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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[509]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/06(水) 14:58:52 ID:??? ★イスラス→ ハート9 + ドリブル45+(高速ドリブル+4)=58★ ★ラムカーネ→ ハート3 + タックル45=48★ 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→イスラスが突破。そのままドリブル。 ============ イスラス「(この下郎が言うように、確かに俺は一度あの暗黒の力に飲み込まれた)」 誰よりもかけっこが速くなりたい。幼い子供なら一度は願わずにはいられない純粋な願いである。 しかし、イスラスにとってその願いは過去に深く心を傷付けられた重大なキーワードでもある。 目の前でトラックに跳ね飛ばされる友人。あのとき自分が後少しでも速ければ。彼に追いつけるほどのスピードを持っていれば。 その時の後悔はイスラスに無意識に力を求める性格を植え付けさせた。誰よりも速く、速く、駆け抜けられる速さを欲した。 そして彼もまた他の仮面の男たちと同様に、その夢を叶えるための契約を結んだのである。 イスラス「(だが、俺の求めた速さは違う。他人を引きずり下ろすことで自分が速くなったと錯覚させられただけだった。 こんな力じゃ俺は何時まで経ってもアイツに追いつけやしねぇ。あの『光の速さ』のように駆け抜けるアイツの足には…)」 自らの右脚で踏み割ったあの仮面は笑っていたように思えた。やはり走る分にはあの仮面は邪魔すぎる。 自分はより速く、気持よく走ることを望んでいるのだ。やはり風を顔で感じることで、今自分は走っているのだと強く実感できる。 ラムカーネ「馬鹿なやつだ。その仮面は闇のー部に蝕まれた精神を守ってくれるのさ。俺の忠実に指示を聞き入れ理解できるようにな。 それをテメェは捨てやがった。俺に支配されるというありがたさを自ら放棄しやがった!」 イスラス「今度は王様気取りかよ。滑稽なキャプテンがいたものだ。 今に見てろよ。俺以外にも必ずテメェの傲慢な支配から逃げ出す奴がいるはずだ」 ラムカーネ「逃げられねぇよテメェは。いくら速く走ったって、いつかは追いつかれる! 既に全身に痛みが回り始めているはずだ。仮面を失ったその不完全な肉体が悲鳴を上げるぞ!」 イスラス「……追いつかれるものかよ。どこまでも……振り切ってやる!」
[510]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/06(水) 15:03:11 ID:??? ビュンッ!ギュンッ!シュパアッ! 足の回転を上げて、左右への激しい揺さぶりを織り交ぜる。 ビクトリーノのスピードが『直線的』ならば、イスラスのスピードは『変則的』と言えるだろう。 ビクトリーノ「直線の短距離走なら俺のほうが速いが、トラックコースだったら……ギリギリ俺の勝ちかな?」 口では強がっていたものの、曲がるときに減速しないあの足の驚異的な回転はビクトリーノには無いものだった。 ビクトリーノ「(さらに相手を幻惑させるブレーキングもうまいんだよな。まぁ単純なスピードならまだまだ俺のほうが上だけど)」 ラムカーネ「(うぎぎ……どいつもこいつも……俺の邪魔をしやがって……ゆ、許せねぇ…… それだけ走れるくらいの才能を持ちながらさらに力を求めるその図々しさが許せねぇ……!)」 闇のオーブの力に頼らなければとても一流の世界などには食い込めない自分の境遇が憎らしい。 こんなの間違っている。自分が最も努力をしているはずなのに。周りの人間はみんな他の存在を褒め称える。 憎たらしい。許せない。才能を持つ存在が許せない。自分より優れた存在が許せない。 ラムカーネ「(なんでだよ……これじゃあ俺が今までやってきたことがバカみてぇじゃねぇか……! 一体何のために……奴らの性格を歪めてまで……それでも俺は……頂点に立てねぇってのか……!!!!!!)」 徐々に離されていくイスラスの背中を恨めしそうに睨むことしかできなかった。 自分が中心に立ち、輝けるために。様々な画策を練ってきたはずなのに。 結局は才能に優れた者に自分は蹴落とされていくしかないのか。そしてそれが『森崎有三』の運命だとでもいうのか。 ラムカーネ「違う……こんなの間違ってるんだ……認めねぇ……俺は絶対に認めねぇ……」 ガーネフ「(いかん、そろそろ魔力で構築した肉体が限界を迎える時間か。 しかし……お主のその苦しみを理解できる者は残念ながらおらぬな。この儂以外にはな……)」
[511]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/06(水) 15:04:28 ID:??? 恵まれぬものにしか分からない苦しみがある。嫉妬という醜い表現だけで押し固められてしまうには収まらないほどの葛藤があるのだ。 そしてその悲しみや欲望は闇のオーブでさえも簡単には取り除いてはくれない。 だからもっと、もっと自分たちと共感できる『駒』を増やして行かなければならないのだ。 イスラス「(あの女店員からもらった『痛み止め』がこんな形で役に立ってくれるとはな。 ……だが、もしも奴の言葉が本当ならこの試合が終わる頃には……いや、今はこの試合に勝つことだけを考えろ)」 さらにスピードを上げて相手陣営へ切り込んでいくイスラス。それを止めに走るのはCローローとAローローだ。 Cローロー「よくも……よくも森崎を!お前は俺が止めてやる!」 Aローロー「ふむ、また君か。悪いが君の動きは既に見切らせてもらったよ」 イスラス「(こいつらも奴の甘い言葉に乗せられているだけなのだろうか。だとしたら……可哀想な連中だ)」 あんな力に頼らずとも強くなることを諦めなければ必ず結果は後からついてくるはずだとイスラスは考える。 だが、彼は知らない。同じく恵まれた才能が無い者だからこそラムカーネに付き添おうとする存在がいることを。 これは彼に才能があるがゆえの無知だった。そしてその存在は仮面でその心を隠し目の前に立ちはだかる。
[512]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/06(水) 15:06:09 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★イスラス→!card+ ドリブル45=★ ============ ★Cローロー→!card+ タックル43= Aローロー→!card+ タックル44=★ !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→イスラスが突破。(奇数:まだまだドリブル 偶数:新田にパスしPA内に切りこむ) =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (小豆沢がフォロー)(反町とBローローが競り合い)(Dローローがフォロー) ≦−2→闇の軍団がボールを奪う 【補足・補正】 イスラスの『倍速ドリブル』でドリブル時相手の人数補正を無効化 イスラスカードがダイヤ・ハートで『高速ドリブル』で+4 イスラスのカードがスペードで『素早いフェイント』で+2 Cローローのカードがダイヤ・ハートで『シャドータックル』で+4(吹っ飛び2) その他は>>10を参照してください。
[513]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 15:06:22 ID:??? ★イスラス→ ハートA + ドリブル45=★
[514]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 15:08:21 ID:??? ★Cローロー→ クラブ5 + タックル43= Aローロー→ クラブ8 + タックル44=★ イス公……
[515]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/06(水) 15:29:34 ID:??? Aローローのタックル値が間違っていました。とりあえず結果だけ。 ============ ★イスラス→ ハートA + ドリブル45+(高速ドリブル+4)=50★ ★Cローロー→ クラブ5 + タックル43=48 Aローロー→ クラブ8 + タックル42=50★ 【攻撃側】−【守備側】 =0→ボールはこぼれ球に。反町とBローローが競り合い ============ 短いですが一旦ここまで。残り5分。勝利のカギを握るのは反町一樹!? 次回の更新は明日以降になりそうです。ではでは〜
[516]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 18:01:08 ID:??? 乙でした フットボールの神よ。ダイスの神よ。ついでに並行世界の神様たちよ…… 反町に勝利を…あとできればドライブシュートを授けたまえ……
[517]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 18:03:01 ID:??? 願わくば芋を司る神様も授けたまえ……
[518]森崎名無しさん:2012/06/06(水) 22:23:58 ID:??? 芋w
[519]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/08(金) 14:21:58 ID:??? >>516 乙感謝です!ここで抑えられれば相手はもうロングシュートくらいでしか足掻けませんからね。注目です。 ここの反町にはミドルシュートよりダイレクトシュートに適正があります。 代名詞のダイビングヘッド然り、某ラスボスと同じ名前の浮き球シュートも覚えたりしますからね…w >>517-518 そんな事言ってると本命の緑髪の神様に怒られちゃいますよ一樹くん? =========== イスラスの高速ドリブルはその素早いスピードもそうだが 瞬時にドリブルの方向を切り返し相手を翻弄していくことが多い。 同じくオランダ出身であり栄光のミランカルテットの一人である フーリアが得意とする『直角フェイント』が良い例といえるだろう。 イスラス「(あの人ほどどんな難しい角度にも切り返すにはまだまだだが、俺のスピードならいける)」 Cローロー「(くそっ、こいつ……間違いない。この動きはイスラスだ。 俺たちを、森崎を裏切った憎き相手。だけど……駄目だ、迷うな。迷っている暇なんかない!)」 仮面をつけることで身の安全は保証される。だが、その代償に相手の顔すらも認識できなくなってしまうのだ。 それでもこの独自のフォームは短い間であったが共に過ごし練習に励んでいた彼のドリブルだと確信する。 イスラス「(俺に出来るのはこいつらに勝ち、奴のサッカーが間違っていることを証明してやることだけだ)」 言葉は要らない。必要なのは勝利か敗北か。勝ったほうが正しく、負けた方が間違っている。 これまでの歴史もそうして築きあげられてきたのだ。そしてそれはこれからも変わらない。 イスラス「…らあっ!」 ヒュッ…ギュンッ!! Cローロー「うっ…は、はやい…」
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0ch BBS 2007-01-24