて言うならばブロックね。でも、私が守備が得意なことを見抜くだなんてなかなかやるじゃない。 こうしてDFに配置されたってことは、きっとそういうことなのでしょう」 森崎「へ?……そ、そうなんだよ!見るからに粘り強いディフェンスをしそうな お嬢さんだと初印象から決めておりました!」 シーマ「ふふ、それは喜んでいいことと受け取っておくわね」 リンダ「(なによ、デレデレしちゃって。ちょっと前までは私に鼻を伸ばしてたくせにさ。 ……って、なんで私こんなこと考えちゃってんの?今は試合前なんだから集中しなくちゃ)」 ある事件をきっかけに自分に対して妙によそよそしくなった森崎を睨むのをやめて、リンダは我に返る。 森崎「そしてGKはもちろんこの俺だ。相手は仮面をつけた謎の集団だが、GKの正体だけははっきりと分かっている。 よく見てくれ。アイツの姿を。俺と全く同じ姿をしているだろう?」 早田「確かに見れば見るほど瓜二つだ。双子と見間違うようだぜ」 マーガス「いや、待ってくれ。奴の髪の毛。僅かにだが金色に輝いていやしないか?」 中里「なんと、拙者意外にも見えるものがいるとは驚き。素晴らしい視力でござるなマーガス殿」 マーガス「いやあ、これも日頃のノゾ……じゃなかった。訓練の賜だぜ」
[980]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/08(火) 11:51:33 ID:??? 中里「(言わなくとも拙者には分かってますぞマーガス殿。かの『千里眼の術』に匹敵する お主の視力を養っているのは生半可な努力ではないことくらい。……ニンニン)」 同じく涙ぐましい努力(?)により瞬間的に標的を追尾しロックする超人的な視力を持つ中里は人知れず頷いていた。 シェスター「そういえばさっきあの男がお前の影とかなんとか言っていたが、何かヤバイ事情がありそうだな」 森崎「……ああ。詳しいことは後から話す。今はとにかくあの不気味な仮面集団を打ち破るぞ」 一同「「「「「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」」」」 一方、仮面の男たちに囲まれながら陣頭を取るラムカーネ。 全ての選手が仮面の力で意思を縛られ、 自分の思うがままの人形となっているこの状況に満足気にほころんでいた。 ラムカーネ「……というわけだ。もう一度確認するぜ。テメェらは俺の野望を叶えるために死力を尽くせ。 まぁもっとも、こんな石っころに我を失う程度の連中だ。 こうして俺の役に立てることをありがたく思うんだな。うっけっけっけ」 仮面の男たち「ウキキ……モリサキ様に逆らうもの、ミナツブス……」 ガーネフ「ふぉふぉふぉ……闇のオーブの力を甘く見る事なかれ。 どんな人間にも欲望というものは少なからず存在する。 その隙間に入り込み、心の奥底にしまいこんだ力を増幅させるのに苦労はいらぬのじゃからのう」 ローロー「ウッキッキー。そんじゃ行くぞ兄弟たち。アイネに負けないように俺たちも頑張るぞー。 ……ところでクライネ。お前は一緒にサッカーしないのか?」
[981]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/08(火) 11:52:59 ID:??? ベンチの奥で形だけはチームマネージャーのような姿で佇むクライネに声をかけるローロー。 別の任務のためにアカネイア王宮へと忍び込んだアイネとは別れ、こちらに合流していた。 クライネ「いいわよ。こんな幼稚な玉蹴りごっこなんて。埃っぽいし泥で汚れるだけだわ」 ローロー「そっかー。残念だなー。中山もきっと残念がると思うぞ。ウキキ」 クライネ「はぁ?なんであの平凡ゴミクズの名前が出てくんのよ。いいからさっさと奴らを潰してきなさい」 ローロー「ウキキ。よーし、いくぞいくぞー」 クライネ「……ま、アイネの仕事が終わるまでの退屈凌ぎにはなりそうかもね。 精々私を楽しませなさいな。ゴミクズの集まりさんたち」 元気よくピッチに飛び出すローローの後を続いていく仮面の集団を蔑みながら呟くクライネ。 だが、何か違和感を感じる。ドブ臭い排水口をかけずり回された屈辱を思い出すかのような匂いがどこからか漂ってくるのだ。 クライネ「あーもー!あれだけ洗ったのにまだ匂いが残ってるとか最悪!」 怒りに任せて髪をかき乱し、すぐに直前の行いを後悔し手櫛で長く整ったブロンドを整えるクライネ。 クライネ「(それにしても、王様気分でふんぞり返ってるあの男の滑稽なこと。 アンタだってそのオーブの力がなくちゃ一人で何にもできない同じゴミクズの分際のくせに)」 退屈そうな眼差しの先をフィールドの中央へと向けるクライネ。 そこには見るからに平凡で地味な男二人が鏡で移したかのように火花をちらしつつ睨み合っている。 異なる思想、異なる正義を掲げ、二人の『キャプテン森崎』の戦いが、始まろうとしていた―― =========== 続きは次スレにて↓ 【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1336007101/l50
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0ch BBS 2007-01-24