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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[355]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 00:25:51 ID:??? 乙でした〜
[356]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 04:36:25 ID:??? >>355 乙ありがとうございます。早起き?してしまったので時間がある内に更新です。 ============ 上背のある選手の多くはドリブルを苦手としている。 空中戦や競り合いなどでは頼もしくもなるその長い足や頑丈な腿が ドリブルでは細かな動き、相手を揺さぶり振り切ることを難しくさせるからだ。 もちろん足元の優れた技術や強靭なフィジカルで、この弱みを打ち消している選手もいる。 そしてマーガスも、先程見つけた自分の新たな長所『出足の速さ』を有効に使い突破を試みる。 マーガス「最初の一歩で勝負は決まる。半ば博打に近いが、まともな勝負じゃ相手にならないしな」 このフィールドのどの選手よりも、きっと自分の歩幅が一番大きいはず。 無理なフェイントやクイックは使わず、飛び越えるような動作で抜きにかかる。 Cローロー「くっ…!(長身の選手だからこそ出来る一見雑だが、最速での突破にはこれ以上の動きはない)」 しかし、このCローローも一般的な体格に比べれば長身の選手に分類されていた。 だからなのだろう。マーガスの前進に合わせるように、無理なく後退することができたのは。 マーガス「追いつかれるものか!このまま振り切ってみせる!」 それでも追いつけなかったのはやはり絶対的な身長差があるからだろう。 190cmオーバーの超上級。その存在感だけでも立派な才能と呼べるその選手に追いつくためには 日本人の平均をわずかに上回る程度の身長のレベルではとても対抗できるものではない。 Cローロー「(どうして、どうしてだ。俺の僅かに高い程度の身長ではこの『才能』の差は埋められないとでも言うのか。 松山には切り返されても崩されない粘り強さが。三杉には相手の行動を先読みできるセンスが。 早田には振り切れさせないキレの良さが。次藤には競り負けない圧倒的なパワーが。 そして石崎には何者にも屈しない絶対的なガッツがあるのに。……俺には、俺には何もない。 力が欲しい。才能が欲しい。どんな手段でもいい。俺は……森崎とともに世界で戦える『資格』が欲しい!)」
[357]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 04:37:32 ID:??? ボウッ!! Cローロー「俺は……俺はァーーーーーっ!!」 侵略すること火のごとし。中山の奥底に秘められた炎は、不遇な自分の運命を認めずに抗おうとどす黒く燃え上がる。 マーガス「なっ……こ、こいつ…… (俺はこの選手の動きを知っている…?確か、あの時は猪みたいな我武者羅に突っ込んでくるだけの……)ぐわあああっ!!」 ドガアッ!! マーガス「(そうだ……あの時、WY大会の準決勝でシュナイダーに怒りをあらわに突っ込んできた……あの間抜けな男に似ているんだ……)」 シュナイダーの危機をとっさの判断で救ったあの時とは状況が違った。 あの瞬間以上の迫力と狂気で吹き飛ばされたマーガスは、歯を食いしばって痛みを堪えることしかできなかった。 Cローロー「は、はは……そうだよ。俺にだってやれるんだ。今の俺には『力』がある! 闇のオーブさえあればもう何も怖くはない。もう誰にも森崎は傷付けさせない。 シュナイダー?コインブラ?あんな奴ら目じゃないさ。ははは、はははははははははっ!!」 Kローロー「(こ、これは……どういうことだ?彼自身の技術は正直見てられるものじゃない。 おそらくこのフィールドに居る選手の中でも下から数えたほうが早いレベルだ。 だが、この仮面から送り込まれる力が……彼の身体能力の限界を超えさせているのか!?)」 そしてその力を使う資格が、今の自分自身にもあることを理解すると、ここ数年で失われてきた自信がみるみるうちに蘇ってくるのを感じる。 あの悪夢の一戦の敗北によって運命を狂わされたKローローは、目の前で狂喜にも近い笑いをあげるCローローの姿を誇らしく思った。 ガーネフ「ふぇっふぇっふぇ……実に心地よい空気じゃ。弱き者よ。お主が願えば願うほど闇はお主を深く染めてゆく。 そしてその闇はいずれこの間違いだらけの世界を包み、真に正しき我等の楽園を築きあげるのじゃあ……!」
[358]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 04:38:41 ID:??? クライネ「ちょっ…ちょっと、なんなのよアイツ。急にネジが飛んじゃったように笑い狂っちゃってさ。 ゴミクズはゴミクズらしくもっと地味にしてなさいよ……」 本来ありえない才能と力量の差を瞬時に埋め、入れ違えさせた闇のオーブの力を前に喉を鳴らすガーネフ。 しかし、Cローローの正体である中山政男という平凡な男を知っているクライネは違和感しか感じられなかった。 ラムカーネ「くっくっく……そうだ。それでこそ俺の知っている中山だ。 お前は強い。どんな奴にも絶対に負けない強さを持っていてこその『中山さん』だからなぁ…。 本当にお前は俺の最高の『相棒』だよ!さァ、俺にボールを預けてくれ!」 Cローロー「はははは!任せてくれよ森崎〜!」 ドシュウウッ!! 大きく蹴り上げられたロビングは勢いを増しアリティアの陣営へと向かっていく。 後半も既に15分が経過していた。本物の森崎の体を取り戻すべく、ラムカーネは『相棒』からのボールを受け取るために走る。 早田「くっそぉ!止めるぞシェスター!こんな単調な縦ポンサッカーなんぞやらせっかよ!」 シェスター「そうだね。(でも、見れば見るほど森崎とそっくりだよねこいつ。本当にどっちが『本物』なのか見分けがつかないほどに…)」 ラムカーネ「へっ、偽物野郎の下についた哀れな脇役共が。『キャプテン森崎』様の邪魔をしてんじゃねぇ!どきなっ!」
[359]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 04:40:09 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★ラムカーネ→!card+ 競り合い43=★ ============ ★早田→!card+ 競り合い43+(人数補正+2)= シェスター→!card+ 競り合い45+(人数補正+2)=★ !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→ラムカーネがキープ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (新田がフォロー)(反町とBローローが競り合い)(Jローローがフォロー) ≦−2→アリティア特別選抜がボールを奪う 【補足・補正】 シェスターのカードがダイヤ・ハートで『スパイラルチャージ』で+3(吹っ飛び4) その他は>>10を参照してください。
[360]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 04:41:09 ID:??? ★ラムカーネ→ ダイヤ7 + 競り合い43=★
[361]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 04:46:11 ID:??? ※こぼれ球の判定先を修正します。 (Hローローがフォロー)(Iローローとシーマが競り合い)(中里がフォロー)
[362]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 04:46:19 ID:??? ★早田→ クラブ3 + 競り合い43+(人数補正+2)= シェスター→ スペード8 + 競り合い45+(人数補正+2)=★
[363]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 05:05:27 ID:??? ★ラムカーネ→ ダイヤ7 + 競り合い43=50★ ★早田→ クラブ3 + 競り合い43+(人数補正+2)=48 シェスター→ スペード8+(有利+2)+ 競り合い45+(人数補正+2)=57★ ============ ラムカーネはダッシュの勢いをつけて飛び上がる。小柄な体格も速度が付けば相応の圧力にはなる。 早田「ぐっ…ちいっ!」 衝撃に負けて体制を崩され、膝をつく早田。だが、彼がある意味『盾』となってくれたおかげで 後ろに控えていたシェスターが万全の動きが出来たというものだろう。 シェスター「君には感謝してるよ。森崎の改善点をこうして教えに来てくれるんだから。 おかげで今季のリーグ戦、俺達ブレーメンはかなりいい線行くと思うよ」 バムッ! ラムカーネ「かっ……かかか……!!」 おかしい。何かがおかしい。これまで苦戦することはあったとはいえ、どうにかこうにかして勝利してきたはず。 それがどうにも勝利への、いや、得点までのビジョンが見えてこない。 この鉄壁のダブルボランチを攻略できるプランが、超モリサキ、ラムカーネには見えてこないのだ。 森崎「ナイスディフェンスだシェスター!中盤にアイツがいてくれるだけで俺に全く仕事が回ってこないなぁ」 ラムカーネ「こんな……こんなはずじゃない……違う……俺は……キャプテン森崎は……負け、負け、まけけけけけーーーーっ!!」 ガーネフ「(むっ…やはり闇魔法によって作られた仮初の肉体ではまともに精神をコントロールすることは難しいか。 ちょっと白熱して興奮状態においちってしまったらもうこれじゃものなぁ。どうにかせんと……)」
[364]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/30(水) 05:08:04 ID:??? 野望の片棒を担いでくれる『命の恩人』の行く末をガーネフは一応の心配はする。 自分の悲しみと憎しみを理解し、共感してくれた数少ない存在なのだ。ここで失うわけにはいかないのだ。 ガーネフ「(もっとも、最悪の事態は避けるじゃろ。奴の本能が。『絶対に諦めない』という願いがある限りな……)」 Hローロー「(ふざけんな、俺はまだ一本もシュートを撃っちゃいないんだぜ。折角のリベンジの機会をみすみす逃してたまるかよ)」 Iローロー「(このままじゃ負けちまう。そうしたらミアータのところに帰れない……そんなのやだやだやだっ!!)」 ダダッ!! なかなかボールが渡らない前線の仮面二人組が、ボールをキープするシェスターめがけて走りこんでくる。 中里「シェスター殿!後ろから来てるでござる!危ないでござるよ!」 シェスター「おっと、流石に痺れを切らし始めたってところかな。もたもたしてると囲まれそうだよね。ここは――」 ★シェスターの判断→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→小豆沢って人に任せよう。パスだ! ハート→中里が上がってくれている。ワンツーで振り切ろう。 スペード・クラブ→二人の猛追を振りきれない!仕方ない、ドリブルキープだ。 JOKER→その時シェスターは例の巻物の解読をしてみたことを思い出す。キーワードは『白金』…?
[365]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 05:11:29 ID:??? ★シェスターの判断→ ダイヤQ ★
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0ch BBS 2007-01-24