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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[581]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:50:22 ID:??? クリス「マルス様。私はまだ未熟な騎士です。だから迷っているんだと思います。 人を信じる絆の強さは、マルス様や森崎さんを見ていればわかります。 ……でも、やっぱり怖いんです。その信頼はいつ、どんな状況でも本当に壊れることはないのかと」 マルス「信頼という言葉だけなら誰でも紡げる。そしてその言葉は一瞬で裏返されることもある。 僕もそれは分かってはいるんだ。でもね」 マルスは懐から藍色に輝く勲章を取り出す。アリティア中の憧れの的である正騎士を表す勲章だ。 マルス「信じることをやめてしまえば、この勲章もただの飾りになってしまう。 騙されようとも、裏切られようとも、それでも相手を信じ続けることが出来た時。 ……初めて『信頼』というものが生まれるんじゃないかな」 カタリナ「……騙されようとも、裏切られようとも……」 マルス「だから僕は明日、この勲章を君たちに託したい。アリティアの名の下に、誇りある近衛騎士として僕の傍で仕えて欲しいんだ。 君たちが立派な正騎士になれる日が来ることを僕は信じ続ける。だから君たちも、信じて欲しい。 僕が立派な王になれるように。この国が豊かで笑顔であふれるように。そして、大陸に真の平和が訪れるようにと」 ジェイガン「その勲章を身につけるからには信条を行動に移すことを義務付けられる。 覚悟せよ。お主たちはマルス様とともに、このアリティア王国を支えることになるのだから」 ルーク「おっしゃあ!正騎士になったからには次は一人前の聖騎士を目指さなきゃな。 ゆくゆくは大陸最強の聖騎士の称号も得て……うひひ、夢が広がるぜ!」 ロディ「この身に余る光栄だ。まずは家族に報告したい。幼い兄弟たちに、自慢できそうだ」 ライアン「これからもクリスさん、いいえ、クリス隊長の元で立派な騎士を目指して頑張りますね!」 セシル「そういうことね。今までありがとう。そして、これからもよろしくねクリス!」
[582]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:51:36 ID:??? クリス「あ、あはは…なんだか改めてそんな事言われるとちょっと落ち着かないわね……」 セシル「なになに〜照れてるの?意外と可愛いとこあるじゃない。ね、カタリナ?」 カタリナ「はい。クリス…。クリスと私が会ってから今まであっという間でしたね。 私、忘れません。今まであなたと一緒に入られたこと……絶対に」 クリス「どど、どうしたのよカタリナ。急に改まって。私たちはこれからも今までどおりよ。 あなたの軍略があるからこそ、私は輝けるの。だから、ね?」 先程から何か様子がおかしいカタリナを心配そうに覗きこむクリス。 カタリナは恥ずかしいのかなかなか目を合わそうとしてくれない。 カタリナ「……クリス。あの、あのですね。……私……」 バ ァ ン ! ! 城の兵士が火急の出来事だと言わんばかりの形相で玉座の間に飛び込んできたのだ。 ジェイガン「何事だ!騒々しい!」 兵士「も、申し上げます!し、襲撃です!何者かがこのアリティア城に侵入を!」 ジェイガン「!? なんだと……賊は何人だ!?」 兵士「わ、わかりません。気がつけば城内に…すでにあちこちに火の手をあげられて…」
[583]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:52:38 ID:??? ジェイガン「ええい、宴で気の緩んだ所を狙ってきおったか。分かった、儂が前線で指揮を執る。マルス様、どうかあれを」 マルス「うん。分かった」 マルスはクリスたちに先程取り出した『正騎士』の勲章を渡していく。 ジェイガン「受勲の儀式は後回しになってしまうが、お前たちにアリティア近衛騎士の初の任務を申し付ける。 この玉座の間と、マルス様をお守りするのだ。分かったな」 ルーク「お、押忍!」 ロディ「了解しました」 ジェイガンは慌ただしく這いずりまわる兵士を叱咤しつつ、賊が侵入したという場所へと向かった。 既に1時間は過ぎただろうか。煙の匂いや喧騒の声が徐々に近づいてくるのが分かる。 まだ玉座の間に賊の侵入はないものの、このまま待機していては危険なのではと誰もが思い始めていた。 ルーク「おいおいおい、なんだかやばくないか?俺たちも加勢しに向かったほうが…」 ロディ「心配ない。城内は大勢の兵が守っているはずだ。いざとなれば賊の数人など……」 カタリナ「……数人ではないですよ。50ほどの一兵団と呼んでいい規模の集団です」 クリス「カタリナ…?」 この緊急事態に努めて冷静な口調で語りだすカタリナの様子にクリスは嫌な予感を覚えながら首を傾げた。 カタリナ「後夜祭の宴でただでさえ気が緩んでいる兵士など、カカシのようなものです。薬も盛られていますから」
[584]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:54:14 ID:??? ライアン「薬……?な、なんの話をしてるんですかカタリナさん……」 カタリナ「城内を自由に動ける内通者がいれば兵に一服盛るのも、仲間を手引きするのも簡単にできます。 だから信用されるまで、何日も何日も過ごして機会を待つ。そういう命令だったんです」 コツ、コツ、コツ。 セシル「カタリナ!ちょ、ちょっと何処行くの!勝手に外に出ちゃ危ないわ。そっちからは……!?」 賊たちの声が。そう言おうとした瞬間、セシルは気づいてしまった。 彼女の言葉の意図が。何故こうも容易く賊の侵入を許してしまった原因が。 セシル「…………うそ。嘘よねカタリナ。こんな芝居、冗談じゃすまないっての!」 クリス「待ってカタリナ!待ちなさい!」 カタリナ「私はカタリナではありません。…すみません皆さん。 私の本当の名前は『アイネ』。このアリティア城に侵入した賊の仲間。 私の目的はただひとつ。英雄王マルス。あなたの暗殺です」 紫色の炎が地面を走る。玉座の前に立つマルスの足元の絨毯が一瞬で灰のかけらへと変貌する。 マルス「――!」 アイネ「……これが、私の『夢』なんです。ごめんなさい、クリス……」
[585]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:56:16 ID:??? 森崎「あちいあちいっ!城の中がまるで火の海じゃねぇか。玉座の間は……ええと、どっちだったけ?」 ただでさえ道に迷いやすい構造の城が、炎が舞う所為で方向がうまく定められない。 とにかく玉座の間へたどり着けばきっと誰かがいるはずだ。森崎は炎をかき分けながら突き進んでいく。 ★炎の道を抜けて→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→カイン「マルス様、何処におわす!」カインと合流したぞ ハート→シーダ「マルス様は、マルス様は無事なの?」シーダと合流したぞ スペード→オグマ「あちらこちらから妙な仮面が襲ってきやがる」オグマと合流したぞ クラブ→リフ「ひええっ、森崎殿ー助けてくだされー!」リフと合流したぞ JOKER→エリス「皆さん、落ち着いてこちらの方に避難を!」エリスと合流したぞ
[586]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 12:56:32 ID:??? ★炎の道を抜けて→ ハート2 ★
[587]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:10:06 ID:??? ラムカーネとまたやるのかキャプテン森崎と中山さんディスクられるのはもう見たくない…
[588]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:11:24 ID:??? 完全に別の話なのだからそこまで気にすることじゃないだろ
[589]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:24:26 ID:??? 傲慢で脅迫したり暴力もふるってキャプテンに就任した森崎、本来ない才能を与えられて輝く中山政男 彼らにそれを望んだのは参加してた人達だったわけだから 咎められたり悪役として否定されると、釈然としない気持ちが生まれるのはわからないでもないが…… 上のほうで闇のオーブも必要ってあたり、変化はある筈。 不満あるならぶちまけるより選択で変えていけばいい。 それが参加式の醍醐味だよ
[590]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 14:25:26 ID:??? 中山さんはともかく、キャプテン森崎のほうは悪い部分だけを抽出した感じだろw 仲間を信じるのと、手駒としか考えてないのは、両立してたりするしな。
[591]森崎名無しさん:2012/06/16(土) 14:28:41 ID:??? 最近の森崎はともかく初期森崎は普通に結構外道である それに本編森崎はキャプテンにも正GKにもなれて能力もトップクラスというのがあるからな もしそうなれなかった場合はもっと外道に走ってたと思うよ
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0ch BBS 2007-01-24