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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[817]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:26:29 ID:??? アリティア城での賊侵入の騒ぎは夜明け前にはすっかりと収まっていた。 幸いなことに地球側からの招待者たちには気取られること無く、 事件はアリティアの既視たちの胸の中だけに秘められることになる。 翌日。クリスたち従騎士にとって、待望の夢だった正騎士昇格の儀式の日。 そして森崎にとって、アカネイア大陸に別れを告げ己の夢の挑戦のために新たな異国へと旅立つ日でもあった。 ★それぞれの出発→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→受勲式が終わるまで時間が出来た。最後のあいさつをして回ろう スペード→すぐに戻らないといけなかったが、受勲式を後回しにしてまでみんなが見送りに来てくれた クラブ→もうフライトの時間が迫っていてすぐに戻らないといけない?そ、そんなァ… JOKER→受勲式の会場にて。森崎はマルス達から聞いた仮面の男のことを思い出していた。
[818]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 22:27:02 ID:??? ★それぞれの出発→ スペード5 ★
[819]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:24:19 ID:??? ★それぞれの出発→ スペード5 ★ >スペード→すぐに戻らないといけなかったが、受勲式を後回しにしてまでみんなが見送りに来てくれた 片桐「では、我々はそろそろ失礼致します」 ニーナ「サッカーという文化に、共に実りあらんことを遠い異国の地から祈っています」 アリティアカップを終え、肉体的にも精神的にも『プロ』としての力を身に付け始めている日本リーグの選手たち。 そしてドイツ・ブンデスリーガへと挑戦する森崎有三。 彼とチームを共にする若き司令塔シェスター、核弾頭マーガス、黒豹ビクトリーノ。 そして引き続き日本サッカー協会とアカネイアサッカー協会のパイプとなるべくモロドフが日本へと戻る時間がすぐそこまで迫っていた。 森崎「今頃あいつらはマルスから勲章をもらっている頃かな?」 シェスター「俺たちドイツの人間からしてみれば、異例の事態だけどな。 腕っ節さえ良ければ出生を問わずに騎士の位を授けるだなんてイカれてるとしか思えない」 マーガス「だな。まぁここらの話はそれぞれのお国柄の事情もあるはずだろう。 2年前の戦争で多くの兵士が傷つき倒れたのが原因って話だったし」 ビクトリーノ「……紛争ってのはどこの国にもあるからな。この間のワールドユース大会も 噂じゃ紛争のせいで中止になるまで追い込まれたって聞いてるぜ」 森崎「えっ、それってマジかよ」 片桐「マジもマジさ。一時は開催地を日本に移すことも検討されたが、 ブラジルの協会の方が尽力されてな。特にロベルト本郷氏の力がなければ大会自体がなくなっていた可能性もあった」 森崎「へ、へ〜。あのおっさんにそんな権力があったとはね」
[820]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:25:57 ID:??? 片桐「おいおい、仮にも元ブラジルの10番を背負った男になんて口の聞き方だ。 確かに少々奇異な噂も聞いているが、彼のような選手としても監督としても大成した人物は稀だぞ」 森崎「(まぁそんなロベルトが指揮したブラジルユースを倒したのが俺たち全日本ユースなんだけどな。ウッシッシ)」 ニーナ「それではモロドフ殿、よろしくお願い致します。なれない異大陸の生活を押し付けてしまうことになってすみませんが…」 モロドフ「いえいえ、住めば都という言葉もあります。今ではすっかり日本食が口にあうようになってしまいまして。 森崎殿、私も暫くの間はお主と共にドイツに滞在する予定となっております。 以前のように手紙の受け渡しなどもお任せください」 森崎「そうか、モロドフさんは一緒に来てくれるんだ。なんだかちょっとホッとしてるよ」 アカネイア大陸のあらゆるものと別れる覚悟もあっただけに、内心安心する森崎。 だが、肝心の別れの瞬間に見送りが一部の人間だけというのも少しさみしいところである。 森崎「……いろんなことがあったなァ。辛いことも悲しいこともあったけど、それでも俺はこの大陸のことが好きだったんだと思う」 目を閉じればすぐにでも思い出せる数々の風景。もしかすれば幸運だったかもしれない。 なぜなら、いざ彼らに見送られては別れが名残惜しくなり夢へと足を踏み出す勇気が鈍ってしまうかもしれなかったから。 森崎「……よし、そろそろ行こうか。俺の次の戦場はドイツ・ブンデスリーガなんだから!」 最後にアリティアの雄大なアンリの丘を瞳に焼き付けてから地球へと続く異界の扉に足を踏み入れようとする森崎。だが、その時―― バ コ ォ ン ! !
[821]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:28:14 ID:??? ボールが蹴りこまれる音が耳に入ってくる。反射的に振り向きそれをキャッチする。 ふと顔を上げたその視界に飛び込んできたのは、本来ならこの場にいないはずの見知った顔、顔、顔だった。 森崎「み……みんな!!」 アベル「森崎、しっかりな!」 カイン「がんばってこいよ、森崎!!」 トーマス「ドイツのやつらに負けるなよ!!」 マリク「君なら大丈夫だ、森崎!!」 オグマ「森崎!俺たちアカネイア大陸の代表としてがんばってこいよ!!」 ライアン「世界一のサッカー選手になってください!!」 クリス「私も…いいえ、私達みんな、みんなが応援しています!!」 マルス「だから君は夢を…自分の夢を叶えてくるんだ!僕も夢を叶えてみせる! それが僕達の新しい『誓い』だ!忘れるな森崎!また、いつか必ず――」 森崎「……ああ。またいつか一緒に――」 『『いつかまた一緒に、サッカーしような!!』』 別れを告げるにはあまりにも短すぎる時間だった。互いの思いを伝えるにはとても足りない。 それでも。彼らの想い、願いはこの手にしっかりと伝わったから。だからきっとこれからも負ける気はしない。
[822]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:31:37 ID:??? 森崎「いつまでも忘れることはないさ。お前たちと共に戦った日々は。絶対に」 『前日編』第2回アリティアカップ大会編 おわり 拝啓 親愛なるアリティア王国王子マルス殿 考える暇もないほどの忙しさに身を委ねなければならない時、時の流れはあっという間だ。 俺を待ちうけていたのはプロの厳しい世界だけではなかった。 日本ともアカネイアともまた違うドイツでの生活は、少しずつ、だが確実に俺の数少ない体力を奪う要因になっていた。 それでも俺は仲間たちとの誓いを胸に、必死に戦いを続けている。今回はその戦いを少しだけお前に教えたいと思う。 ★ブレーメンでの待遇→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→なんと初日から正GKを任されることになったんだ。すごいだろ! スペード・クラブ→カタネッチ、アルバートなどの先輩たちとレギュラーの座を争ってるぜ。※数字が高いほど森崎が優遇 クラブA→調整も兼ねて2軍からのスタートだと。フロントはまるで見る目がなっちゃいないぜ… JOKER→ここ数試合俺の大活躍のお陰で無失点記録が続いちゃってリーグ制覇も夢じゃないぜ!
[823]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:31:56 ID:??? ★ブレーメンでの待遇→ スペードJ ★
[824]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:48:18 ID:??? ★ブレーメンでの待遇→ スペードJ ★ >スペード・クラブ→カタネッチ、アルバートなどの先輩たちとレギュラーの座を争ってるぜ。※数字が高いほど森崎が優遇 監督「…今日のスタメンは森崎で行くぞ」 森崎「う、うっす!(よっしゃ、これで4試合連続スタメン。こりゃあレギュラー安泰も近いかな)」 監督「お前の課題は分かっているな。貴重な交代枠をGKのために使うほどうちのチームは層に余裕はない。 フルタイムゴールマウスを守れるペース配分を実践で学んでこい」 カタネッチ「(どうせまたミドルシュートボカボカ撃たれてハーフタイムまでが限界でしょー)」 アルバート「(若い選手特有の豊富なスタミナが欠けているというのも珍しいが… 彼のセービングスキルは間違いなく本物だ。無論、体力の続く限りではあるが)」 二人の先輩選手を押しのけ、一軍のゴールを任されることも多くなってきたんだぜ。 まぁこれも俺の努力の賜物ってやつかな、ナハハ。 ところでうちのブレーメンってチームは正直なところそんなに強くない。 弱いってわけじゃないんだが、どうにも他のチームほどに優れた所が少ないのが現状でさ。 ……悔しいが、さすがは『プロ』の選手たちだ。既に俺の弱点は研究しつくされてしまっていて、 ミドルシュート攻勢で攻め立てられると正直厳しい。 DFの柱を任せられる選手がいないってのは厳しいものだって実感してるぜ。 そうそう、DFといえばクリスたちはどうしてるんだ?近衛騎士としてしっかりと働いてるのかね? 一応俺も教官として指導した身だからな。……ま、あんまり褒められた指導はできなかったけどな。 そうそう、話は戻るけどうちのチーム事情のことな。上位にふんぞり返っていやがる 『ハンブルガー』や『バイエルン』を打ち負かすために、ついにうちのフロントも動き出してな。 チームを補強するべく、この間俺たち選手一人ひとりに提案を聞きに来たんだよ。確かその時は――
[825]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:51:21 ID:??? ☆なんて答えたかな? A 守りは俺がいるからきっと大丈夫。もっともっと高い得点力が必要だ B 中盤をシェスター一人に負担をかけすぎです。コントロールタワーが欲しいかも C マーガス、ビクトリーノと尖った能力の選手ばかりなのが悪いのかも。オールラウンダーな便利屋がいれば… D やっぱり頼りになるブロッカーが欲しい。ちょっと悔しいがDFの補強を頼むべきだろうか E ポジションを奪われる覚悟で、勉強のためにも一流のGKを呼ぶべきなのかもしれない… F この際はっきり言わせてくれ。そっちの大陸から誰か派遣してくれませんか?お願いします。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[826]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:52:44 ID:Ofx2O78k D
[827]森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:53:26 ID:nJu5QgbU D
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0ch BBS 2007-01-24