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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[278]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/25(金) 03:15:37 ID:??? >ビクトリーノ → イスラス 森崎は前半いきなり反則をもらい怪我をしてしまったビクトリーノのことを考えていた。 南米特有の明るいノリの彼は一向に平気な素振りを見せてはいるが、プレイの精度は明らかに落ちている。 それでも彼の攻撃力、守備力の高さを考えればあまり引っ込めたくはなかったのだが、 今、このチームには彼の働きをしっかりカバーしてくれそうな人材がいる。 森崎「後半はビクトリーノに代えてイスラス、お前に出てもらうぞ」 ビクトリーノ「おいおい、俺がいなくて大丈夫か?それとも怪我人はおとなしくしてろってか?」 森崎「その両方だよ。一応将来のチームメイトの一人にこれ以上負担はかけさせたくはないし、 なによりあの程度の連中にこれ以上手こずるようなことはないさ」 ビクトリーノ「言ってくれんじゃねーの。それじゃまぁ、監督の意向通りにおとなしく引っ込んでおくかね」 やはり本人も自分の体を第一に考えていたのだろう。無利に出場して先に待つリーグ戦へ悪影響を残すわけにはいかないのだ。 イスラス「お前の走りは十分に見させてもらった。後半は俺の走りを目に焼き付けておけ」 ビクトリーノ「嬉しいねぇ。こうして同じ俊足プレイヤーとして出会えたのも何かの縁だしな。 じっくり見物させてもらうとするかね。参考程度にはなるだろうな」 イスラス「ふっ……」 森崎「(南米と欧州、それぞれのスピードスターか。今回は叶わなかったが もしも二人同時に使うことが出来れば色々な戦術が試せそうで愉快なことになりそうだぜ)」 共にトップクラスのスピードを誇りながら、それ以外の能力も決して見劣りするところはないこの二人。 彼らのような性格こそ真逆ながら、良きライバル関係を築いている男たちのことを森崎は思い出していた。
[279]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/25(金) 03:17:41 ID:??? 森崎「(オグマのライバル、ナバール。今頃どこで何をしているんだろうか。 オグマの話じゃタリス島の反乱鎮圧で見かけたらしいが、その後はどうしてるんだろうか)」 前大戦ではあまり交流することはなかったが、実力者として十分に記憶に残っている紅の剣士。 そういえば彼も元はサムシアンという盗賊団の用心棒だったが、裏切ってアリティア軍へと加勢した経歴を持っている。 どこか影のある雰囲気、黒の長髪などなどイスラスとナバールに似たような印象を森崎は感じていた。 森崎「ああいうキャラのことを『ナバール系』とか言うんだろうなぁ。 ……まぁ、今はそんな事よりもミーティングだ。他に何かチームデータをいじるところはあったかな?」 ☆どうしますか?(残り行動回数0回) A フォーメーションチェンジ B ポジションチェンジ C メンバーチェンジ(残り2人) D 試合再開 ※A〜Cは行動回数を消費しません。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[280]森崎名無しさん:2012/05/25(金) 05:15:16 ID:EY2lrO42 D
[281]森崎名無しさん:2012/05/25(金) 06:07:13 ID:uLWFwwXU D
[282]森崎名無しさん:2012/05/25(金) 08:07:28 ID:??? ナバールは「あまり交流することはなかった」なんてレベルを遥かに突き抜けていたような…… 再開したら改善の余地はあるのかしら
[283]森崎名無しさん:2012/05/25(金) 08:56:57 ID:??? 確かオグマが死んでから仲がこじれたんだよね。
[284]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/27(日) 07:43:44 ID:??? >>282-283 ナバールの評価が激減した原因は既に解決してますからね。後は二人の縁次第でしょうか。 ============ >D 試合再開 チームデータを整え終えた森崎たちアリティア特別選抜は意気込み新たに後半戦へと向かう。 森崎「よし、後半も気を抜かずにいくぞ」 一同「「「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」」」」 対する闇の軍団。闇のオーブの魔力により、力を増幅させる仮面で意識を縛り付けられている選手たちに意思はない。 このチームの全てが超モリサキ、ラムカーネの思うがままなのである。 ラムカーネ「さーて、このまま前半戦のような温いサッカーを続けてたんじゃ何時まで経っても点は取れねぇ。 そろそろ俺様の本物らしい本気ってやつを偽物野郎に思い知らせてやるべきだな」 ガーネフ「ふむ。して、一体何を企んでおるのじゃ?その顔からしてよほど面白いことを用意しておるのじゃろう?」 ★さ〜て今週の策略は?→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→後半は俺がフィールダーで出る。代わりのキーパーには『奴』を使え ハート→役立たずどもの闇の魔力をもっともっと増幅させろ。体の負担?んなもの知るかよ スペード→奴らを動揺させるために嘘の情報を吹きこんでやるぜ クラブ→奴らのドリンクに特製下剤を仕込んでやるぜ JOKER→Cローロー「待ってくれ森崎。少し俺の話を聞いてくれ!」ラムカーネ「なにィ…?」
[285]315:2012/05/27(日) 08:21:10 ID:??? ★さ〜て今週の策略は?→ ダイヤJ ★
[286]森崎名無しさん:2012/05/27(日) 09:43:22 ID:??? おおっ、イベント前倒しかな?
[287]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/27(日) 09:58:41 ID:??? >>286 そうですね。ただし相手チームが更に手強くなったのも事実。お気をつけて! =========== ★さ〜て今週の策略は?→ ダイヤJ ★ >ダイヤ→後半は俺がフィールダーで出る。代わりのキーパーには『奴』を使え =========== ラムカーネ「どいつもこいつもヤル気が見られねぇにもほどがある。 あのまがい物野郎がいるゴールにさえボールを届かせられないとはどういうことだ」 ガーネフ「ふぇふぇふぇ。あの早田という男の張り付くような守備にやられとるのう。 シェスターという身軽な小僧の『才能』という壁が立ちはだかってるようじゃ」 ラムカーネ「ぐっ…なーにが『才能』だよ!そんなもの無くたっていくらでもやりようはあるんだよ!」 自信に圧倒的に足りていない『才能』を補うため、様々な思考を巡らせるラムカーネ。 彼の考えがたどり着いた先は、新たな『駒』の登板だった。 ラムカーネ「おいガーネフの爺さん。『奴』の用意はできているんだろうな」 ガーネフ「そうじゃのう。しかし、あのGKというポジションはお主にとって特別なものではなかったのかの?」 得点力を求めるために自分を前線へあげる。1点を追う現状、この判断は間違ってはいない。 だが、そのために自分が一番好きなポジションを他人に明け渡すのはどうなのかとガーネフは尋ねる。 ラムカーネ「……何が言いたい。俺のやることに文句つけようってのかよ」 ガーネフ「いやいやいや。しかし、不思議な事じゃな。『奴』のような才能に恵まれた守り手がいるのなら 初めからあの者にゴールを任せておればよかったと。なぁに、ただの素人の呟きなど気にするなて。ふぇっふぇ」 ラムカーネ「くそっ、俺だって本当なら誰にもゴールマウスは渡したくねぇよ。 だがあの役立たずの連中にはもう任せておけねぇんだよ。前半の情けない展開で俺はそう判断したんだ」
[288]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/27(日) 09:59:48 ID:??? 勝利するため。偽物の森崎から肉体を取り戻すための苦肉の策だと言わんばかりに顔をゆがめるラムカーネ。 そんな苦々しく呟く様子を、ガーネフは楽しそうに目を細めて眺めていた。 ガーネフ「(そう、それで良いのじゃよ。大局を読めず目の前のことばかりに囚われているようでは人の上には立てん。 一時の恥など忘れなされ。お主に待っているのは全ての者の上に君臨する約束された栄光なのじゃから……)」 ??????「…………」 他の選手と同じように仮面をつけられた男がベンチの隅にて膝を抱えている。 ラムカーネ「おい、出番だぜ。後半はテメェにゴールマウスを譲ってやる。ありがたく思うんだな。うけけっ」 ??????「……了解した」 その男はゆっくりと立ち上がると自分より一回りも小さいラムカーネの前に歩み寄る。 ラムカーネの頼りなさ気な小柄な体とは比べ物にならない、堂々とした佇まいは正に鉄壁の名を冠する姿だ。 だが、彼の『パーフェクト』たる冷静な心は闇の力に包まれ黒ずんでしまっている。 優れた技術を持ちながらも、その実力を発揮できる環境は彼には用意されなかった。 チームの負担は常に彼の双肩に伸し掛かり、その『黄金』の輝きはくすみ、悲しいほどに錆び付いてしまっていた。 ??????「(俺は……あの日、あの場所で全てを狂わされた。あの男に敗れたあの瞬間に、全てを……)」 脳裏に焼き付いているのは間違いなく完璧に相手を抑えこみ、勝利の歓声に沸く自分たちの喜ぶ姿。 しかしその栄光は別の記憶に塗りつぶされてしまった。そう、今目の前にいるあの男の力によって。
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0ch BBS 2007-01-24