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キャプテン森崎外伝スレ10
[235]なん雑212:2012/04/07(土) 21:26:11 ID:??? ★貴音 シュート( ダイヤJ )12+( 1 + 2 )=15★ ★真 セーブ力( ダイヤ2 )15+( 2 + 3 )=20★ 【シューター】−【キーパー】≦0→キーパーがゴールを守る! 真はもう一度、ギリギリまでシュートを見極めるためにじっと動かない。貴音も微動だにしない。 張りつめた空気。私は真の選択をとやかく言うつもりはない。反応は出来る。ならば後は届かせるだけなのだ。 貴音「・・・そこ!」 貴音のシュートから一歩遅れて左に飛ぶ真。先ほどの神崎と同じくゴール隅を狙ったシュート。 しかしスピードはさっきのシュートよりは遅い。真ならば止められるかもしれない。いや、止めてくれる。 真「うりゃーっ!」 貴音「・・・!」 真「や・・・やったーーーっ!!」 見上「届いた・・・!」 思わず立ち上がり、叫んでしまった。弾いた。それは勘違いではない。ボールが跳ね返り、コロコロとペナルティエリアから転がる。 Bチーム最後のシュートを見事、真は防ぎAチームに勝利をもたらしたのだ。Aチームの各々が立ちあがり真目掛けて走っていく。 1 2 3 4 5 Aチーム ○ ○ ○ ○ ○ Bチーム ○ ○ ○ ○ ×
[236]なん雑212:2012/04/07(土) 21:27:16 ID:??? 響「真ーっ!自分は真なら絶対絶対大丈夫だって信じてたぞー!」 歌鈴「や、やりましたね真さん!」 ゆかり「私たちの勝ちなんですね・・・!」 みく「やったにゃ!大手柄にゃ!」 卯月「やったーっ!」 星花「やりましたわ!」 雅「やったねぇ!」 有香「Aチームの勝利だ!やったぞ!」 かな子「やったよー!」 真「皆、ありがとう!!皆が頑張ってくれたおかげだよ!ボクたち、勝ったんだーっ!」 見上(一人足りない気もするが・・・・奴は奴なりに勝利に貢献したのだ。野暮は言う必要もあるまい) 口惜しいが、私が何かしたから勝利したわけではない。この勝利はAチームの連中が引き寄せた結果だ。 だが、今この時だけは監督面をして勝利の余韻に浸らせてもらったとしても構わないだろう・・・。
[237]なん雑212:2012/04/07(土) 21:28:23 ID:??? 負けたBチームの面々は確かに悔しそうだったが、潔くまっすぐにこの敗北を受け入れていた。 ここまで試合を戦い、自分たちと同じく頑張っていると認めてくれたのだろうか。だとすれば嬉しい話だ。 音無「・・・・お疲れ様です、見上監督」 見上「音無さんも、色々とお疲れ様でした。それと・・・音無さんには残念な結果でしたね。 ありがとうございます。そうなるかもしれないとわかっていて、色々と面倒を見てくださって」 音無「構いません。って言ったら嘘になっちゃいますね。あはは、勝てないとは思ってたんですけど・・・。それでも悔しいものですね」 いい言葉を思いつかなかったのもあったし、音無さんが言葉を欲していないことを何となくわかった。私は静かに選手たちを見つめる。 勝ち、これから本当の戦いへ繰り出すであろうAチーム。そして、敗れこの機を失ったBチーム。 どこにでもある勝者と敗者の構図。だが、それ以上の何かがこの両者の間にはある。そう信じられるだけの光景が広がっていた。 貴音「真。よき、気迫でありました。私たちの負けですね」 真「貴音・・・。ありがとう。Bチームもとても強かった。だから、ボクたちも頑張れたんだ」 あずさ「響ちゃんお疲れ様〜。私たちの分まで、IAリーグ頑張ってね」 響「当然っ!Bチームの夢もAチームのみんなも、自分たちが頂点に持って行くから、見ててよね!」 見上(まったく・・・こういう光景を見ていると何故自分は選手でなく監督なのだろうと思ってしまうな。 おめでとう。真に響、そしてAチームの皆)
[238]なん雑212:2012/04/07(土) 21:29:33 ID:??? そして、その夜。帰社した私と音無さんを待っていたのは高木社長と衝撃的な言葉だった。 見上「すみません。どういうことなのでしょうか。もう一度説明お願いします」 音無「そうですよ社長!わけがわかりません!」 高木「そ、そう怖い顔をしないでくれたまえ。私としても不測の出来事なのだからね。だから・・・」 彼がさっき放った言葉は私たち二人を凍りつかせた。彼の言葉、それはどちらも落選しないということだった。 しかしそんなことを言われて私たちが納得するわけがない。何のために今日の試合、そして選手たちの必死な努力があったのか。 私たちの声に怒りが籠ったのも仕方のないことだっただろう。 高木「突然チームの枠が一つ空いてね。抽選で枠を増やせるプロダクションを決めたのだが・・・それに我が社が当選したのだよ。 だからAチームもBチームも、共にIAリーグに出場し頂点を目指して競い合って欲しい!・・・ダメかね?」 音無「ダメってわけではないんですけど・・・その」 見上「納得しかねるものがあります」
[239]なん雑212:2012/04/07(土) 21:31:40 ID:??? 唐突すぎるし、765プロにとって都合が良すぎる展開なのだ。受け入れがたいという感情も生まれよう。 しかしこんな小さなプロダクションがそれだけのことをするほどの資金も影響力もあるとは思えない。 偶然の幸運と納得する他ないのだろうか。確かに大団円なのだが、少し引っかかるものがある。 音無「・・・でも、Bチームの皆にまたチャンスが生まれたんですよね。それはよかったって思います」 見上(音無さん・・・) 見上「そうですね。両チームもIAリーグに参加できる、そのことを今は素直に喜ぶべきでしょう」 高木「それはよかった!それとだね、見上くん。君を正式に社員登録したので今後ともよろしく頼むよ。こちらが社員証だ」 見上「ありがとうございます。・・・・・・・・・・・・・あの、すみません高木社長。私の視力が急激に落ちていなければ、この社員証。 私がプロデューサーということになっているのですが?」 高木「見間違いではないよ。見上くん、君は今日から765プロのプロデューサーだ」 音無「やりましたね、見上さん!・・・いえ、プロデューサーさん!」 見上「悪乗りしないでください、音無さん。高木社長、私は監督ということで雇われているはずです。これでは話が違いますよ」
[240]なん雑212:2012/04/07(土) 21:32:56 ID:??? 高木「そう怒らず聞いてくれたまえ。IAリーグで監督を務められるのは、プロデューサーか事務員、もしくは社長と決まっているのだよ。 我が社では現在事務員を採用していなくてね・・・便宜上、プロデューサーとして見上辰夫を採用したというわけだよ」 見上「むぅ・・・わかりました。あくまで業務が監督ということであるならば構いません」 なんだか乗せられているような気がしなくもないが・・・名前以上の事をしなければ大丈夫なはずだ。 私にプロデュースをする気は全くない。名目上だけならば問題はない。ないはずだ。 音無(やった!やりましたよ社長!ふふふ、名前だけだと思ったら大間違いですからね!) 高木(うむ・・・まさかこうも上手くいくとはね。頼むぞ見上くん。君の手でトップアイドルをプロデュースしてくれたまえ!) To be continued・・・・・・?
[241]なん雑212:2012/04/07(土) 21:47:18 ID:??? 前スレ781から始めさせていただいた、見上とモバマスの外伝の導入部(予定)はここまでです。 予定より長くスレを乗っ取ってしまい、これから始めようとしている方には迷惑をかけてしまったかもしれません、すみません。 独立に関してなのですが私自身はやるつもりであったりします。コメントが特にないのはちょっと不安なのですが。 もし独立にご賛成いただけるようでしたら私が未だ考え付かない作品タイトルを添えていただけるとありがたいです。 外伝スレでは、ここまでで。独立した場合は独立スレでもよろしくお願いします。 参加者の方々、ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。 色々ミスがあったり、行間が詰まってたりと、そんな中もご参加いただき感謝しています。
[242]森崎名無しさん:2012/04/07(土) 22:02:34 ID:??? 乙でしたー タイトル案はありきたりだけど プロデューサー見上 イレブンマスター とか? 独立スレも楽しみにしてます
[243]森崎名無しさん:2012/04/07(土) 22:25:21 ID:??? 乙 見上プロデュース 見上がシンデレラガールズをプロデュースするようです 見上の野望 シンデレラの系譜 独立応援するよ〜
[244]森崎名無しさん:2012/04/07(土) 22:27:04 ID:??? タイトル案 アイドルサッカー モバマスのキャラはあまり知らないから期待してます
[245]森崎名無しさん:2012/04/07(土) 22:36:49 ID:??? アイドルマスターがメインなわけだから、「アイドル」は入れたいところだね
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0ch BBS 2007-01-24